郡山市開成山公園がリニューアル!Park-PFI制度の導入で官民共創の新たな憩いの場に♪

郡山市が導入したPark-PFI。公募設置管理制度で官民共創で取り組む新しい公園のカタチ!

先日リニューアルしたという郡山市の「開成山公園」へいってまいりました。開成山公園は9か月間の大規模改修を終え、4月1日にリニューアルオープンしたそうで、なんでもPark-PFI(パーク ピーエフアイ)という行政と民間が共創する制度を取り入れたとのこと!
官民連携をずっと唱えてきた我々SATORUとしては、新たな地域の公園のかたちとして非常に気になっていたので、桜さくポカポカ陽気の中取材してまいりました!

1.綺麗にそして歩きやすくなった園内!

オルト
天気が良かった先日、リニューアルした郡山市の「開成山公園」へいってまいりました!開成山公園は9か月間の大規模改修を終えて4月1日にリニューアルオープン。新たな制度も導入して、いろいろと面白くなったとのことでとても楽しみ♪

公園内にはいると案内掲示板があります。見ると今までなかった施設などもたくさん。さっそく散策していきましょう!

郡山市開成山公園リニューアルオープン
まず目に入ったのがこちらの地面。この赤い地面は園内を一周ぐるっとしているそうで、「開成山フロンティアロード」というランニングコースだそうです。素材が競技場の様な感じでとても踏み心地がいい!

そしてコースの上には郡山と開成山公園のあゆみが要所要所にプリントされているそうで、すごろくみたいに歴史を学べて楽しい♪

郡山市開成山公園お花見
この日はちょうど桜が満開で、コースもとても綺麗♪桜をみながらランニングをする方もたくさんいましたよ!

郡山市開成山公園リニューアルオープン
少し散策をしていくと以前は自由な砂利の広場だった公園の中心が、綺麗な大きな広場になっているではありませんか!何でもここは「フロンティア広場」というそうで、様々なイベントにも対応できる空間になったそうです♪

郡山市開成山公園施設概要
フロンティア広場は一面芝が敷いてあり、屋根の下は人工芝になっていました。バレーをしたりピクニックをしたり、みなさん思い思いの過ごし方をしていましたよ!

福島県郡山市の公園
公園内の至るところには植物が植えてありました。お花の苗もたくさんあったので、これからが楽しみですね♪

2.Park-PFI制度でテナントも入って賑やかに♪

フラットホワイトコーヒーファクトリー
そして今回のリニューアルで一番変わった点が、民間のテナントが園内に入ったということ!これは郡山市がPark-PFI(パーク ピーエフアイ)という制度を導入して、この公園をリニューアルしたからなのです。

Park-PFIとは別名「公募設置管理制度」ともいい、これまでは各自治体が整備・運営してきた公園を、民間の資金と技術力を活用して運営していこう。という新しい制度で、官民共創の取り組みなのです!

郡山市開成山カフェ公園内
そしてそのスタートアップとして、リニューアルオープン時には福島や宮城に6店舗を構えるカフェ「FLATWHITE COFFEE FACTORY(フラットホワイト コーヒー ファクトリー)」をはじめ、美容室やガーデニングショップがテナントに入っておりました!

郡山市開成山公園リニューアルオープン
店内をのぞくとどこも大盛況!買ったコーヒーを園内のベンチで飲んだり、コーヒー片手にガーデニングショップを見たりと、公園らしいとても居心地のいい雰囲気です♪

福島でペットが大丈夫な公園
ガーデニングショップの一角には、ワンちゃん用のコーナーも!開成山公園はリードをしていればペットと一緒に歩けるので、ペット好きな方にも嬉しいですね♪

郡山市開成山公園官民共創
向かいのエリアにもこのように空きテナントがズラリ。ここにもいろんな民間企業が入ってくることを考えると、とてもワクワクしますね!

3.なんと公園内にバレルサウナを発見!

郡山サウナ施設
そのあとも園内を歩いていると、なんとテナント横にバレルサウナが‥!

郡山サウナアウトドア施設
これは展示用でおいてあるそうで、中に入ることもできます。なんとこれから実際にストーブも設置され、サウナ体験もできるようになるそうですよ♪

4.園内には災害に備えた様々な仕組みも。

郡山市開成山公園リニューアルオープン災害対策
東日本大震災や今年の元日に襲ってきた能登半島地震など、近年世界的に自然災害が猛威をふるっていますよね。実はこの開成山公園はそんな災害にも備えているのです!そのひとつがこのぱっと見なんてことの無いベンチ。

郡山市開成山公園かまどベンチ
このベンチの下を覗き込んで見てみると、こんなステッカーが貼ってあります。そうなんです、このベンチ災害時には形を変えて火を起こせるかまどとして使える「かまどベンチ」なのです!これすごいですよね。

このベンチは園内に9基用意されております。またこの他にも災害でトイレが使えない時に仮設トイレが設置できるよう、仮設トイレ専用マンホールも10基備えられているのです!いざというとき、こういう備えがとても大切になりますよね。素晴らしい。

5.官民共創で新しくなった開成山公園へ行ってみてね♪

Park-PFI公募設置管理制度
今回は4月1日にリニューアルオープンした、郡山の開成山公園を取材してまいりました。我々SATORUは地域事業に携わる中で、「連携」がとても大切だと考えております。

そして、その中でも官民連携(行政と民間の連携)はどの地域でも課題となっており、様々な場面や機会でその重要性をずっと唱えてきました。

Park-PFI公募設置管理制度福島県
今回の開成山公園のリニューアルにあたって郡山市が導入したPark-PFI制度、別名「公募設置管理制度」はまさに新しい官民共創の形といえます。この制度によって、自治体は財政の負担を軽減することができながら、民間事業者は公園を一体的に整備して質や集客力を向上させ、収益を生むことができます。そして、ここに来る私たち利用者は公園内での楽しみ方が増えるという、全ての方向にメリットが期待できる素晴らしい取り組みだと思います。

この制度を導入する公園は全国各地で広がっていて、須賀川市の翠ヶ丘公園や東京都新宿区の明治公園なども新たな賑わいを生み出しているそうです。ぜひもっと広がっていって、官民の協力でいい化学反応が起こってくれればいいですね!

綺麗になって楽しくなった郡山の開成山公園、ぜひあなたもお子さんやお友達、ご家族と遊びに来てみてはいかがですか?♪

『開成山公園』

〈住所〉〒963-8851 福島県郡山市開成1丁目5
〈駐車場〉 有(有料)
〈お問合せ〉 パークセンター:024-934-8733
〈公式HP〉https://www.kaiseizan-park.com/

この記事をシェアする

よく読まれている記事

PICK UP

福島県の”奥会津ならでは”の体験がズラリ!「奥会津体験博覧会 せど森の宴2023」が今年も開催!

ファイヤーピットをDIY!石を使って庭に焚き火スペースを作る!#3

【サウナー必見】 酒蔵 × サウナ?! 茨城・水戸の酒蔵『明利酒類』で初のサウナイベント開催!

ワーケーションにもオススメ!キャンピングカーでオロロンラインを走り、日本最北端を目指す北海道旅!

ウワサのROOT.COのMAG REELは、キャンプから日常使いまでベストな相棒だった!!

北海道旅行の見どころ満載! 道北のオススメ観光スポットを巡る3泊4日の旅!

RANKING

Scroll to Top