古民家再生DIY!キッチンスペースのDIYリフォームへの道〜番外編① 枠が外れない?!床下収納のクッションフロアーの貼り替えに挑戦〜

床下収納庫の枠が外れない!?そんな時のクッションフロアーの貼り替え方はどうすればいいか?

食品や掃除用具など、あると便利な床下収納庫。でもキッチンのクッションフロアーをDIYで貼りかえたいときは、ちょっとした邪魔者になってしまいます。しかも古い床下収納庫はフレームがうまく外せないといったケースがあります。今回はそんな所にクッションフロアーを貼る時のコツをまとめてみます。

1.古民家の床下収納庫

古民家の床下収納庫床下収納庫のフタのクッションフロアを貼り替え
クッションフロアを貼り替え中の古民家のキッチン周りで。ここの床は、床材に直接ビニールシートが貼られているものだったので、クッションフロアを「貼り替える」というよりは直貼りするような形で進めています。床下収納庫においては、直貼りするにしても上に貼ったクッションフロアーが枠の高さを越えてしまうので、段差になってしまうコトが予想されました!

すると、2つの床下収納庫はどのようにクッションフロアを貼って行けば良いのでしょうか?通常であれば、
①床下収納庫の枠を外す。
②クッションフロアを貼る(クッションフロアが剥がせれば剥がしてから)
③フロアを飲み込ませて枠を再びはめ込む

この3工程で進めるのがセオリーです。しかし今回、この最初のステップ「枠を外す」ことができないという問題にぶつかりました!
床下収納庫のクッションフロアの貼り替え
壁紙の貼り替えの時のコンセントカバーでもそうですが、貼り替えるときには障害物は外してから、切りしろを隠す様に再び付け直すもの。この枠は、ネジを外しても外せず、無理に外そうとするとフレームを変形させてしまいます。。。

やり方が思いつかずに幾日か悩んだ末・・・良いアイディアを教わりました!

2.枠が外せない場合はどうするか?

床下収納庫のクッションフロアの貼り替え
用意するのはインパクトドライバーとカッター!これだけです。枠が外せないんであれば、床材に貼り合わせてある表面だけ剥がしちゃおう!という作戦です。今回は、
①カッターで枠の周囲に切り込みを入れる
②表面のクッションフロアを剥がす
③新しいクッションフロアを貼る

こんな工程で進めて行きます!表面は新しく貼るクッションフロアとほぼ同じくらいの厚みのため、それを剥がすことができれば新しいクッションフロアが貼れるというわけです。フレームの高さを越えないようにフロアを貼れれば合格!というわけで、こんな方法で解決します。
床下収納庫のクッションフロアの貼り替えまずは周囲のフレームに沿ってカッターで切り込みを入れていきます。割と固い素材だったので力がいりますが、沿わせて切るだけなのでほとんどコツはいりませんでした。
床下収納庫のクッションフロアの貼り替え床下収納庫のクッションフロアの貼り替え周辺から少しずつ表面のフロア材を剥がして行きます。既製品として工場で圧着されているので結構力が要ります。

3.表面のシートを剥がすとこんな感じ!

床下収納庫のクッションフロアの貼り替え床下収納庫のクッションフロアの貼り替え
剥がし終わるとこんな感じになります!フレームの高さもほぼ新しく貼るクッションフロア厚みとほぼ同じくらい!あれだけ悩んでいたのにやり始めると驚く程簡単でした。。。
床下収納庫のクッションフロアの貼り替えここは場所によっては取れない場所もありましたが、取っ手の部分もネジを緩める事ができるようであれば取っておくと綺麗に貼れます。フタ4枚中2枚は外す事ができました。

4.あとはクッションフロアーをカットして貼るだけ!

床下収納庫のクッションフロアの貼り替えこんな方法でひとまず床下収納庫の表面を剥がす事ができました。あとはここに両面テープをはってクッションフロアを張り込むだけです。枠が外れないだけで頭を抱えていましたが、構造と仕組みを理解すれば綺麗に解決です。DIYなので正攻法ばかりではありませんが、考えて工夫すれば何となく形にはなるもの。引き続きクッションフロアの貼り替え作業を完成させていきます!
▶古民家再生DIY!キッチンスペースのDIYリフォームへの道〜番外編② クッションフロアーを床下収納に貼ってみた!〜

masaki umino
masaki umino
茨城県出身。大学卒業後、企業での営業経験を経て株式会社SATORUの創業メンバーとして参画。2017年に福島県昭和村へ移住後、地域活性化プロジェクト「SHARE BASE Project」で自社サービスの開発・運営・管理や各種ディレクション、webライティングを行っている。