地域のこれからをみんなで共有する「奥会津の未来を考える検討会」を開催いたしました!

昨年から実施してきた地域産品販売促進事業の最後のプログラム『奥会津の未来を考える検討会』をシェアベース昭和村で開催いたしました!

僕たちSATORUが昨年より携わっている奥会津の事業「地域産品販売促進事業」。この事業では他の地域の話を聞き、新しい” 学びとキッカケ” を得るための「カンファレンスイベント」。奥会津事業者のリアルな声や想い、課題について触れ、みんなで一緒に考える「奥会津視察」と実施してきました。

そして先日、奥会津の” これから” について、みなさんと一緒にポジティブに考える「奥会津の未来を考える検討会」をシェアベース昭和村で開催!そんな本事業最後のプログラムである検討会の内容と様子をレポートしていきたいと思います!

1.記録的な大寒波の日に開催した「奥会津の未来を考える検討会」。


奥会津シェアベース昭和村
検討会開催の日は残念なことに、あの記録的大寒波の日‥。しかし、そんな悪天候の中にも関わらず、参加予定者の方々は定刻通りに集まってくださいました!前日に頑張って駐車場のスペースを作ったかいがありました。

福島県スタートアップ事業
カンファレンスイベントでは他の地域の話を聞き、新しい” 学びとキッカケ” を。そして、続く視察では奥会津事業者のリアルな声や想い、課題について触れみんなで一緒に考えました。
それらを踏まえた上で今回の「奥会津の未来を考える検討会」では奥会津の” これから” について、みなさんと一緒にポジティブに考えていきたいと思います!

▼この検討会の前に行ったカンファレンスと視察の様子は下の記事からご覧ください!
●「学び」と「気づき」のカンファレンスイベント『これからの奥会津の未来を地域産品から考える会』
●奥会津事業者の生の声を聞いて考える「奥会津の未来を考える視察ツアー」を開催しました!

2.検討会ワークショップテーマ ①「今の自慢について」。


福島奥会津学びのワークショップ
検討会はワークショップを中心に実施いたします。ワークショップのテーマは「自慢」。やはり東北人は自慢をすることが苦手な地域柄なのですが、地域産品から未来を描いていくためには自己分析をきちんとできなくてはなりません。

まず最初に現状での事業や地域の自慢をテレビなどのメディアを通して全国に発信・紹介することを想定して、どんなコト・モノがあるのかを地域と事業の両面から出していただきました。
これにより改めて自身の環境を見直していただくとともに、P R ポイント。つまり現在ある魅力や武器の洗い出しを行います。

奥会津の未来を考える検討会
考える時間を設けたのちに回答が出揃った「今の自慢」は、各自に発表していただきました!たくさんの自慢が発表されましたので、抜粋して下記に記載いたします。

【事業自慢】

・全国でもトップクラスの高齢化地域でありながら、若いスタッフが5人もいる
・新世代による新しい酒造りを行なっていること
・県内では唯一の会津地鶏の飼育・食鳥処理、販売までを一貫して行なっている
・東京や大阪などの専門店で自社の商品(鶏肉)を使ってもらっている

※一部抜粋

【地域自慢】

・全国新酒鑑評会9回連続金賞数日本一
・日本有数の桐の産地であるということ
・只見線、JR東日本一の景観があること
・日本一あたたかい、高温度の天然炭酸温泉がある
・ミノやカサなどの昔の文化がそのまま残っていること
・まだ何もないからこそ、可能性や伸びしろしかないこと

※一部抜粋

参加者自らの言葉で発表することによって、他の参加者にも別の地域や事業者について理解を深めていただくことができたとともに、全員で現状の武器(魅力)を把握することができました。

3.検討会ワークショップテーマ ②「未来の自慢について」。


東北福島奥会津の勉強会
次は「これからしたい自慢」をみなさんに考えていただきます。これからしたい自慢とは事業や地域がこれからなってほしい「理想( 未来) 」であり、それらを話していくことで未来についてイメージを深めながら考えるとともに、それに必要な要因やタスク、障壁の洗い出しを行なっていきます。

地域活性化プロジェクトテレワーク
「これからしたい自慢」も一人一人発表いただき、みなさんでそれら実現に必要な要因やタスクを出し合って考えていきました!こちらも抜粋して記載させていただきます。

【これからしたい事業・地域自慢】

●会津地鶏の希少部位をが食べれる飲食店を作りたい
〈必要な要素〉
⭐︎店長やスタッフ
⭐︎開店資金

●町同士を霧幻峡で繋ぎたい
〈必要な要素〉
⭐︎地域の理解
⭐︎舟・船着場を増やす

●高齢化+過疎地域の対策モデル地域に
〈必要な要素〉
⭐︎地域内の対話増加
⭐︎考える会を継続実施

●ECOなエネルギーで地域を移動できる無料のモビリティがある地域に
〈必要な要素〉
⭐︎Eバイクの導入
⭐︎モビリティ会社と協力
⭐︎エネルギーを考える

●住んでる人が一番楽しい町。楽しんでる町に
〈必要な要素〉
⭐︎道路などのインフラ整備
⭐︎自分達が楽しいことをやる
⭐︎行政の支援より参加

●古い文化を残した表面にでないDX化
〈必要な要素〉
⭐︎宿泊や観光から導入
⭐︎事業者・行政、住民の理解

※一部抜粋

地域事業のやり方
「自慢」というプラスのイメージから議論したことによって、全員ポジティブな面から現状の壁や課題について向き合い、全員で模索することができました!

4.これからの奥会津について前向きにみんなで検討。


地域問題解決へ向けた事業
「これからの自慢」に挙げられたものは一見バラバラに見えるものの、実はどれも単一のものではなく全て関連していて、これらを実現することで要因やタスクをクリアしていくことで奥会津全体の未来に繋がっているのです。

自慢発表の後は、ワークショップで出揃った奥会津の共通の問題をどのようにすればクリアにできるのかを、各々の地域や立場、目線から意見を出し合って検討しました。

株式会社SATORU
さまざまな課題の解決策として、まずはこの検討会のような話し合いであったり情報交換、つまり地域内外のコミニュケーションが必要不可欠であるというひとつの結論に至りました。
間違いなく地域問題を解決に向けていくには多くの方の意見や考え、そして理解が必要となります。今回の検討会では同じ温度感で全員が共通の認識を持つことができました。

検討会後にはアンケートもとったのですが、みなさん検討会をとても有意義な時間に感じていただいたそうで、運営としても奥会津の一事業者としても非常に嬉しかったです!

5.いろいろ感じ学んだ地域産品販売促進事業でした!


株式会社MISOSOUP
今回のこの検討会をもちまして、令和4年度の「地域産品販売促進事業」が終了となります。本事業の事前視察・カンファレンス・奥会津視察・未来検討会と通して学んだことや感じたことはたくさんありました。その中でも改めて奥会津には連携協力が求められていると感じました。

そのためには今後「対話」をしていくことが重要になります。奥会津という広域で連携するということは容易なことではありませんが、今年度本事業で実施したようなコミュニュケーションをとることや、様々な視点や立場から問題・課題を見つけ話合うこと。それらを意識の高い状態で継続し続けていくことがこの地域の可能性を生んでいくことであり、それこそが奥会津の連携のカタチを創っていくこと、奥会津が存続していくことに繋がっていくと考えております。

株式会社SATORU
奥会津は全国的にみても地方問題の最前線におり、後継者問題や人口減少などのこれから日本各地の地域がぶつかる壁に、いち早く向き合っていく地域です。だからこそ、この地域で活動していくことには大きな意義があり、これからの奥会津をはじめとした地方を救うことにつながると思っております。

そして我々、株式会社SATORUの地域活性化プロジェクト「SHARE BASE Project」では、今後もそんな様々な地域課題と向き合い分析し、その解決へ向け地域の方と一緒に手を取りながら取り組んでいきます!これからもどうぞよろしくお願いいたいします!

▼この事業を始めるきっかけの話は下の記事からご覧ください!
●地域の”課題”とは!? 奥会津で感じた地域の素晴らしさと危機感。

▼「SHARE BASE Project」公式WEBサイト
●地域活性化プロジェクト「SHARE BASE Project」

ryo suzuki
ryo suzuki
福島県伊達市出身。接客業を中心に様々な仕事を経験した後、2019年に株式会社SATORUヘ。現在は「地域活性化SHARE BASE プロジェクト」を担当し、WEBでの執筆やディレクション業務を行う傍ら、カメラマン・映像クリエーターとしても活動している。