コストコのガゼボ(東屋)を設置するために。土台のウッドデッキをDIY!! #3〜土木工事と土台組み〜

丁張りを目印に、ウッドデッキの土台作り開始!

コストコのガゼボ(東屋)を建てるため、凹凸な地面をクリアする水平なウッドデッキを作るべく、前回は丁張り作業をしていきました。今回は、丁張りを目印に、高さを揃えたウッドデッキの土台を作っていきます。これが終われば塗装と床板張り! 地道な土木作業に取り掛かります。

1.根太を張るための束石を作る。

ウッドデッキの工事
床板を張るために必要な”根太”と呼ばれる部位を通すため、一定間隔で束石に支柱を立てていきます。この支柱は4×4材を10cmにカットしたものを使い、束石の鉄板に固定。

この出来上がった支柱を、コンクリート平板の上に置き、「かけた丁張りから◯cm下がった所がテッペンになる」というのを計測して高さを揃えていきます。

ウッドデッキをDIYで作る方法
元の地面は凹凸が激しいため、ここでスコップなどを使って地面の高さを調整する必要があります。木の根などが走っている地面にはツルハシなどを使って、根を取り除きながら行っていくのですが、これがまた重労働。土を掘ってミリ単位で、30個の支柱の高さを揃えていきます。

2.支柱に根太を取り付ける。

丁張りの杭打ち
丁張りの杭打ち
最初に四方4点の高さをしっかりと決め、根太を周囲に取り付けてから内側の根太に取りかかると作業効率も◎。内側の支柱の高さは、両サイドの根太に水糸をかけて調整してあげるとズレも少なくなります。

ウッドデッキの土台作り
この段階で根太の水平をしっかりと取っておかないと、床板を張る時に凸凹になってしまうので慎重に。水糸を頼りに微調整しながら、全体の高さを合わせていきます。

DIYでウッドデッキを作る方法
ガゼボをDIYで組み立てる方法
土台には大きな荷重がかかるので、支柱に対して今回4本のビスを打ちます。一番下にコンクリート平板を敷く事で、根太にかかる荷重が分散され、完成後のズレが起きにくいようになっています。

ここまで来ると、ウッドデッキの土台らしさがグッと引き立って来ましたね! 荷重の分散のため、支柱同士の幅は900mm以下で仕上げています。根太同士の間に補強材を追加すれば、より強度が増すので、床板を張りながら補強を追加していく予定です。

3.いよいよ塗装と床板張りへ!

キシラデコールでウッドデッキを塗装する
次のステップでいよいよ塗装と床板を張る作業に入ります! 屋外用の木部塗装にうってつけの『キシラデコール』を使い、土台の塗装+木部保護を行ってから床板を張ります。

前回のウッドデッキ作りではやっていなかった、水はけを良くするためのスキマを設ける作業が超重要! その方法と手順も説明していきたいと思います。

「コストコのガゼボ(東屋)を設置するために。土台のウッドデッキをDIY!! #4〜木材保護の塗装と床板の取り付け〜」

masaki umino
masaki umino
茨城県出身。大学卒業後、企業での営業経験を経て株式会社SATORUの創業メンバーとして参画。2017年に福島県昭和村へ移住後、地域活性化プロジェクト「SHARE BASE Project」で自社サービスの開発・運営・管理や各種ディレクション、webライティングを行っている。