力強さと美しさを兼ね備える【ハリケーンランタン】! その魅力のすべてをご紹介!!
今回は優しい灯りで心まで照らしてくれる【ハリケーンランタン】を皆さんにご紹介!
美しいデザインでインテリアとしても使えるとキャンパーだけではなく女性にも人気のこのランタン、もちろん見た目だけではなくきちんと実用性も兼ね備えている実力派!!
今回はそんな【ハリケーンランタン】の使い方からオススメのラインナップまで徹底的にご紹介します!
1.【ハリケーンランタン】とは?
画像引用:99%DIY
ハリケーンランタンは「ハリケーン(嵐)の中でも明かりが消えない」というところから名前がつけられたランタンで「ストームランタン」とも呼ばれています、主に灯油を燃料とし遠征や航海に昔から使われていて約100年を超える歴史があります。
画像引用: Pharus
ハリケーンランタンは下部にオイルタンクがあるフレームと、灯りを覆う「ホヤ」と呼ばれるガラス、発熱をするマントルの大きく分けて3つ部位で構成されており、そのフレームの中は空洞で空気を循環させる仕組みとなっていて、安定した明るさを持続する事ができます。
ガスやガソリンを燃料とするランタンのようなマントルの空焼きやポンピングと言った手間がかからないので、ランタン初心者や女性でも簡単に扱う事ができるのもこのランタンの魅力です!
画像引用:越後道楽日記
最近ではキャンプなどのアウトドアはもちろん、見た目の可愛さから女性を中心にお部屋のインテリアとしても人気が高く、扱いやすいことから災害時の備えに購入されている方も多いようです。加圧式ではないため光量はそこまでありませんが、燃焼音がほぼ無音なので静かに揺れる炎を楽しむ事ができます。
色んなメーカーから様々なものが発売しているのでその選び方から見ていきましょう!
2.自分にあったハリケーンランタンを選ぶ3つのポイント!
ハリケーンランタンは色んなメーカーから様々なモデルが出ていて悩んでしまいますよね?
でもご安心くださいその中から自分にぴったりなものを選ぶための3つのポイントがありますのでご紹介します!
1. 「明るさで選ぶ」
画像引用:favorlife
ハリケーンランタンの明るさは芯の幅によって違ってきます。
芯の種類はこちら↓
・2分芯(幅 6mm) 明るさ:約4w
・4分芯(幅12mm)明るさ:約8wマイナス
・5分芯(幅15mm)明るさ:約8wプラス
・7分芯(幅21mm)明るさ:約15w
主に4種類あり芯の幅が広くなるほど光量が明るくなっていきます。
ただ芯の幅が広くなるほどハリケーンランタンの本体のサイズも大きくなってしまうので、明るさを重視するあまり大きなハリケーンランタンを買って、持ち運びが大変になってしまったということにならないよう注意ください。
2. 「タンクのサイズで選ぶ」
画像引用:ヤフオク
ハリケーンランタンの燃焼時間は燃料タンクの大きさによって変わってきます。
タンク容量が340mlで燃焼時間は約20時間、500mlだと約24時間、一番燃焼時間が長続きするものだと930mlで25時間となっています。
930mlのタンクだと燃料を満タンにしておけば2泊ほどの時間は明るさをキープすることができるので、連泊をするようの方は大きな燃料タンクのハリケーンランタンを選んでおくことオススメしますよ!
3. 「雰囲気に合わせて選ぶ」
画像引用:朝日新聞デジタル
ハリケーンランタンの大きな魅力は味わい深いレトロなデザインですよね、アウトドアはもちろん室内インテリアとして飾る方も多くいます。
見た目を左右するのはその材質とカラー、現在は鉄をベースに強度を上げた特殊鋼板製がほとんどですが使い込むほどに味わいが深まっていく、昔ながらの真鍮製やブロンズ製もとてもレトロでオススメですよ!
以上がハリケーンランタンを選ぶ際の3つのポイントです!このポイントを考慮した上で、使うシーンに合わせて自分にぴったりのお好みのランタンを見つけてくださいね!
3.点火前の準備とランタン使い方について。
それでは実際の使用方法を一連の流れに沿ってご説明しましょう!
1.点火前に芯を整える
画像引用:99%DIY
まずはランタンの平芯の両端の角を斜めにカットして芯を整えていきます。こうすることで美しい山形の炎となり、光量も明るくなって燃焼効率もアップします。またこのとき芯の周りにほつれていたり毛羽立っている糸があれば、一緒にカットしておきましょう!
2.燃料を入れる
画像引用:avant.blog
次に燃料を入れていきます、ハリケーンランタンの燃料は主に灯油なのでご家庭で使用しているもを使っていただいて大丈夫です。入れる際のポイントは注ぎ口のラインより少し少なめすることです、燃料を多く入れすぎてしまうと漏れしやすくなり、引火、火災の原因になってしまうので注意してください。
燃料を入れた後はキャップをしっかりときつめに閉めておきましょう! また最近では「パラフィンオイル」といって灯油独特の燃焼臭がしないものや、虫除け効果のあるものが発売されていますのでシーンに合わせて使ってみてもいいかもしれませんね!
3.燃料が芯に染みてから着火する
画像引用:outdoor-life-blog
燃料を入れてスタンバイしたら早速着火していきましょう。
ホヤをレバーで上げて火をつけるのですが、このとき芯にしっかり燃料をしみ込ませない状態で着火してしまうと、芯ばかり燃えて煙ばかりになってしまいますので、燃料を入れてから少し時間をおいて着火してくださいね。
着火をする際はライターを使っても良いですが、柄が長い方が安全ですのでチャッカマンなどの使用をおすすめします。
4.炎を調整する
画像引用:暮らしーの
着火直後はホヤの中の空気が暖まって燃料が活発に吸い上げられるので炎が大きくなります。炎が安定するまではしばらく芯の長さを微調節してあげてください。
理想的な炎の形は緩やかな山のような形ですので、横にあるツマミを回して調整してくださいね。
また明るさを求めて芯を出し過ぎるとススが出やすくなったり、芯自体が燃えて減ってしまうので出し過ぎには注意しましょう! 最初は難しいと思いますが何回かやっているうちに慣れてすぐ上手に調整できるようになりますよ!
5.炎の消し方
画像引用:hobbyroomkoho.blog
やり方は簡単で調整ツマミ回して芯を短くしていき消火します。このときツマミを消火の方に回しすぎると芯自体が燃料タンクの中に落ちてしまうので注意してください。
芯を落としたからといって発火の危険はありませんが、次に使うときに分解して芯をセットしなければいけなくなるので、ちょうどいいところで消火してくださいね。
4.オススメのハリケーンランタンをご紹介!
それではここでオススメのハリケーンランタンを何種類か皆さんにご紹介します!
・フュアーハンド(Feuer Hand) ハリケーンランタン 276
画像引用:さんかく草
フュアーハンド社の定番ハリケーンランタン。オイルタンクの容量は約340ccで、燃焼時間は約20時間です。耐久性がとても優れており航海時やヒマラヤ遠征の際にも使われているため、キャンプでも雨風を気にすることなく使うことができます。
強さの秘密は特殊なガラス部分にあり、なんと風速80mにも耐えられるといわれています。
過酷な環境で使用したい方におすすめです!
・デイツ(DIETZ) ハリケーンランタン大型 デイツ80
画像引用:楽天市場
デイツ社の大型ハリケーンランタンの人気モデル。7分芯とやや縦長のホヤで最大限の明るさをキープします。オイルタンクの容量は約930ccで燃焼時間は約26時間。
優しい炎の灯りに包まれながら静かに語り合うのにおすすめのモデルです。
・デイツ(DIETZ) ハリケーンランタン 2500
画像引用:letao
デイツ社で最大級クラスのハリケーンランタン。大型オイルタンクの容量は2500ccもあり、燃焼時間は75時間としばらく使い続けることができるのが特徴です。
このランタンは長時間使用できるのでちょっとした暖房器具としても活躍が期待できます。
春キャンプや秋キャンプなどの少し肌寒いシーンにおすすめのモデルです。
・デイツ(DIETZ) ハリケーンランタン ミレニアム 2000
画像引用:ナチュログ
中型ハリケーンランタンとして十分な灯りを確保しながら、なんと簡単な料理ができる優れもの。ゴトクと深型浅型2つのポットなどがセットになっていて、5分芯でオイルタンク容量は約510cc。
燃焼時間は約23時間と1回の給油で長時間の使用が可能です。一台で灯りと料理を同時にこなすので、荷物をコンパクトにしたい方におすすめなモデルです。
・ロゴス(LOGOS) ブロンズランタン
画像引用:Jimoty,
ロゴスの定番灯油ランタンでブロンズカラーの味のある風合いが特徴です。オイルタンクの容量は約360mlで、燃焼時間は約20時間。またアロマオイルも使用可能なので香りも楽しむことができます。
アンティークな見た目なのでお部屋で使いたい方にはおすすめのランタンです。
・ギルアード(GUILLOUARD) オイルランタン
画像引用:ナチュログ
フランスでは有名なギルアード社の手作りオイルランタン。数あるハリケーンランタンの中でもかなりの高品質で、長い間使っているとサビやすいといわれる芯の通り道は、海水がかかってもサビない作りになっているんだとか。
愛着をもって大切に長く使っていきたい人におすすめのハリケーンランタンです!
・キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) オイルランタン ブロンズ
画像引用:moganshopping
キャプテンスタッグのハリケーンランタン、ブロンズ仕上げのザインながら価格はリーズナブルなのが特徴です。サイズは大中小と3サイズをラインナップ。もっとも大きいサイズのオイルタンクの容量は約300mlで燃焼時間は約20時間です。エントリーモデルとしておすすめのランタンです。
5.まとめ
画像引用:99%DIY
いかがでしたか?見た目がおしゃれなハリケーンランタン、キャンプなどのアウトドアシーンだけでなくお部屋のインテリアとしても大活躍すること間違いなしです!
自分好みのハリケーンランタンを見つけて揺らめく炎の優しい光に癒されてみてはいかがでしょうか?