冬の終わりを告げる『山菜』。見て分かれば楽しい! 自宅でできる簡単山菜レシピと種類をラインナップ!

春の美味しい『山菜』と、その自然の恵みで作る絶品料理を大公開!

だんだんと暖かくなってきましたね、ここ奥会津の昭和村でも少しづつ春の気配を感じ始めてきました。
春になると昭和村は豊かな自然のおかげで「山菜(さんさい)」がたくさん採れるんです。まさに自然の恵みですよね!
今回はそんな昭和村で採れる美味しい山菜を何種類かピックアップしてご紹介! 山菜ごとにオススメな食べ方も合わせてご紹介します!
アイキャッチ画像引用:雪と旅

1.春の苦味『蕗の薹(ふきのとう)』

昭和村の山菜
画像引用:森と水の郷あきた
まずは春の山菜の代表と言っても過言ではない「ふきのとう」、ほどよい苦味がクセになるちょっぴり大人な味の山菜です。
このふきのとうは、春になると山菜の中でも早い時期に芽を出しますので、春の訪れを知らせる山菜としてよくニュースなどに取り上げられます。

・オススメの食べ方『ふきのとう味噌』

田舎ふきのとう
画像引用:白ごはん.com
ふきのとうはこの「ふきのとう味噌」がオススメ。その名の通り細かく刻んだふきのとうと味噌を和えて作るのですがこれが絶品なんです!
冷奴の上にのせたり炊きたてのご飯にのせて食べたりすると、もう箸が止まらなくなってしまいますよ!

2.愛らしい見た目で子供も喜ぶ『屈(こごみ)』

田舎の山菜の食べ方
画像引用:大鳥てんご
この「こごみ」は味にあまりクセがないので、大人から子供まで好きな人がとても多い山菜です。
水はけの良い湿地帯に自生しているのですが、比較的容易に見つけることができるので初心者でも簡単に採取できますよ!

・オススメの食べ方『こごみの胡麻和え』

こごみの美味しい食べ方
画像引用:しょうゆの花房
こごみは湯掻いておひたしにして食べることが多いのですが、その湯掻いたこごみに胡麻と砂糖を和えて作るこの「こごみの胡麻和え」が本当に美味しいんです!
ほんのりと優しい甘さなので、小さいお子さんも大好きになること間違いなしですよ!

3.山菜の女王『漉油(こしあぶら)』

昭和村で採れるこしあぶら
画像引用:楽天市場
山菜の女王と呼ばれている「こしあぶら」は独特の香りがクセになる山菜です、このこしあぶらは今までご紹介した山菜とは違い地面からではなく木の幹から生えています。
天然のこしあぶらは稀少性が高く珍しいのですが、ブナの木のが生えている森林で採れることが多いので、春に山歩きをしてブナの森林を見つけたら是非探してみてくださいね!

・オススメの食べ方『こしあぶらチャーハン』

こしあぶらの美味しい食べ方
画像引用:まるごと青森
こしあぶらは基本的に天ぷらで食べることが多いのですが、今回ご紹介する食べ方は「こしあぶらチャーハン」です!
もちろん天ぷらは美味しいのですがこのチャーハンはさらに絶品、こしあぶらの香りが口の中で広がりクセになること間違いなしです!

4.独特の食感が食欲をそそる『蕨(わらび )』

昭和村で山菜採り
画像引用:japaneseclass
「わらび」は春先から初夏にかけて全国的に採れる山菜で、日当たりの良い草原や原野などに群生しているので初心者でも簡単に採取することができます。
わらびは山菜の中でもひときわ灰汁(アク)が多く、そのまま食べると中毒を起こすこともあるので、きちんと灰汁抜きをしてから調理して下さい!

・オススメの食べ方『タタキわらび納豆』

田舎の山菜の食べ方
画像引用:全国有機農法連絡会
わらびの食べ方は灰汁抜きをしておひたしにするのが定番なんですが、たまには普段と違う食べ方をしてみませんか?
この「タタキわらび納豆」は納豆とわらびが合わさったトロネバ食感がなんともたまらない一品なんです、炊きたてのご飯にかけて食べたらもう絶品ですよ!!

5.まとめ

田舎で採れる山菜
画像引用:里山journal
おすすめの山菜とその美味しい食べ方をご紹介してきましたが、お腹が空いてきたんではないでしょうか?!
自然の恵みである「山菜」ここ奥会津の昭和村でもたくさん採れますので、春の味覚を食べに訪れてみては?

ryo suzuki
ryo suzuki
福島県伊達市出身。接客業を中心に様々な仕事を経験した後、2019年に株式会社SATORUヘ。現在は「地域活性化SHARE BASE プロジェクト」を担当し、WEBでの執筆やディレクション業務を行う傍ら、カメラマン・映像クリエーターとしても活動している。