じゃがいもは収穫した後が大切?畑で育てたじゃがいもの収穫とその保存方法は?

畑で収穫したじゃがいもの良い保存方法は?

じゃがいもは収穫すれば大量になってしまうもの。でも、せっかく収穫したじゃがいもなら、長持ちさせたいですよね! そんな畑で育てたじゃがいもの収穫後の保存方法に迫りたいと思います。

例年、冷涼な昭和村の気候では8月のお盆前頃に収穫することの多いじゃがいも。初めての畑でのじゃがいも栽培は、どんな風に育ってくれたのでしょうか?

1.じゃがいもの収穫の時期は?

いよいよSHARE BASE 昭和村の畑のじゃがいもを掘り起こしていきます!天候や出張の関係でなかなか掘り起こせませんでしたが、福島県昭和村でのじゃがいも収穫時期から約半月ほど遅れての収穫です。。。ところで、収穫のタイミングっていつがベストなんでしょうか?
じゃがいもの収穫の時期は?

●じゃがいもの収穫のタイミングは?
じゃがいもは、植え付けから約90日〜100日のタイミングで収穫となります。福島県昭和村では雪が溶け切り、畑の準備が整った5月頃に植るため、収穫は8月のお盆前頃に収穫されることが多いようです。

収穫の時期になると、上の写真のように咲いていた花や茎が枯れて茶色や黄色になり、しおれてきます。そのタイミングがじゃがいもの収穫の合図!晴れの日が続いた日に収穫します。
雨が降った後のじめじめした土だと、収穫の効率が悪くなる上に水分を含んだじゃがいもが腐りやすくなるそうですよ。

今年は収穫しようと思った矢先に雨が振ったり、なかなか晴天が続かなかったりと収穫のタイミングを逃していました。あまり放置しているとモグラなどの被害に合ってしまうことや、次の秋冬野菜を植える時期に後を押されていたので、隙を見て収穫開始です。

2.じゃがいもは収穫量が大量に! 効率面から収穫は大人数が◎!


じゃがいもは収穫量が大量に! 効率面から収穫は大人数が◎!

じゃがいもは収穫量が大量に! 効率面から収穫は大人数が◎!
男爵とメークインの2種類を植えていましたが、メークインは植え付けから発芽がうまくいかず、4株程しかうまく成長していきませんでした。

しかし男爵とメークイン共に、1株からの収穫量が想像以上!じゃがいもは種芋から枝分かれして大量に生育するので、収穫も人数が多くないと時間ばかりがかかってしまう重労働なんです。

今回は収穫の時期もあってか、傷が付いていたり土の中で食べられてしまっていたり腐っていたり・・・全部が完璧では有りませんが、半分程はお店で見かけるような美しいじゃがいもの収穫ができました。さて、じゃがいもの保存はここからがポイントのようです。

3.ココが重要! 収穫した後はしっかり乾燥させる。


じゃがいもの収穫はココが重要! 収穫した後はしっかり乾燥させる。

じゃがいもの収穫はココが重要! 収穫した後はしっかり乾燥させる。
じゃがいもを収穫した後は、風通しの良い日陰に1日、2日程置いて乾燥させるそうです。表面が乾いていないと、早めに腐ってしまう原因になってしまいます。ポイントは洗わずに、収穫したそのままの状態で乾燥させること。

乾燥させた後は、長時間日光に当たると光合成をしてしまい、表面が緑色になり芽が育ちやすくなってしまうので、保存する時は日のあたらない涼しい場所に、段ボールやコンテナなどに入れて保存すると良いそうです。

じゃがいもの収穫も終わり、いよいよ今年も白菜の栽培に入ります。昨年は白菜の価格が高騰していたので畑で白菜を作った事が非常に助かった記憶。今年もおいしく元気に育ってもらいたいと思います。

masaki umino
masaki umino
茨城県出身。大学卒業後、企業での営業経験を経て株式会社SATORUの創業メンバーとして参画。2017年に福島県昭和村へ移住後、地域活性化プロジェクト「SHARE BASE Project」で自社サービスの開発・運営・管理や各種ディレクション、webライティングを行っている。