古民家にミキサー車がやってきた!土台を乗せる基礎コンクリート打設へ
古民家の腐敗した土台を入れ替えるため、前回はジャッキアップして古い土台を抜きました。シロアリ被害に遭いながらも古民家を支えていた土台にお別れを告げ、新たな土台となる木材を迎えるための基礎コンクリートを打設していきます。
一般的な古民家の基礎は?
画像引用:民家園 建物の基礎部分
現在の住宅の基礎は、布基礎、ベタ基礎というコンクリートの基礎が基本になっていますね。しかしコンクリートの無かった古民家の時代には、大きな石や束石を使い、基礎同士の縁の切れたつくりになっているものがほとんどです。(ウッドデッキをDIYしたときのつくりに少し似ています。)上の写真は、わかりやすい画像を引用させて頂いています。
今回SHARE BASEの古民家の工事では、ベタ基礎のようにコンクリートで敷き詰めた上に土台の木材を置くことで、腐敗を防ぐつくりにしていきます。
ミキサー車がやってきた!
曲がりくねった峠道を越えて、ミキサー車がやってきました!間近で見る働く車はやっぱりかっこいい。。。手際よく職人さんたちが生コンを一輪車に流し込み運んでいきます。前日に大工さんがコンクリート用に枠を作っていたので、作業も順調に進んでいました!
生コンを入れて整える
土台が入る場所の下に、生コンを水平に整えていきます。何となくできそうに見えたのでやってみたかったのですが、邪魔になるだけなので眺めるだけに。
コンクリートが綺麗に打設されました!ここに新しい土台の木材が入れば、土台の入れ替えは一段落です。木材が入れば・・・と簡単に言いましたが、細かい調整、採寸が必要な専門的な工事。大工さんにはDIYしているウッドデッキについてのアドバイスを頂いたりと、プロの仕事に脱帽しっぱなしです。僕らはその間に木道の完成と雪囲いなどの冬支度も並行していかねば。完成が楽しみ!