20年以上空き家だった古民家の、個人的に気になる骨董品をピックアップ。
梅雨真っ盛り。外作業も思うように進まない状況なので、古民家内部の物を片付ける前に注目してみました。当時は価値のあったもの、今でも価値のあるもの様々ですが、個人的に気になった物を回に分けてご紹介しますね。
古民家に残された物と思い出
村の方々からは、話すたびにこの古民家での思い出話を聞く事ができます。中にある物もよく覚えていらっしゃり、懐かしく話して頂けます。中に入ると、僕らの年齢だとほとんど見た事の無いテレビやオーディオ、置物などの骨董品が残存しています。見る人によっては懐かしく感じるかもしれません。気になった物をご紹介したいと思います。
大広間のテレビ
まず驚いたのはこのテレビ。もはや型番もどれが正しいのかもわからず、ネットで検索しても画像すら出てきませんでした。画面自体は平面になっていて、ブラウン管テレビではなさそうな・・・?横には83年製の文字がありましたが、1983年当時、この50インチ近いサイズの液晶テレビはあったのか?いろいろ気になって周辺を見たり調べたりした結果、色調整などもあって、リアプロではないかということに辿り着きました。。。
正しいかはわかりませんが、画面下部の操作パネルに、「シネマビジョン ビデオプロジェクター」と書いてあったので、浅はかながらそう思ってみます。(後で詳しい先輩に聞いてみよう・・・。)リアプロは、リアプロジェクションテレビの略で、僕らの世代以前ではあまり馴染みが無いもの。気になる方は調べてみてください、画面に見立てたスクリーンの背面から内蔵プロジェクターで投影する形で表示する大型テレビの一種です。当時、ブラウン管テレビや薄型テレビで40インチ以上を実現できなかった頃、この方式のみが大画面でテレビが見られる方法だったものです。聞いた事はありましたが、実際に見た事はなかったので驚きです!詳しい方がいたら教えて下さい。。。
現パナソニックの旧ナショナル文字
僕もあまり詳しいわけではないのでいい加減なことは言えませんが、このナショナルの文字。(通称ナショ文字とも言うそう)見る方にとっては懐かしい!との声も上がるようです。僕らの世代以前ではこのロゴが使われている製品はあまり無いはずですから。少しわがままを言えば、一度このテレビを付けてどんな映像なのか見てみたい。。。
なんだかちょっとした歴史博物館に来たような気分にもなりますが、他にも興味深い物がいろいろあるので、ピックアップしていきたいと思います。