南アフリカ共和国出身の友人が昭和村に訪れました。彼と過ごした2日間の様子をレポートします！
Mahoの友人で南アフリカ共和国出身のJoshuaが昭和村に遊びに来てくれました。彼とは去年11月オーストラリアで知り合い、同じりんご農家で3カ月ほど一緒に働いていました。今回、日本に始めてくるとのことで、東京に1週間ほど滞在した後、遠く昭和村までやってきてくれました。
1. Day 1：朝起きてびっくり！
昭和村に着いたのが夜遅くだったため、その日はそのまま就寝しました。翌日起きてきたJoshuaは、「こんなに緑が広がっていたなんて昨日はわからなかった。すっごくきれい！」と山に囲まれた家の周の景色にびっくりしたそうです。
家の中を案内すると、背の高い彼は至るところで頭をぶつけていました。「日本の電車には慣れたけど、日本の家にはまだ慣れないなあ」と笑います。
2. 雪山に大感動！
この日は田子倉ダムへお出かけです。途中でお昼ご飯として金山町にある『おふくろ』で、『カツカレーミックスラーメン』をいただきました。初めて食べる日本のラーメンとしては変則的でしたが、とても気に入ってくれました。
田子倉ダムへ向かう道の途中、Joshuaがいきなり「オーマイガー！あれは雪？」と聞きます。南アフリカ共和国は雪が降らないため、旅先で一度だけしか雪を見たことがなかったそうです。ダムに到着すると、興奮して何枚も写真を撮り始めます。「エメラルドグリーンの川を見たのは初めて。この川と青々とした山のバックに雪山があるなんて最高の景色だね！今まで見た景色中で一番きれいな景色の一つだよ」と感動していました。
ダムのあとは藤八の滝へ移動しました。冷たい水を物ともせず、ぐんぐん滝を上って楽しそうなJoshua。帰り道にヘビを発見して「ヘビ」「タキ」と日本語の練習もしていました。
3. しず姉のごちそう田舎飯
夕食は近所に住むしず姉の家で手料理をごちそうになりました。 野菜と山菜の天ぷら、からあげ、鶏肉とトマトの甘酢和え、わらびとぜんまいのお浸し、なめこと豆腐のおつゆ、そば、赤飯など盛りだくさんです。日本でも、都会ではなかなか食べられない山菜をたっぷり使ったメニューでJoshuaもメンバーも大喜びでした。初めて見たと言っていたレンコンと、今が旬のウドの天ぷらが特にお気に入りだったようです。たくさんのごちそうで動けなくなるほどお腹いっぱいになりました。しず姉、本当にありがとう！
4. Day 2：裸の温泉にドキドキ!?
2日目は温泉からスタートです。外国では水着で入るのが主流なので、Joshuaにとって裸で入るのは初めてです。「じろじろ見られないかな……」と不安気になりながらも、メンバー御用達の『しらかば荘』へ向かいます。午前中だったためか私たちのほかにお客さんがおらず、Joshuaの不安も和らぎました。「気持ちいい！」と男湯から声が聞こえるほど楽しんでくれたみたいです。
5. 大内宿をぶらり。ネギ使いはお手の物？
その後は大内宿へ出かけしました。昔ながらの茅葺き屋根の大きな家々が並ぶ独特の風景が魅力です。かなり大きな屋敷だなあと感じましたが、意外とSHARE BASEの母屋も負けていないかもしれません。
昼食は名物のネギそばにしました。一本丸ごと添えられた長ネギを箸代わりにしてそばをいただきます。「ネギを切る＝縁を切る」という意味があるらしく、せっかくの縁を切らないよう、一本そのまま出しているのだそうです。Joshuaは「じゃあ縁を噛みちぎるのはいいのかな？」と冗談をいいながらも、慣れない箸よりネギの方が使いやすそうです。
酒屋で日本酒の試飲をさせてもらいました。同じ日本酒でも長く寝かせることによって味わい深くなるそうで、今年できたもの、2年目、3年目と続き、6年ものまで試飲しました。Joshuaは「全部おいしい！」と嬉しそうです。旅のお礼にと、私たちに日本酒をプレゼントしてくれました。
2日間と短い間でしたが、昭和村とその周辺を十分に楽しんでもらえたと思います。今度は冬、雪に覆われた景色を見にぜひ来てもらいたいです。
6.ご支援・仲間を募集中！
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