夏なのに雪がある不思議な新潟の観光スポット! 万年雪は長袖くらいが丁度良い?!
福島県から岐阜県に向かう旅の途中、立ち寄ったゲストハウス山楽で出会った方々に連れられて、新潟県糸魚川市の柵口温泉付近にある万年雪に案内して頂くことに!
夏でもヒンヤリ!まるで冷蔵庫の中に入ったような涼しさを感じる万年雪は、一度訪れたら忘れない不思議なスポット!
1.魚川のゲストハウス山楽で出会った方々に連れられて。
旅の途中立ち寄ったゲストハウス山楽をチェックアウトして、前日の酒盛りで話を聞いた『万年雪』に連れて行って頂くことに。夏でも雪が積もっているという場所だそうですが、話を聞いただけでは想像もできない。
雪については、日本有数の豪雪地帯である福島県昭和村から旅を出発している自分にとっては、取るに足らないものなのでは・・・?という僅かな疑念を持ちつつ、せっかくなので案内して頂きました!
2. 真夏の雪景色。想像以上の雪の量に驚愕!
宿から車で坂道を登り続けること10分程度。駐車場のように開けた場所に到着。車から降りて見渡してみれば、そこには想像をはるかに超える景色が!
立ちはだかる切り立った断崖だけでも壮大な景色ですが、その裾野にこんもりと積もっているのが雪! 雪はチリなどを吸着するので、真っ白な綺麗な雪ではありませんが、それは紛れもない雪です。
近づいてみると、この切り立った崖が権現岳と呼ばれているのがわかります。
この周辺はコンクリートで舗装されていて、あたかも駐車場のようなスペースになっているのですが、実はこのコンクリートでできている場所は雪崩を誘導するための道。よく周りを見渡すと人工的な高い壁があり、それが雪崩のルートを変えることで、崖下の集落を守る役割を果たしているんだとか。
さらに近くで万年雪を眺めてみると、雪が小さな山をいくつも連ねているようにトゲトゲしている様子がわかります。表面は固く、ザクザクとした感じの雪です。
3. まるで天然のクーラー! 冷気が吹き抜ける万年雪の洞窟。
そしてココが万年雪の注目のポイント!地表面の雪が溶けて、洞窟のように空洞になっているところは、まるで冷蔵庫のようにヒンヤリした空気が感じられるんです。
少し怖いですが、思い切って洞窟の中に入るとヒューッと冷たい風が吹き抜けています。半袖では少し寒く感じるほど!外は30度近い真夏日なのに、この雪の下では10度以下に感じられる程の超冷たい風が循環しています。
ここにたどり着くまでにじんわりとかいた汗も吹き飛びます。雄大で不思議な景色だけでなく、体感でも楽しめる万年雪。このギャップ、一度は感じて頂きたいと思います。
4. 新潟県柵口の万年雪へのアクセス。
ゲストハウス山楽の宿泊から万年雪の天然クーラー体験、寄り道にしては濃厚な時間でした。 糸魚川市には他にも、フォッサマグナミュージアムなど観光スポットが盛りだくさん!
『新潟県柵口の万年雪』は、近くに旅する機会があれば是非立ち寄って頂きたいオススメのスポットです。場所は少しわかりづらいので、近隣の肩に尋ねるか、ゲストハウス山楽のスタッフさんに聞いてみるのが良いかも?
◆新潟県柵口の万年雪
住所:〒949-1333 新潟県糸魚川市大字島道