奥会津金山の注目スポット!上質な天然炭酸水が湧き出る炭酸場へ行ってみよう!
湧き水が出るスポットは数あれど、天然の炭酸水が湧き出るスポットは日本でも数える程しかありません。福島県の金山町には、日本でも有数の上質な天然炭酸水が湧き出る「大塩天然炭酸水の炭酸場」があります!上質な天然微炭酸を味わいに行ってみました。
1.空気が澄み渡る炭酸場
国道252号線沿いに、その炭酸場はあります。252号線沿いは山と川の織りなす絶景が楽しめる道路、稲刈りの始まる季節にやって来ました。
国道沿いの駐車場に車を止め、歩くこと3分程。大塩天然炭酸水の炭酸場入り口が見えて来ます。ここまでの道のりはコンクリートで舗装されているので、トレッキングシューズなどでなくても大丈夫です。
近づいてみると、大きな看板で「炭酸水」の文字が!森林に囲まれた炭酸場は涼しく、秋に差し掛かった山あいの澄み渡る空気がとても心地よい。
早速湧き出る炭酸水を頂いてみたいと思います!
2.口に含むとわかる心地よい微炭酸の刺激
井戸から汲みあげると聞いていた大塩天然炭酸水の炭酸場。やぐらが組まれた井戸の場所には緑のネットがかけられていました。。。まさか閉鎖されてしまったのでは・・・? と思いきや、どうやら昨今の水不足により井戸は利用できない状態だったようです。新しく引水口を設け、別の所から飲めるようになっています。
用意されているコップに汲み取って飲んでみると、噂通りの微炭酸!飲み口からパチパチくるような炭酸ではなく、口に含むとほのかにシュワっとするような感覚。微炭酸というより超微炭酸という感じでした。
実は一般に販売されている強炭酸の炭酸水は少し苦手だったのですが、ここから湧き出る炭酸水は軟水・微炭酸で飲みやすさに定評があるとのこと。ゴクゴクいくらでも飲めますが、限りのある貴重な天然炭酸水なのでほどほどに。
3.奥会津金山 大塩天然炭酸水の歴史
奥会津金山の天然炭酸水の歴史は明治まで遡り、かつてはヨーロッパの天然炭酸鉱泉会社と提携し、ドイツに輸出されていたこともありました。国内でも「万歳炭酸水」として銀座に直営店を設け販売されていましたが、当時の不便な交通から休業を余儀無くされてしまったとのこと。
その後平成16年に聖水工場が隣接地に建てられ、今新たに「奥会津金山 天然炭酸の水」としてボトリングされて多くの方に親しまれています。
画像引用:株式会社ハーベス 天然炭酸の水 ONLINE SHOP
日本では上質な天然炭酸水として、あの伊勢・志摩サミットでも提供された実績もあります。2018年には、心あふれる商品・サービスを発掘・認定し、国内外に発信するプログラム「OMOTENASHI SELECTION2018」を受賞しています。
▶奥会津金山 天然炭酸の水 公式オンラインショップはこちらから
4.近くには別の「滝沢天然炭酸水 炭酸場」も!
大塩天然炭酸場から只見方面へ少し車を走らせると、もう一つの炭酸場があります。「滝沢天然炭酸水」です。大塩天然炭酸場よりはかなり小ぶりになりますが、こちらもれっきとした炭酸場です。場所によって少し味も異なるということですが、前者同様に微炭酸の飲みやすい炭酸場でした。
5.アクセス
●奥会津金山 大塩天然炭酸水 炭酸場
●奥会津金山 滝沢天然炭酸水 炭酸場