築150年超の古民家に広大なキャンプ場も開拓中! 茨城・古河市の「山川邸」に行って来た!

東京ドーム2つ分の広大な土地にワクワクがたっぷり! 「一般社団法人 まくらがDMC」が仕掛ける古民家とアウトドアの融合に注目!

「古民家」という響きにワクワクしたり、ロマンを感じたことはありませんか? 大きな屋根に開放的な広い間取り、黒く煤けた柱や土間など、随所に歴史を感じる古民家。現在はカフェに民泊など、さまざまな方法で活用されています。

茨城県の古河市、「一般社団法人 まくらがDMC」が手がける古民家 山川邸の活用方法が気になったので、お話を聞きに行って来ました。

「古民家」と「アウトドア」を掛け合わせているということで、ボクら運営する古民家秘密基地「SHARE BASE 昭和村」とも親和性を感じる、伸び代大の古民家なのでした!

1.築150年超の古民家に広大なキャンプ場も開拓中! 茨城・古河市の「山川邸」に行って来た!

築150年超の古民家に広大なキャンプ場も開拓中! 茨城・古河市の「山川邸」に行って来た!
古民家 山川邸のある古河市は、茨城県の西端、都心からも約1時間30分という立地にあります。茨城の田舎といえば山に囲まれた姿を想像しますが、山川邸のある地域は広い平野部。空が広く見える山のない地域に、木々や竹林に囲まれた古民家 山川邸がずっしりと構えています。

古河農泊プロジェクトの中心地。

驚くべきはその敷地面積の広さ! 古民家を中心に約3万坪(東京ドーム2つ分)の土地があります。ウッドデッキが設けられた場所では、各種イベントの開催に利用されたり、森林地帯ではブッシュクラフトを楽しめるキャンプ可能エリアも設けられています。

2018年には、古民家 山川邸を中心に、周辺の地域資源や人々を巻き込んだ「古河農泊プロジェクト」が立ち上げられ、地域に密着したこちらの動画のような農泊事業が展開されて来たそうです。



また建物内部は、長く続いた座敷が、古民家の風格を表現しています。完全な修復に向けてまだこれから修繕する箇所も多く残されているようですが、畳は張り替えられていて、撮影にも利用できるようになっています。
築150年超の古民家に広大なキャンプ場も開拓中! 茨城・古河市の「山川邸」に行って来た!画像引用:古民家山川邸ファンクラブ
築150年超の古民家に広大なキャンプ場も開拓中! 茨城・古河市の「山川邸」に行って来た!当時の状態が残されている未修繕の壁に触ると、歴史を肌で感じることができます。

運営・管理するのは一般社団法人 まくらがDMCの皆様。全国70支部ある古民家再生協会の茨城第一支部でもあり、実は2018年11月、ボクらが拠点とする昭和村にも視察に訪れ、木造校舎 喰丸小のライトアップやSHARE BASE 昭和村にも立ち寄って頂いておりました!

2.周辺の土地もアウトドア的に活用。キャンプ場も開拓中!

周辺の土地もアウトドア的に活用。キャンプ場も開拓中!
古民家の荘厳たる雰囲気もさることながら、注目すべきはその土地の広さ。竹やクヌギ、杉などの木々が生い茂る敷地内を、キャンプができるように開拓しているとのこと。

野営をするのに豊富な資源が揃っているこの場所では、すでにブッシュクラフトを楽しむキャンパーが訪れ、ひっそりと貸切状態のキャンプを楽しんでいるそうな。まだまだ広い土地の開拓し、景観も楽しめるキャンプ場へと整備を進めているそうです。

周辺の土地もアウトドア的に活用。キャンプ場も開拓中!
古民家のそばにはウッドデッキが敷かれ、グランピングや流しそうめんなど、イベントの開催場所として用意されています。

3.一棟貸しやグランピング。古民家 山川邸を活用したこれまでのさまざまな取り組み。

古河農泊プロジェクトでは、この山川邸を生かしたさまざまな取り組みが行われて来ました。その一例を紹介してみたいと思います。

▼古民家×ロゴスのツアー

アウトドアメーカー「LOGOS(ロゴス)」との農泊モニターツアーでは、ロゴスのグラマラスシリーズをウッドデッキにセット。古民家とアウトドアの融合を体現したイベントを実施しました。

▼贅沢!ソーシャルディスタンスnaお花見。

7贅沢!ソーシャルディスタンスnaお花見
2021年の春には、古民家とその敷地を貸し切りでのプライベートお花見を募集。コロナ禍での密を避けた活用プランとして実施し、多くのお花見難民を救うプレミアムなお花見プランを実施。

▼キャンプのスキルアップ!アウトドア教室。

キャンプのスキルアップ!アウトドア教室。
野遊びやブッシュクラフトの講師を呼び、火の付け方、ロープワーク等のキャンプスキルを向上するためのアウトドア教室を開催。ワークショップの実践フィールドとしても活用されています。

ここで紹介したのはほんの一部! 可能性が無限大の古民家 山川邸では、まだまだワクワクする構想を検討中なんだとか?!

4.ワクワクする体験やイベントがまだまだ! 古民家とアウトドアの融合に注目!

ワクワクする体験やイベントがまだまだ! 古民家とアウトドアの融合に注目!

さらに、近日開催予定は敷地内で行われる「焚き火カフェ」。小さく試験的な実施だそうですが、週末の午後〜夜を焚き火の灯りとハンドドリップのコーヒーで癒されてみてはいかがでしょうか?次回は7月7日(水)の七夕に開催予定とのこと。

詳しい情報は、こちらのFacebookページに記載されています。レンタルプランなどもあるそうですが、費用は各種条件などによって変動もするため要お問い合わせとなります。
古民家山川邸ファンクラブ Facebookページ

山川邸には、歴史のお話など、まだまだ深掘りできるポイントがまだまだ! お忙しいところいろいろとお話を聞かせてくれた「一般社団法人 まくらがDMC」の皆様、ありがとう御座いました!

お問い合わせ先:一般社団法人まくらがDMC
     TEL :0280-98-3465(メッセージは上記Facebookページから。)

masaki umino
masaki umino
茨城県出身。大学卒業後、企業での営業経験を経て株式会社SATORUの創業メンバーとして参画。2017年に福島県昭和村へ移住後、地域活性化プロジェクト「SHARE BASE Project」で自社サービスの開発・運営・管理や各種ディレクション、webライティングを行っている。