古民家再生の基礎工事|土台を支えるコンクリート基礎の打設の様子に密着!

ミキサー車がやってきた!古民家再生の基礎工事となるコンクリート基礎を打設。

古民家の腐敗した土台を入れ替えるため、前回はジャッキアップして古い土台を抜きました。シロアリ被害に遭いながらも古民家を支えていた土台にお別れを告げ、今回は新たな土台となる木材を迎えるための基礎コンクリートを打設していきます。

1.古民家の基礎ってどうなってるの?

※イメージ図

現在の住宅の基礎は、布基礎、ベタ基礎というコンクリートの基礎が基本になっていますね。鉄筋コンクリートで建物全体を支える構造になっており、耐震性や耐久性、湿気対策の面でも安定した性能を持っています。

しかしコンクリートが普及する以前に建てられた古民家では、現在の住宅とは大きく異なる基礎構造が採用されていました。一見すると不安定に感じられますが、地面の動きに対して柔軟に追従できるという特徴があり、地震の揺れを受け流す役割を持つとも言われています。また、床下に空間が広く確保されるため、風通しが良く、木材が湿気を逃がしやすいという利点もあります。

一方で、長い年月の中で地盤の沈下や水害、シロアリ被害などが重なると、石の位置がずれたり柱の土台が腐食したりして、建物の傾きにつながることも。そうした点も踏まえ、今回はコンクリート基礎を新たに設け、その上に木材を設置。腐敗を防ぐつくりにしていきます。

2.働くクルマ!ミキサー車がやってきた!

ミキサー車
曲がりくねった峠道を越えて、ミキサー車がやってきました!間近で見る働く車はやっぱりかっこいい。。。手際よく職人さんたちが生コンを一輪車に流し込み運んでいきます。前日に大工さんがコンクリート用に枠を作っていたので、作業も順調!


大きなドラムを回転させながらコンクリートを運んできたミキサー車から、生コンが次々と流し出されていきます。

職人さんたちは慣れた手つきでその生コンを一輪車に受け取り、リズムよく運搬。現場の中を行き来しながら、必要な場所へと運び込んでいきます。

3.生コンを水平に整えて基礎づくり


土台が入る場所の下に、生コンを水平に整えていきます。簡単そうに見えて難しいのがこの作業。ここが平らになっていないと全体が傾いてしまうので、見た目よりもシビアな作業が続きます。

基礎コンクリートの打設
ほぼ1日でコンクリートが綺麗に敷かれました!ここに新しい土台の木材が入れば、土台の入れ替えは一段落です。土台となる木を加工するのにも、細かい調整、採寸が必要な専門的な工事。大工さんにはDIYしているウッドデッキについてのアドバイスを頂くこともできて、感心の連続。

「古民家再生の大工技術|相欠き継ぎと腰掛け鎌継ぎで土台を設置」の記事はこちらから!

masaki umino
masaki umino
茨城県出身。大学卒業後、企業での営業経験を経て株式会社SATORUの創業メンバーとして参画。2017年に福島県昭和村へ移住後、地域活性化プロジェクト「SHARE BASE Project」で自社サービスの開発・運営・管理や各種ディレクション、webライティングを行っている。