伝統工芸・民芸品の未来を照らす!会津若松市に魅力的な体験観光施設が登場!
福島県会津若松市といえば、鶴ヶ城をはじめとした歴史的な観光施設がありながら、スマートシティの取り組みにも注目を集める町。
そしてそこには、TVにも取り上げられるほど全国的に有名な福島の伝統的な民芸品として「赤べこ」があります。そんな赤べこを見て、学んで、楽しむことができる新進気鋭の体験観光施設「アカベコランド」が会津に登場!今回は、新スポットアカベコランドの楽しみ方、アカベコランドが牽引する全国の伝統工芸、民芸品の未来への繋ぎ方とは? そんな魅力に迫ります。
目次
1.伝統工芸・地域民芸品業界の未来への繋ぎ方を示す、アカベコランドへ!
福島県は会津若松市、歴史的にもよく知られる「飯盛山」の麓に、赤べこを見て、学んで、楽しむことができる新進気鋭の体験観光施設「アカベコランド」ができたとのことで、訪れてみました!
赤べこといえば、ポップでチャーミングなその見た目から、全国にファンがいる会津の民芸品。そんな赤べこの総合ショップとしてオープンしたこの施設。単なるお土産販売店とは違う、さまざまな仕掛けが満載なんです!
もちろん、物販コーナーでは赤べこにまつわる商品がズラリ!赤べこづくしのお土産がどっさりと並びます。また、赤べこのみならず、会津若松、福島県内の美味しい食べ物も取り揃えているので、まずはさまざまなアイディアが落とし込まれた物販商品を見るのもアリ。
ここまでなら、一般的なお土産屋さんと変わらない施設に一見思えてしまいますが、「アカベコランド」というテーマパークを思わせるネーミングの通り、買うだけじゃない、「見て、学んで、楽しむ」ことができるのがこの施設の面白いトコロ! そんな魅力をご紹介していきますね。
2.赤べこを「見て・学んで・楽しむ」アカベコランドの楽しみ方!
実はこのアカベコランド、2階にも広いスペースがあり、民芸品である赤べこをさまざまな角度から楽しめるようになっているんです!その中の一部を、ここではピックアップしてご紹介したいと思います。
画像引用:アカベコランド公式webサイト
こちらは「絵付け体験エリア」。赤いボディに自分の好きな絵を描くことで、自分だけのオリジナルの赤べこを作れちゃうという絵付け体験エリア。訪れた人と一緒に、旅行の思い出としてチャレンジしてみてもいいかも!
画像引用:アカベコランド公式webサイト
こちらは「製造工程見学エリア」。民芸品といえば、古くからの技術を現代にまで継承することで受け継がれているもの。そんな職人さんの伝統的な技を間近で見られるのがこのエリア。赤べこってどうやって作られているの? そんな工程を知ってもっと好きになる、スペシャルなエリアです。
画像引用:アカベコランド公式webサイト
そしてこちらが「ゲームエリア」。その名も「GAME BEKO」。自分の描いた赤べこが競争したり、戦ったりするという、子供から大人までワクワクする新感覚のエリア。どんな遊びができるのか、ぜひ現地でチャレンジしてみて!
他にも、買うだけじゃない、赤べこをフルに楽しめるまさに赤べこのテーマパークだからこそ楽しめるコト・モノがまだまだ! この施設、なぜ今なのか、そして誰が仕掛けたのか、気になりますよね。
3.仕掛け人は『白河だるま総本舗の14代目当主 渡邉高章さん。
画像引用:ふくしまと関わるRoom!
この「アカベコランド」の仕掛け人は、福島は白河市で、「白河だるま総本舗 渡辺だるま店」の14代目当主を務める渡邉高章さんです。実は渡邊さん、白河市て家業であるだるまを主役とした「だるまランド」も手がけていて、伝統工芸品・民芸品を未来へ繋ぐ新しい取り組みを仕掛けている、福島のキーパーソン!
持続可能な観光地域の育成を目指し、ご自身のアイディアを持って地域のため、伝統工芸品・民芸品の未来のために活動しています。だるまランドもぜひ一緒にチェックしてみましょう!
▶︎だるまランド公式webサイト
4.伝統工芸品や地域の民芸品の未来を照らす、新進気鋭の商業施設から目が離せない!
古き良き伝統を、現代のニーズや目線に合わせることで、後世へと繋いでいく。そんな渡邊さんの思いや狙いが垣間見える「アカベコランド」。担い手が不足し、消滅してしまう可能性もある伝統工芸品や民芸品。そんな課題に対して固定概念を持たずにチャレンジする、注目の施設ですね!
ぜひ、新感覚の体験観光施設に遊びに行ってみては?
『アカベコランド』
〈住所〉〒965-0003 福島県会津若松市一箕町大字八幡弁天下12
〈営業時間〉 10:00〜17:00
〈駐車場〉 大型バス4台 小型20台
〈公式HP〉https://akabekoland.com/