一家に一台が理想的! デイキャンプに運動会、スポーツ観戦にドライブまでおまかせな、F/CE(エフシーイー)のクーラーコンテナに注目。
クーラーボックスといえば、ハードクーラーボックスを思い浮かべる人が多いのでは?重くて大きなハードクーラーに比べて、軽くて持ち運びカンタンなソフトクーラーは、意外と便利で出番も多いんです!
今回は、バッグ類を中心にユニークで機能的なプロダクトを豊富に揃えるF/CE(エフシーイー)のソフトクーラーをピックアップしてご紹介! オシャレなビジュアルと使い勝手の良さに注目! そしてその保冷性能は?
目次
1.まず、ハードとソフト、結局どっちが良いの?ソフトクーラーのメリットは?
ハードクーラーとソフトクーラーの明確な違いは「保冷力」、「重量」の2点でしょう。使うシーンによって使い分けるのがベストですが、ソフトクーラーのメリットは「軽さ」です。
逆に保冷力においては、YETIなど10日近い保冷力を誇るハードクーラーに比べると大きな差。とは言え、1日程度のデイキャンプ(1泊でもその日の内に使い切る量ならOK)、運動会やスポーツ観戦など、移動や持ち運びが多いシーンでは、その軽さゆえに大活躍します!
折りたためてコンパクトに持ち運べるものもありますが、ある程度の保冷力をソフトクーラーに求めるのなら、断熱材がスキマなく充填された折りたたまないモデルもオススメ。
今回はソフトクーラーでも保冷力の高い「F/CE (エフシーイー)」の「MF クーラーコンテナ」をご紹介していきます。
2.一家に一台が理想的。F/CE(エフシーイー)のクーラーコンテナのスペックは?
MFクーラーコンテナは、セミハードタイプの無縫製・完全防水のクーラーコンテナ。折りたたみはできないものの、ガッチリとした見た目の割に本体重量は子供でも持てるほど軽い重量です。(本体重量はメーカー表示なし。)
両サイドにはハンドルがあり、中身が重くなっても持ち運びが楽。さらに、ショルダー掛けもできる付属品もついています。防水仕様なので、釣りや海、プールに持ち出して水がかかってもOK。表面はマットフィルムのPVC素材で、手触り良く汚れも落としやすくなっています。
■F/CE(エフシーイー)MFクーラーコンテナ
外寸サイズ:縦約27×横約37.5×高さ約32cm(実寸)
内寸サイズ:縦約20.5cm×横約31cm×高さ約24cm(実寸)
※サイズはカタログ表記でなく実際に測った大きさです。
保冷時間:20時間氷が溶けにくい。
容量:15L
カラー:BLACK/KHAKI/WHITE
価格:24,000円(税別)
【サイドポケットが付いて収納力UP!】
片方のサイドにはポケットがあしらわれていて、栓抜きや水滴を拭くためのミニタオルなどが収納できるようになっています。(クーラー部分の止水ジップとは仕様が異なるようです。)
【気になるMF クーラーコンテナの内容量は?】
気になる内容量は、カタログ値だといまいちわかりにくかったりしますよね。実際に中にモノを入れた場合の大体の容量がこちら。
・350mlの缶 24本程度(二段に重ねて収納)
両サイドに薄めの保冷剤が入る程度。高さはほぼ目一杯になります。
・500mlのペットボトル 12本程度(立てて収納)
下か上に保冷剤を入れられる程度のスペースあり。
クーラー内に保冷剤を同梱することを考慮すると、大体コレぐらいの収納量を目安にすると良いかも?!
デイキャンプや運動会のシーンで、お弁当などの食材と数本の飲み物を冷やしておくにはちょうど良いサイズ感ですね!
3.厚みのある断熱材が特徴! 断熱材の厚みを測ってみました。
ソフトクーラーながら20時間氷が溶けにくいという保冷スペックを持つこちら。その秘密は厚くて軽い断熱材のおかげ!
【上蓋の断熱材の厚み】
上蓋の厚みはなんと実寸で4.5cm〜5cm! ソフトクーラーには十分な厚みでハイスペックさを物語っています。
【周囲の断熱材の厚み】
周囲の断熱材の厚みは2.5cm程度。上蓋ほどではありませんが、こちらも厚みのある断熱材で保冷効果を高める作りに。
また、底の厚みを計算してみると、約3cm程の厚みがあることもわかります。地面においた際に、地熱によって温度が上昇してしまうのを防ぐ効果があります。
【断熱材が重なる箇所とジップをずらして保冷力UP!】
蓋を閉めると、内側の保冷剤が合わさる場所と、ジップの位置がズレて閉まるため冷気を逃しにくくなっている所も、よく見れば保冷力を高めるためのポイントになっていますね。
所々にソフトクーラーながら保冷力にこだわった作りやクールなデザインが随所に盛り込まれたMFクーラーコンテナ。値段は大きめのハードクーラーが買えるくらいですが、使い勝手や出番が多くなるサイズ感と言えるでしょう。
4.実際はどれくらいの保冷力があるの?LOGOSの保冷剤を使って検証!
さて、そんな断熱材をまとったソフトクーラーですが、実際の保冷力はいかがなのでしょうか? 気になったので簡単に検証してみました! 購入をご検討されている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね!
検証は7月上旬の午前10時、約室温25度程度の室内で行いました。ソフトクーラー内の予冷はなし、検証するには少々気温が高めですが、日の当たらないフローリングの部屋で行います。
使ったのはLOGOSの氷点下パック。昨晩からカチカチに凍らせた冷感MAX状態の保冷剤です。これをソフトクーラーの中に寝かせるように入れて、ジップを完全に閉めてスタンバイ!
【約5時間後】
約5時間後の午後3時頃、気温は26度に1度だけ上昇していました。体感的にはさほど影響はないですが、気温は夏の日中の平均気温といったところ。
保冷剤を取り出してみると、カチカチだった保冷剤の中身は3分の1程度溶け、中の液体が動くようになっていました。思っていたよりも溶けるのが早いかなといった印象ですが、気温も高かった中でかなり健闘しています!
検証した感想では、キャンプや日帰りのアウトドアなどで、飲み物やその日に使い切る分の食材であれば十分という印象です。また、秋冬の時期なら外気温も低いので、持続力も圧倒的に伸びると思います。氷など、翌日まで凍らせておきたいものについてはハードクーラーを選びましょう。
使用する際は、
・事前にソフトクーラー内部を予冷しておく。
・開け閉めは素早く手際良く。
・置き場所は日陰で。
これらのことに注意すればもっとその性能を発揮できるでしょう!
5.意外と使える!ソフトクーラーにこだわって快適でオシャレなイン&アウトドアを。
ハードクーラーはもちろん必須アイテムですが、日常的に持ち歩ける上サイズ感も絶妙な、何かと”ちょうど良い”ソフトクーラー。ペラペラの保冷バッグに比べて保冷力もバツグンで、車の中でも場所を取らないので夏のドライブにもオススメです!
自宅のテラスやベランダでもちょっとしたアウトドア感を出せちゃうスグレモノ。ハードクーラーとの使い分け次第で、一泊のキャンプにも使えます。
今年はワンランク上のソフトクーラーで、快適かつオシャレにアウトドアを過ごしてみては?!