自然がつくり出す奇岩怪石!滝沢川のおう穴群は見応えあり!
東北最大と言われているおう穴群は、福島県奥会津、金山町にあります。自然がつくり出す、見とれてしまうような岩場。紅葉には少し早い時期でしたが、ダイナミックなおう穴を見に行ってきました!
目次
1.おう穴ってなに?
”おう穴”とは、別名ポットホール、かめ穴とも呼ばれます。川底の岩のくぼみになどに小石が入り込み、水流によって回転し深く削られることによってできる不思議な景観です。長い年月をかけてできた円形の穴は、まるでウォータースライダーのように滑らかで、不規則な形をつくります。
東北最大と言われる滝沢川のおう穴群への入り口は、国道252号線沿いにあります。おう穴群よりさらに奥地には、「男滝・女滝」という珍しい滝も名所となっています。
おう穴を間近で見るには足場の悪い道を行かなくてはなりません。
2.澄んだ空気と緑に囲まれたおう穴群の周辺
入り口からほど遠くない場所には小さなほこらがあり、まるでもののけ姫の「こだま」が出てきそうな神秘的な空間が広がります。
道の脇に逸れる階段を下ると、湧き水も出ています。この周辺から柵が作られていて、その先は危険なため柵の手前からおう穴群を見下ろすことになります。
3.不規則にえぐられた奇岩怪石に圧倒!
柵越しに見下ろすおう穴群は迫力満点!最近は雨が多かったせいで水量が多く、激しい水の流れが岸壁に当たり、水しぶきの音が轟いています。時に細い箇所を流れる水は、ウォータースライダーさながら!不思議な岩場の形に見とれます。
遠くに目を向けると、おそらく紅葉の時期には素晴らしい景観が広がるであろう山並みが見えてきます。最近はあまり手が入れられていないのか、生い茂った木で滝が良く見えなかったのが残念でしたが、崖下の轟音が自然を感じさせてくれます。
もう少しおう穴群を間近で見るには、少し険しい道のりを行くことになります。
4.おう穴群を間近で見るルートは険しいので注意!
柵のある景観ポイントを素通りし、奥に進むと、さらに険しい道になります。人1人が通れるくらいの幅のすぐ側は崖になっているので注意!おう穴群の間近に行くには、ロープを伝って崖下に降りていきます。しっかりと自己管理で臨みましょう!
水量が多かったので行ける距離は限られましたが、少ない時にはおう穴のくぼみが川底近くまで見える程になるようです。また水量が少ない時に、珍しい地形を歩きながら楽しんでみたいと思います。
東北最大級の「滝沢川のおう穴群」は、駐車場からも近いのでアクセス抜群、足元が滑りやすいので注意が必要ですが、気軽に立ち寄って楽しめる自然の景観スポットです。
近くには日本でも珍しい天然の炭酸水が湧き出る『大塩天然炭酸水 炭酸場』もあるので、観光ルートとして回って見るのもオススメですよ!
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5.アクセス
●奥会津金山 滝沢川のおう穴群
〒968-0325 福島県大沼郡金山町滝沢蓬田350
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SHARE BASE 昭和村は、福島県奥会津の昭和村野尻地区にあります。歴史ある築150年を越える古民家を、「皆で共有できる秘密基地へ」をコンセプトにした素泊まりの古民家再生ゲストハウスです。
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