窓辺から見える木造校舎がロケーション抜群!『蕎麦カフェ SCHOLA』へ!
福島県昭和村にリニューアルオープンした、築80年の木造廃校舎「喰丸小」に併設してオープンした蕎麦カフェ SCHOLA(スコラ)。今注目の昭和村にできた新しいスポットには、どんな魅力が待っているのでしょうか?
1.昭和村の新しい交流・観光拠点がオープン!
ここは福島県昭和村。解体の危機を何度も乗り越え多くの人に支えられながら、築80年の木造廃校舎「喰丸小」は、2018年4月にリニューアルオープンとなりました。今回はその喰丸小に併設されてオープンしたという蕎麦カフェ SCHOLAに行って来ました!
カフェがあるのは、従来は渡り廊下で繋がっていた校舎ですが、リニューアル時に渡り廊下を無くし、新校舎として生まれ変わった建物だそう。シンプルな外装が木目のドアを引き立てます。
この日はオープンして間もない5月初旬、入り口のWelcomeボードも雰囲気があって入る前からワクワクさせてくれます。今日はせいろ蕎麦と飲み物のみのようですが、蕎麦を目的にやってきたので十分。早速中に入ってみました。
2.喰丸小を臨むこだわりの店内
靴を脱いでスリッパに履き替え店内へ。1階はキッチンと向かい合ったカウンターと、喰丸小を臨む窓辺のカウンター席、そして蕎麦打ち処になっています。
キッチンと対面するカウンター席の上部には大きな黒板!旧喰丸小学校の色々な表情を映した写真が飾られ、どこか小学校の懐かしさを感じる装飾がなされています。キッチンと対面になっているカウンターは、店員さんとのコミュニケーションも楽しくなりそうな雰囲気ですね。オススメの2階に上がってみます。
階段を上がって2階に上ると、テーブル席とカウンター、小上がり席があります。間仕切りは大きく開放され、席数が多い割には広々とした空間が作られています。テーブル席は椅子の種類が豊富で見ているだけでも楽しめます。
カウンター席側は、天井まで広く開口が取られた窓があり、そこから喰丸小、そして昭和村の山々を臨むことができます。二重サッシになっているので、冬期でも暖房効果が期待できます。外側のサッシは薄いグリーンがアクセントになっていて、木目のカウンターテーブルと相まって少し欧風な雰囲気も感じ取れます。
3.「蕎麦カフェ」の蕎麦はあなどることなかれ!
今回は4人で行ったということもあって、のんびりできる小上がり席へ。丸く厚みのあるクッションが座っててとても楽です。今回はせいろ蕎麦(800円/大盛りは別途料金)を注文。今日はせいろ蕎麦と飲み物だけだそうですが、メニューとしてはそば粉を使ったガレットもオススメだそうです。
蕎麦は店内で手打ちされた十割蕎麦です。ほのかな香り良く歯ごたえがしっかりとした蕎麦になっています。もちろんそば湯も後から提供して頂けます。「蕎麦カフェ」といえど蕎麦の仕上がりは本物。
4.少子高齢化による廃校から生まれた新しいストーリー
SCHOLA(スコラ)とはラテン語で「学校」という意味だそうです。地域の集いの場であった学校が少子高齢化となり廃校、そして今また新たに交流や観光の拠点として生まれ変わるという素敵なストーリー。
昭和村の今までの魅力、これからの魅力を発見できる、新しい発信地として注目の蕎麦カフェ SCHOLA。昭和村に来たら是非お立ち寄りください。
5.アクセス
●蕎麦カフェ SCHOLA(スコラ)
〒968-0212 福島県大沼郡昭和村喰丸宮ノ前1374
●定休日:日曜日・月曜日
※都合により、定休日以外にも臨時休業の場合もございます。
●AM11:00〜PM15:30迄営業(ラストオーダーPM15:00)
●電話:080-6657-3381