奥会津の地域住民による体験博覧会「せど森の宴」ってなんだ!?
地域住民が自ら案内人となり、”奥会津ならではの体験”を提供するイベントが今年も開催! 少子高齢化、過疎化などの地域課題に立ち向かう、とっておきの体験博覧会をクローズアップ!!
目次
1. 福島の”奥会津ならでは”の体験がズラリ! 「奥会津体験博覧会 せど森の宴2023」が今年も開催!
奥会津は、山川に囲まれた自然豊かな中で暮らしを営んできた、福島県の南西部に位置する7町村からなる地域の総称。そんな奥会津地域で2019年から実施されているイベント「奥会津体験博覧会 せど森の宴」 が、2023年も開催されます!
奥会津地域は豪雪地帯であることから、雪で閉ざされた環境を生き抜くために生まれた工夫や知恵は世代を超えて受け継がれ、現代でもそれらは色濃く残っています。せど森の宴では住民が自ら案内人となり、地域に根付いた「奥会津ならではのモノ」を生かした暮らしの工夫や知恵を「地域体験」として提供!
今年度は2023年10月1日(日)から2024年2月25日(日)までの間、特定の日または期間的に体験プログラムを開催しているので、誰でも好きなプログラムを選んで参加することができます!
個性豊かで初めてなのにどこか懐かしく感じる体験の数々は、忙しく過ぎる現代の生活で忘れかけていた手間や理由、その大切さを教えてくれるはずです。
2. ところで、「せど森の宴」の”せど”ってなんだ!?
せど森の宴は、奥会津地域の住民たちが「奥会津ならではのモノ」を生かした地域体験を提供していることは前段でご紹介しましたが、ところで「せど森の宴」の”せど”って一体なに? 気になった方も少なくないでしょう。
せど(背戸)とは家の裏口、裏門のことを指します。奥会津地域では、家の中のプライベートな空間、お客様に見せない部分といった意味合いで使われることが多いですが、「この森の宴の期間中は旅人に普段は見せない「せど(背戸)」の中に入ってきてもらい、奥会津地域に暮らす私達の普段の自然な暮らしぶりに触れてほしい。」といったメッセージを込めて、せど森の宴と名付けました。(引用:せど森の宴公式サイト)
実は「せど=背戸」とは、家の裏口、裏門のことを指す言葉。イベント期間中は、普段は人に見せない暮らしぶりが垣間見える特別な期間として奥会津があなたを迎えます!
3.「地域の当たり前」の価値に気づく。「せど森の宴」が目指す未来とは?
どうして奥会津地域ではこのような取り組みを行なっているのでしょうか?
この「奥会津体験博覧会 せど森の宴」は、地域住民が主役となり「⽣活や地域に根付いたありのままの体験」を現地に訪れた方々に提供する「着地型観光」のモデルです。
そこには、身の回りにある地域資源を活用した「奥会津ならではの体験交流型 プログラム」を提供することによって地域内外の人々の交流機会を生み出し、関係人口の増加、奥会津地域の活性化を目指していくという希望も抱かれているんです!
かつて地域に当たり前にあった文化や知識は、人口が減るにつれて失われていき、また失われたものを取り戻すことは容易なことではありません。今こそ「地域の当たり前」の価値に気づき、それらを「地域体験」として提供し人と人との交流を深めることで、改めて双方が特別なコト・モノとして認識する。せど森の宴は、そんな「地域の当たり前」の価値に気づいた奥会津7町村の住民たちが主役となって挑戦する、新しい地域活性化の形なのです!
4.地域住民が主役の「奥会津体験博覧会 せど森の宴2023」は絶賛予約受付中!!
息を呑むような風景や手付かずの自然が残る奥会津。風景や自然に注目することはあっても、地域の人たちと触れ合える機会はなかなか少ないもの。本当の魅力は奥会津地域の「人」にあるということを、このせど森の宴を通してぜひ体感して頂きたいと思います!
今年の運営事務局は、ボクら「株式会社SATORU」が担当しています!体験プログラムが網羅されたパンフレットをご希望の方など、お気軽にご連絡くださいね♪
定員があるプログラムもあるので、興味のあるひとは早めの予約がオススメ!皆様奮ってご参加ください!
【奥会津体験博覧会 せど森の宴 主催】
■只見川電源流域振興協議会
■〒968-0006 福島県大沼郡金山町大字中川字上居平933番地
【せど森の宴運営事務局】
■株式会社SATORU
■〒968-0102 福島県大沼郡昭和村大字野尻字本町4488(昭和村営業所)
■担当:海野・鈴木
■TEL 050-3596-3106〔10:00-18:00〕
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