天然の栗は保存方法が重要?庭先で栗拾いができる贅沢を

気づけばすっかり秋、庭の大きな栗の木が大量の実を落としています。拾った後はどうやって処理、保存すればいいのか?

秋には楽しい栗拾いができる、改修中の古民家の庭先。村の方から「たくさん栗が落ちて来てるよ〜!」と声をかけて頂いて、一緒に拾いおすそ分けも。拾うのは楽しいのですが、初めての栗拾い。拾った後の保存方法にもコツがあるそうなので、試してみます♪

庭先に落ちる大量の栗!

古民家の裏庭には、大きな栗の木が2本。空き家になるその前から、この木が落とす栗を村の方々に拾って頂くほど大量の栗を落とすようです。僕らも8月の下旬頃から、この木がイガを付けていく様子を観察していましたが、少し目を離していた時期に大量に実を落としていたみたいです。栗の木の全体の様子はこちらでご紹介しています。
秋の味覚、栗拾いの時期はいつ頃?昭和村に秋の風が到来!

よく見ると大粒の栗が!

2本の栗の内1本は、大きな実を付ける栗だそうで、よく見ると大粒の栗がごろごろ。まだ割れていないイガもあったので、トングや鎌で開くと、ツヤのある綺麗な栗が顔を出します。イガを投げて遊んだり、手伝った思い出はあるけど、ちゃんと栗拾いをしたのって意外に初めてだったりして。

天然の栗の処理と保存方法は?

栗拾いで入手した時に気になるのが虫食い!販売されているものは、消毒されているそうなので殆ど虫はいないそうですが、天然の栗は皮を剥いた時にご対面・・・なんてこともあるそうです。また、そのまま放置しておくと栗の中で孵化して成長するそうなので、繁殖や成長を阻止する必要があるそうですね!村の方に教わってみたので、処理してみたいと思います。
①栗に傷を付けて塩水に浸す(一晩ほど)※この時点で浮かんで来る栗は、既に被害にあっているので要注意です。
②よく乾燥させる(保存させる場合には湿気が敵になるので、しっかり乾燥させる)
③新聞紙に包み、ビニール袋に入れてチルド室で保管

③の工程は栗の甘みを増幅させる工程のようですが、できるだけ天然の栗は早めに調理して食べるのがベストのようですね。まめな人は、①と②の工程を繰り返しながら保存している方もいるようです。※保存方法はご参考までに!
おいしい栗も、やっぱり手間がかかるんですねぇ。

来年は栗拾いイベントも?

思っていた以上に栗が拾えるこの敷地内。来年は栗拾いイベントを開催して、みんなでおいしい栗料理を楽しむのも楽しそうです♪自分たちでは拾いきれないので、村の方々にも持ち帰ってご自宅でも栗料理を楽しんで頂きたいですね!

masaki umino
masaki umino
茨城県出身。大学卒業後、企業での営業経験を経て株式会社SATORUの創業メンバーとして参画。2017年に福島県昭和村へ移住後、地域活性化プロジェクト「SHARE BASE Project」で自社サービスの開発・運営・管理や各種ディレクション、webライティングを行っている。