昭和村へ移住して3ヶ月が経ちました。動画も交え、近況をまとめてご紹介!
僕たちがSHARE BASEプロジェクトを志して、この福島県昭和村に移住してから約3ヶ月が経ちました。長いようで短い3ヶ月という期間。様々な人との出会いや初めての経験、同じ日本という国で感じる異文化など、濃密な3ヶ月を過ごしました。移住前の準備期間や移住当初の状況など、ご覧頂けていない方のために、ここに総集編としておきたいと思います。動画もありますので、是非ご覧くださいね!
移住前 古民家との出会い
移住前の視察では、冬の豪雪の時期にやってきました。都心で暮らしていた僕たち3人では考えられない程の積雪と景色に圧倒されながらも、可能性を信じて訪問を繰り返しました。まだ、電気も通していない離れの家に、ランタンとストーブ、キャンプ用のコンロだけで一夜を過ごしたこともありました!そして5月に控えた引っ越しを前に、ライフラインを整えながら住処となる離れの家を掃除していきました。これは移住前の4月までのことです。
移住を開始した2017年の5月
雪も解けた5月10日、都心からメンバー3人揃っての引っ越しを終え移住開始。住民票を移したり、部屋の荷物を整理して各部屋を自分のプライベートスペースとして確立させたり。村の方に案内して頂いて挨拶周りを行って、昭和村での生活の仕方を教わりました。初めて使う草刈り機にワクワクしたり、村の人の温かさを感じたり。初めて村の運動会の後の飲み会に参加し、たくさんの方と交流することができました!この時は緊張して飲み過ぎて大失敗。。。裏を返せば、村の方に覚えて頂く良いきっかけになったのかも・・・?
この頃から、住処とする離れを一斉に整備開始!DIYで老朽化して破れた壁紙を張り替えたり、トイレのクッションフロアを張り替えたり、障子を張り替えたり。古民家再生に向けてのスキルアップも兼ねて離れの家を直しながら住み始めていました。大量の虫の死骸に怯え、埃まみれになりながら掃除し続けました!お風呂の修理がなかなか進まず、ほぼ1ヶ月間、銭湯通いしたことも今は良い思い出です。。。
畑を始めた2017年6月
6月に入ってからは、自給自足、SHARE BASEオープン後の収穫体験用の畑を始めました!耕作放棄地を再生させるのはなかなかの労力。初めて運転するトラクター、畝作り、苗植え。村の方の教えと助けが無くては出来なかったことです。
本格的な作業を開始した2017年7月
7月に入り、日射しも強くなり本格的な夏がやってきました。敷地内でのアウトドアを楽しむために、DIYのテーブル、ベンチの制作に没頭し、電動工具も一通り使い慣れてきました。住処としている離れの環境整備は一段落し、いよいよ本格的に古民家再生に取りかかります。まずは雪がこいを取り外して空気を入れ替え!玄関から掃除に取りかかり、残された荷物を整理するために閉ざされた蔵を開放したり。暑さとの戦いでくじけそうになりながらも、地道に進めていきました。
この頃には畑の作物も採れ始め、初めての収穫に驚きと喜びを感じたり、夏野菜で料理をしたり。DIYで作ったテーブル、ベンチで友人を呼んでBBQをしたり村のお祭りに参加したり。濃密な1ヶ月となりました。
そして今2017年8月
8月10日で3ヶ月を迎え、お盆休暇を終えて今。8月に差し掛かってからも、大量の不要品の処分と掃除をメインに古民家再生を進めています。
ここまでの様子を、1本の動画にまとめてご紹介致しますね!
3ヶ月を過ごして・・・
移住から現在までの3ヶ月を通して、この山奥の山村と東京出張を何度か繰り返しています。都心の街並、電車、人ごみ、田舎の風景、空気、村人。同じ日本なのにこれだけ文化が異なるものかと、驚きを感じているこの頃です。都会にあって田舎に無い当たり前。田舎にあって都会に無い当たり前。なぜ東京に人口は集中し続けるのか、地方の村の過疎化は進んでいくのか、答えはもう出ていますね。では地方活性化には一体何が必要なのか、2020年を前に、魅力的な日本になるにはどう行動していくべきなのでしょうか。
少し話がまじめで大きくなり過ぎましたが、田舎ってとってもいい所です!都会から離れろというわけではありません。僕らも都会が嫌いなわけでもありません。こんな生活を覗いてみて、憧れを持って地方を訪問する若い人たちが増えていくといいなぁという気持ちを持っています。
これからの課題
少し話は脱線しましたが、古民家再生のこれからの大きな壁!老朽化から来る建物本体の修正が必要なことがわかりました。それについては、後の記事でご紹介していきますね。これからも、応援宜しくお願い致します!