懐かしい風景が記憶を呼び起こす。喰丸小で「懐かしき昭和村写真展」開催中!

自然の恵みにより繋いで来た昭和村のあゆみが見える、懐かしき写真展。

2019年1月4日(金)〜2月28日(木)の期間限定で、喰丸小で写真展が開催中です!昭和村の懐かしい写真と共に校舎から見える雪景色。冬の喰丸小でよりノスタルジックな世界に引き込まれます。

1.「懐かしき昭和村写真展」開催中!

喰丸小の写真展
すっかり雪に覆われた昭和村。秋には黄色いイチョウの葉が燃えるようについていた喰丸小の大イチョウにも、宿るように白い雪が積もっています。昭和村の歴史と共に歩んできた喰丸小で、村内で集められた懐かしい写真を展示する、「懐かしき昭和村写真展」が開催されています。

2.昭和村の歴史を辿る、貴重な写真の数々

福島県昭和村の喰丸小
喰丸小
村民から集めたという数々の写真は、校舎内部の至る所に張り巡らせてあり、見やすい大きさに拡大されて展示されています。

今では赤いトタンの屋根が多くなった昭和村ですが、従来の茅葺き屋根の家屋がずらりと並び、甚大な被害を与えた昭和44年の水害当時の様子や、馬やヤギなどの動物と暮らす様子、炭焼きや苧麻、煙草葉の栽培などを生業としていた人々の様子を垣間見る事ができます。

3.村民に聞けばより楽しい! 昭和村の歴史

懐かしい風景
冬は喰丸小の中から見える辺り一面の雪景色も見逃せません。もし村外から訪れ、昭和村村民と居合わせたのであれば、写真の時代背景、何をしている様子なのかを気軽に尋ねてみると良い。きっと1聞いた事が10にも20にもなって返ってくるのではないでしょうか。

木造校舎の小学校
懐かしい風景
懐かしい写真もさることながら、どこからともなく子供達の声が聞こえてくるような内観も目が離せません。

この写真展は2月一杯まで入場無料で開催、掲載される写真はまだ現時点で全てではなく、写真展に訪れた村民が「うちにもある」と声を上げ、さらに枚数は増える予定とのこと。是非この機会に、山野からの恵みにより命を繋いで来た山村のあゆみをご覧になってはいかがでしょうか?

■懐かしき昭和村写真展
期間:2019年1月4日(金)〜2月28日(木)
時間:午前9時〜午後5時
場所:@喰丸小(福島県大沼郡昭和村大字喰丸字宮前1374)
主催:昭和村地域おこし協力会
問い合わせ先:0241-57-3700

masaki umino
masaki umino
茨城県出身。大学卒業後、企業での営業経験を経て株式会社SATORUの創業メンバーとして参画。2017年に福島県昭和村へ移住後、地域活性化プロジェクト「SHARE BASE Project」で自社サービスの開発・運営・管理や各種ディレクション、webライティングを行っている。