マニアも気になる?古民家の気になる骨董品#2

古民家の骨董品ピックアップ第2弾!

古いけど気になる素敵なモノってありますよね?前回のリアプロに引き続き、古民家にある骨董品の気になるものをピックアップしてみます。僕らの世代ではあまり馴染みが無い、でも何となく惹かれるモノ。

家具調オーディオ SE8500A

こちらは今現行品だと生産の無い家具調のオーディオ。レコードプレーヤー、アンプ、スピーカー、チューナーが分離したセパレート型と呼ばれるオーディオシステムが普及する以前、一般家庭へのオーディオ普及のため家具調の筐体に搭載された、使いやすいオールインワン(プレーヤーやアンプ、スピーカーが一体型となったもの)のオーディオシステムとして流通したものだそう。(専門家ではないので、間違えていたらすみません。。。)音質の面ではその後のセパレートタイプの物に比べると圧倒的に劣勢だったため、普及しなくなっていったそうですよ。音質はさておき、家具調のデザインはリビングに置いてあるだけでカッコいいですね。

こちらにもナショナル文字のロゴ

こちらにもナショ文字のロゴが入っていました。家具調のアンサンブルステレオが普及していたのが1960年代頃ですから、その頃からずっとここにあるんだなぁと、歴史を実感。贅沢を言えば音を聞いてみたいものですが。。。それにしても、このサランネットのデザインしかり、アンティークな作りに興味をそそられます。

物にはたくさんの思い出が詰まっています。大事に使って来たものはなかなか手放せませんし、それがいくら古くても、使えなくても。誰にでも一つはそんな物があると思います。他の人から見たら価値のない物でも、自分にとっては一生の宝物!そう言える物ってありますよね!物についてついつい思い出を考えてしまうのは、捨てられない悪いクセに繋がってるのかもしれませんが。。。

masaki umino
masaki umino
茨城県出身。大学卒業後、企業での営業経験を経て株式会社SATORUの創業メンバーとして参画。2017年に福島県昭和村へ移住後、地域活性化プロジェクト「SHARE BASE Project」で自社サービスの開発・運営・管理や各種ディレクション、webライティングを行っている。