暖冬の影響はどれくらい? 例年のSHARE BASE昭和村の雪の量と比較してみました!
2019-2020年は、日本の各地で例年より暖かい冬となりましたね! 豪雪地帯の福島県昭和村でも、こんなに雪が少ないのは100年ぶりだ〜と、気候の変動に驚きの声を多く耳にしました。
でも暖冬と言ってもどれくらいなのか?! 例年の福島県昭和村の積雪を、わかりやすくボクらの拠点『SHARE BASE 昭和村』で振り返ってみました!
1.早速比較! 例年と2019-2020の積雪の違いはどれほどか?
福島県昭和村は日本有数の豪雪地帯になっており、その雪を生かして日本で生産NO.1シェアを誇る「カスミソウ」の貯蔵施設『雪室』がその経済を支えていたりと、雪と密接な関係を築いている地域です。
そんな昭和村も今年は暖冬の影響で、記録的な少雪だったとのこと。どれくらい積雪が少なかったのか、ひと目で確認できるのがコチラの画像。
2018年3月の積雪の様子
2020年3月の積雪の様子
2枚の写真を見比べてみると、玄関の屋根と積もった雪の高さが圧倒的に違うことに気づきます。両サイドにそり立つ壁は2mをゆうに超え、下の写真にある車がそのまますっぽり埋まってしまっているような状態です!
写真では少しわかりづらいですが、地面の位置も数十センチほどの違いがあるんです。圧倒的な積雪量の違いが分かって頂けたかと思います。せっかく昨年、資金を捻出して準備した除雪機が今年一度も稼働せずに冬を終えようとしています。。。
2.除雪をしないで放っておくと、家の中に入れない?!
例年は、雪が降ると1日で2回は除雪をしないといけない日があったりと、除雪に労力をかけることが多かったのですが、今年は拍子抜け。窓に設置した雪囲いが活躍することもありませんでした。
しかし油断は禁物! 今年降らなかったからと言って来年気を抜いてしまうと、これほどの雪が降ったときは一巻の終わり。家にも入れない上、窓の破損も避けられません。
雪かきのない冬は楽ですが、イマイチ冬らしさが感じられないという所もあります。他にも、雪室に十分な雪を貯蔵できなかったりと、様々な経済活動に影響が出ているのも事実だそう。自然に逆らえないというのは、こういったケースでも実感します。
3.雪景色と古民家が美しい昭和村。
何はともあれ、雪景色と古民家の織り成す風景が美しい福島県昭和村。このひっそりとした冬を超えて、鳥のさえずりや緑の香りがする春が待ち遠しいのは、例年と変わらないようです。
◆『SHARE BASE 昭和村』
住所:〒968-0102 福島県大沼郡昭和村大字野尻字元町4488
TEL:050-3695-3106
営業時間:10:00 – 21:00
定休日:不定休
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