採りたての新鮮なタケノコでしかできない絶品料理を堪能!!
福島県の霊山町で前回は春の山菜である「こごみ」を収穫していただきましたが、今回は山菜ではなく皆さん大好きな山の幸「タケノコ」を収穫していきたいと思います!
タケノコを掘って収穫した後、採りたてにしかできない絶品料理を作りましたので、その様子をさっそくご覧ください!!
1.今年も裏山で楽しいタケノコ掘り!!
福島県霊山町の実家は周りを山々に囲まれているのですが、今回はこの裏山の竹藪でタケノコを収穫していきたいと思います!
この裏山の竹藪では毎年たくさんのタケノコが収穫できるのですが、今年はこのようにイノシシの被害がすごいことになっています。タケノコが地表に出てくる前に土を掘り返して、若くて柔らかいタケノコを食べてしまうのです。。
竹藪の中のタケノコがあったところは穴だらけで、ほとんどイノシシに荒らされていました。なかなか見つける事ができず諦めようとした時、足元にちょんと出たタケノコの頭を発見!!
さっそくスコップで周りの土を掘っていきます。この時タケノコを傷つけないように注意しましょう!
先ほどのタケノコを掘り終わった後に少し辺り探すと、なんと近くにもう一本のタケノコを発見!!
今回は合計2本のタケノコを収穫する事ができましたので、さっそくこの採りたてタケノコを料理していきたいと思います!
2.採りたてタケノコでしか作れない絶品料理。
今回はせっかくの採りたてですので、採れたてタケノコでしか作ることのできない料理をしていきたいと思います!
※スーパーに売っているタケノコはきちんと灰汁抜きをする必要がありますので、採れたてのタケノコ以外では真似しないでください。また、採りたてであってもタケノコによってはエグみが残る場合がございますので、調理する際には自己責任でお願いします。
まずはタケノコの先端を切り落としていきます。タケノコの皮は硬く包丁が滑りやすいので、気をつけながら切っていきます。
次に中の身の部分まで包丁で切り込みを入れていきます。この時一度に切り込みを入れるのではなく、数回に分けてぐっぐっと押しこんで切っていくと包丁が入りやすいです!
切り込みが入ったらそこから皮を剥いていきます。皮が何層にも重なっていて、まるで平安時代の十二単(じゅうにひとえ)のようですね!
ここで田舎料理の豆知識なんですが、大体の皮が剥け終わったら外側の硬い皮を使ってタケノコの身を綺麗に整えていくんです!
こちらが整え終わったタケノコなんですが、このやり方だと身の部分を傷つける事なく綺麗に整える事ができるそうで、先人の知恵はすごいなと改めて実感しました。。
そしたら丸々でもいいのですが、今回は火の通りを早くするために半分に切っていきます。
半分に切ったタケノコを塩を入れたたっぷりの水で、約15分〜20分茹でていきます。
茹で終わったタケノコを薄く切ってお皿に盛り付ければ「タケノコのお刺身」の完成です!!コリコリサクサクとした歯応えと、タケノコの香りがなんとも絶品です!!
このまま塩を振って食べてもいいですし、ワサビ醤油や柚子胡椒なんかをつけて食べても美味しいですよ♪
スーパーなどに売っている市販のタケノコは、念入りに灰汁抜き調理をしないとエグみがすごくて食べる事ができません。採りたてすぐのタケノコだからこそえぐみが少なく、塩茹でだけでお刺身としていただく事ができるんです!
3.自然の恵みに感謝して山の幸をいただこう!!
今回は、タケノコを掘って採りたてをいただきましたが、山にはまだまだ沢山の美味しい山の幸が眠っています。これからも自然の恵みに感謝しながら、いろんな田舎料理にチャレンジしていきたいと思いますのでお楽しみに!!