ポールを制して巻きつける! 取説に載ってないHelinox(ヘリノックス)チェアの収納方法はたったコレだけ!
キャンプ用品であるあるなのが、開封して使用した後の収納がうまくいかない・・・!ですよね。組み立て方は説明書に書いてあっても、上手なしまい方は載ってないもの。
軽くて丈夫、その上コンパクトなスタイルが人気のヘリノックスのチェアだって例外ではありません。でも、たたみ方のコツさえ押さえれば簡単に収納できるんです!
目次
1.ポイントは2つだけ!ヘリノックスのチェアのたたみ方のコツ。
ヘリノックスチェアをたたむ時の大きな2つのポイントはこちら!
▶︎①暴れやすいポールは下から順序よく折りたたんで制す。
ショックコードで繋がっているポールは組み立てる時に便利ですが、テンションが強く、外しても戻ってしまいたたむ時のストレスになる事も。順序よく折りたたんで制します。
▶︎②座面シートはベスト型に折りたたむ。
座面シートは、折りたたみ方を間違えるとスタッフバッグに入らなくなります。仕上がりは服のベスト型になるイメージを持っておきましょう。
ポイントはたったこの2つです。今回たたむのは、ヘリノックスの「タクティカルチェア」。基本的なたたみ方は一緒なのでこちらのモデルをベースにご紹介したいと思います。
使用するモデルは、日本のファッションブランド「F/CE(エフシーイー)」の10周年記念の別注モデル【10TH Helinox Tactical Chair SPECTRA】です。
2.たたみ方①:座面を外し、ポールの足部分を抜いて内側へ。
まずは組み立てる時に最後に行った座面から取り外します。写真は座面を取り外して正面少し上の方から見た様子になります。このまま背もたれ部の方から外していこうとすると、ほかの部分を外した時にショックコードのテンションで元に戻ってしまう事があります。
ショックコードで暴れやすいポールは、地面に接している足部分から抜いていくとうまく収納できます。背もたれ側の足部分から外し、若干内側に向くように置いておきます。上から重さが乗るので、ポールが暴れにくいのは下側なんですね。
3.たたみ方②:ポールの座面部・背もたれ部を外す。
次は、座面部→背もたれ部とポールを外していきます。座面部は抜いたらそっと床面に置いておきましょう。
長さのある背もたれ部は、2段階で取り外します。つなぎ目で一度折りたたみ、足部と同様に少し内側に向けるようにたたんでおきます。
この状態で全てのポールを内側にまとめれば簡単にポールを折りたたむ事ができます。
4.たたみ方③:アレがあると便利! ポールを全て内側にまとめる。
さて、ここでポールを制するのに役立つのが、組み立て時に捨てないで取っておいた直径5cm程度の輪ゴムです! 暴れやすいポールは、出荷時のようにゴムでまとめると簡単!
同梱されていた輪ゴムでなくても、代用できるものがあればOK。片手でポールをまとめながら取り付けられるバンドを選ぶと良いですね。
5.たたみ方④:座面シートに巻きつけてバッグへ収納。
あとは座面のシートに巻きつけて収納すれば完成なのですが、座面のシートもたたみ方が決まっています。
座面のシートは、表側にしてセット。お尻が乗る側を背もたれ側に向かって3分の2程度折りたたみます。この状態から、左右を中心に向けて折りたたむと、ベストのような形になります。
あとはそこにまとめたポールをセットして、クルクルと巻いていけば、出荷時と同じようにたたむ事ができます。
このような形になれば、スタッフバッグに無理なく収納できる大きさになります。バッグに入れてファスナーを閉めれば収納完了です!
6.次使う時に気持ちよく!焦らず確実に行うのが収納の極意!
キャンプなどの片付けは、早く帰りたい気持ちで収納が雑になりがちなもの。でも次に使う時に気持ちよく、組み立てやすく収納するためには、焦らず確実にたたんで収納するのが正解!
ヘリノックスチェアは一見ポールが多く見えるので複雑に感じてしまいがちですが、一度やってしまえばスグに慣れてしまうので、ぜひたたみ方の参考にして見てくださいね!
また、今更聞けないヘリノックスチェアの組み立て方はこちらの記事でご紹介しています。購入を検討中の人は必見!
▶誰でも簡単!ヘリノックスチェアの組み立て方を4ステップでご紹介!