【決定版】カメラ初心者でもできる天体撮影の方法をレクチャー!! 昭和村の満天の星空を撮影しよう!!

星空撮影は難しくない!ポイントをおさえてあなたも天体撮影にチャレンジ!!

僕たちが住んでいる福島県昭和村は自然が豊かで、星がとても綺麗に見えるんです!!最近、星空の写真を撮ってSNSにあげているのですが「どうやって撮っているんですか?」「撮影に必要なものはなんですか?」などの質問を多くいただきましたので、今回はそんな天体撮影の基本をわかりやすくレクチャーしていきたいと思います!

記事の最後には、実際に僕が昭和村で撮影した写真も載せておりますので、是非ご覧くださいませ!!

1.昭和村の環境と星が見える条件。

夜は満点の星空が楽しめるということで、実はコアなファンからは注目を受けている福島県昭和村。そんな昭和村の星空をSNSに投稿していると、撮影方法や機材についてのご質問を多く受けるようになって来ましたので、ここで一度開設させて頂きたいと思います!

今回は深い内容まで掘り下げるのではなく、カメラ初心者でもわかりやすいように、ザックリと説明していきますね!

東北の絶景
先ほども言ったように昭和村はとても星が綺麗なんですが、それにはもちろん理由があるんです!
そしてその理由は、天体撮影にとって非常に重要な要因でもありますので、まずはそんな【天体撮影の条件】から説明していきたいと思います。

・天体撮影の条件①【光害などが少ないところ】

天体撮影の方法
星が綺麗に見える条件の一つに「光害」があります。「光害」とは文字通り光の害のことで、わかりやすくいうと街や工場などの明かりことです。人工的な光がある場所だと空が明るく照らされてしまい、綺麗に撮影するのが難しくなってしまいますので、なるべく街中や都心部から離れ街灯が届かない、郊外や山中で撮影するのがオススメです!

また、車や工場から出される排出ガスや煙なども、撮影に影響してしまいますので、やはり空気が綺麗な郊外や山中が好ましいです。

以上の場所選びのポイント2点から、昭和村でなぜ満天の星空が見えるのか、お分かりいただけたと思います!!

・天体撮影の条件②【天気と月】

星空撮影
そして、撮影場所と同じくらい重要な条件が「天気と月」です。先程の条件を満たした場所であっても、天気と月の条件をクリアしなければ、綺麗な星空を撮影することはできません。
まず、天気なのですがこれはもちろん晴天が好ましいのですが、ただ晴れなだけではなく、雲がない日(もしくは少ない日)を選んでください。

雲の有無や動きは「日本気象協会」などのHPを確認すれば、時間ごとに見れますので、撮影に行く前に必ずチェックしてくださいね!
雲の動きの確認はこちらから!

次に「月」なんですが、月が大きい日だとその明かりに負けてしまい、星が見えずらくなってしましますので、なるべく「新月(しんげつ)」を狙うのがオススメです!いつ新月になるのかもWEBで簡単に確認できますので、撮影をする際はチェックしてくださいね!
新月の確認はこちらから!

この「日本気象協会」のHPでは、「星空指数」という今の条件をもとに割り出した、その日その場所でどのくらいのレベルで星空が見えるかのパーセンテージを発表しておりますので、そちらも合わせてチェックしてみましょう!!
星空指数の確認はこちらから!

2.天体撮影に必要な機材!!

撮影条件の次は機材について説明していきたいと思います。機材についてはいろんな種類がありますが、今回は僕が使っている一眼レフをにベースに、必要な機材をご紹介していきます!!

1.『カメラ』

星空撮影機材
必要な撮影機材といえばまずはもちろん「カメラ」ですよね!! 現在、スマートフォンから一眼レフに至るまで、様々なものが販売されておりますが、天体撮影に向いているのは一眼レフになります。

理由はいろいろあるのですが、詳しく解説をすると長くなってしまいますので、今回は割愛させていただきます!

もちろんAPS-Cなどのコンデジでも撮影することはできますので、価格やスペックなど自分の用途にあったカメラを選んでくださいね。ちなみに僕はSONYから発売されている一眼レフ、「α7III」というカメラを使用しております!
SONY α7IIIの詳細はこちらから←

2.『レンズ』

天体撮影機材
次に使用する「レンズ」ですが、レンズはF値が4.0以下の明るいものを選ぶようにしましょう!また、明るいレンズであったとしても画角が狭いと、あまり綺麗な写真が撮れませんので、明るいレンズの中でも広角なものがオススメです!
(※具体的には50mm以下のレンズが良いかと思います。)

僕が使用しているレンズはSIGMA製「24-70mm F2.8 DG DN」というレンズになります。このレンズはいわいる大三元レンズで、F値が2.8通しの比較的明るいレンズになっていて、最大24mmまで広角に出来ますので、一番広角にして撮影しております!
SIGMAの公式HPはこちらから←

3.『三脚』

マンフロット
そしてもう一つ、天体撮影に必要な機材が「三脚」です。なぜ三脚が必要なのかというと、この後の設定の話になるのですが、天体観測の場合シャッタースピードを遅くして露光時間を長くするため、手持ちの撮影だとブレてしまうからなんです!!
三脚も大きさも値段も様々なものが売られておりますが、最近では安い物でも問題なく使用できますので、初心者の方は安価なものから始めてみると良いでしょう。

ちなみに僕は持ち運びが容易なManfrotto(マンフロット)というメーカーの「PIXI EVO ミニ三脚」という商品を使っているのですが、とても小さく機能性も抜群でオススメですよ!
PIXI EVO ミニ三脚の詳細はこちらから←

3.カメラの設定と実際の撮影方法!!

条件と機材の説明が終わりましたので、実際の撮影方法について解説していきたいと思います!

一眼の設定
まず、カメラの三代要素である、F値・ISO感度・シャッタースピードの設定について説明していきます。各要素について詳しく解説していると長くなってしまいますので、今回は割愛させていただきます。

〜F値〜

・まずF値(絞り)は一番明るく撮りたいので、開放(一番小さく)の設定にしてください。

〜ISO感度〜

・ISO感度はカメラの性能にもよるんですが、だいたい1600〜6400ぐらいの間で状況に応じて設定してみてください。

〜シャッタースピード〜

・シャッタースピードは最初15秒くらいから設定をして、空の明るさや星の撮影度合いによって調整してみてください。

【実際の撮影方法と写真のファイル形式】

RAW撮影

①〈星にピントを合わせる〉

それでは実際の撮影方法なんですが、三脚にカメラをセットして三代要素を先程の値に設定したら、まずは一番明るい星を見つけてピントを合わせていきます。このとき、AF(オートフォーカス)ではなくMF(マニュアルフォーカス)で合わせていってください。
具体的にはピントリングを調節して、狙った星が一番きっちり写るようにピントをもっていきます。
(※長時間露光の撮影をする場合、風や振動などで途中でピントがズレるのが心配な方は、マスキングテープなどで固定すると良いですよ!)

②〈セルフタイマーと誤作動防止〉

あとはシャッターボタンを押して撮影していくわけですが、ボタンを押す時の振動で写真がブレてしまうことがありますので、僕はセルフタイマーを短めの5秒などに設定して撮影をするようにしております。また、三脚撮影では誤作動を防止するために、手ぶれ補正をOFFにしておきましょう!

③〈天体撮影に適したファイル形式〉

そして最後に撮影する写真のファイル形式なのですが、編集するパソコンやソフトがない方や、写真を撮って出しでそのまま使いたい方は「JPEG」の設定でいいのですが、きちんとソフトを使って現像をする場合は基本的に「RAW」での撮影をオススメします!

こちらも詳しい解説は割愛させていただきますが、簡単に説明すると綺麗に編集する場合には、この「RAW」のファイル形式が最適になっております。ファイル形式の設定は、カメラによって設定方法が違いますので、説明書などを参考にしながら自分にあった形式に設定してください!

全ての準備が整ったら、あとは自分の好きな星座や天の川などを撮影して、天体撮影を楽しんでくださいね!!

4.昭和村の満天の星空をご覧あれ!!

それでは全ての解説が終わりましたので、実際に僕が昭和村で撮影した星空をご覧ください!!(※WEBサイト掲載用に画質・サイズともにかなり圧縮しておりますのでご了承ください。)

昭和村の星空

東北の絶景

日本の絶景

星空撮影の方法

初心者でも簡単な天体撮影

カメラで星を撮る方法

天の川の撮り方
どうでしょう!昭和村の星空の綺麗さが、みなさんにつたわりましたでしょうか?!
ただ星空だけを撮影するのではなく、写真のように建物や木などの周辺にあるものを入れると、また違った写真になって面白いですよ!

5.まとめ。

今回はザックリと天体撮影について解説して参りましたが、いかがだったでしょうか。天体撮影と聞くと難しく思うかも知れませんが、要点だけきちんとおさえておけば、初心者の方でも十分に楽しむことができるんですよ!

昭和村は非常に星空が綺麗なところですので、是非あなたも昭和村で満点の星空を楽しんでみてはいかがですか??

夜景の撮り方

◆『SHARE BASE 昭和村』

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TEL:050-3695-3106
営業時間:10:00 – 21:00
定休日:不定休
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ryo suzuki
ryo suzuki
福島県伊達市出身。接客業を中心に様々な仕事を経験した後、2019年に株式会社SATORUヘ。現在は「地域活性化SHARE BASE プロジェクト」を担当し、WEBでの執筆やディレクション業務を行う傍ら、カメラマン・映像クリエーターとしても活動している。