ファミリーにも初心者にも届け!この魅力! キャンプ好きライターが愛してやまない 福島のキャンプ場「フォレストパークあだたら」。

キャンプ好きですか?広い空の下で食べるゴハン、満天の星空、鳥のさえずりとともに目覚める朝。どれも、最高です。私はキャンプが好きすぎて、多いときは毎週末キャンプ場で過ごすほど。自然の中で過ごす時間は、日々の疲れをリセットしてくれる気がするのです。

「行ってみたいけど、どこに行けばいいのか分からない」、「子ども連れでも大丈夫?」、「トイレやシャワーがキレイではない印象が……」。

キャンプに関心があっても、なかなか踏み出せない人もいるのではないでしょうか。そんな人にこそ知ってほしいのが、「フォレストパークあだたら」なのです!

1.【広い敷地に豊かな森、キャンプ場を含めた森との共生をコンセプトにした複合施設。

【広い敷地に豊かな森、キャンプ場を含めた森との共生をコンセプトにした複合施設。

ふくしま県民の森「フォレストパークあだたら」は、中通りの大玉村にある「森林(もり)との共生」がコンセプトの福島県の複合施設です。広い森の中にはオートキャンプ場以外にも、ユースキャンプ場、森林館、森林学習館などの施設や森林学習・体験プログラムなどがあり、森林に関するさまざまな体験ができるのが特徴です。

なかでも、今回ピックアップするオートキャンプ場はとっても魅力的!自然豊かな福島県には数多くのキャンプ場がありますが、キャンプ愛好家はもちろん、初心者やファミリーにもおススメできるのがコチラのキャンプ場なのです。

2.フォレストパークあだたら10の魅力。

①温泉付き! しかも何度でも利用できるキャンプ場のお風呂事情って大切ですよね。

コインシャワーだけのキャンプ場では、100円玉を握りしめて慌てて洗い流すので落ち着かないし、掃除が充分なされていないことも。しかしフォレストパークあだたらには温泉施設があるのです!

とろりとした泉質(炭酸水素塩温泉)で、日帰り温泉としての利用も多いようです。なんといっても嬉しいのは、キャンプ場の基本料金に温泉使用料が含まれていること。時間内(チェックイン〜21:00、8:00〜10:00)であれば何度入ってもOK!比較的混雑の少ない時間帯が掲示されているのも安心ポイントですね。

②アクセスがいい

これ、とっても重要ポイント。子ども連れだと、移動時間が長いと大変ですよね?「フォレストパークあだたら」は、福島市からも郡山市からも1時間程度の好アクセス。チェックアウト後、寄り道しなければお昼には帰り着くため、その日のうちに洗濯やキャンプ用品のお手入れができるのです!

③炊事棟、トイレがとにかくキレイ

全体的に掃除や管理が行き届いているのですが、特に炊事棟やトイレがキレイなんです!!野外だから多少は仕方ないと思いつつ、シンクの中にゴミや葉っぱがへばりついていたり、なんとなーく黒ずんでいるとやっぱり不快。

トイレに虫の死骸が転がっていたりすると、子どもが怖がったり大変ですよね。キャンプ場だから、野外だから仕方ない。そう思っていた小さなストレスをほとんど感じずに済むって、本当に素晴らしい!

④温水が使えて後片付けもストレスフリー

キャンプ場で温水が使えるところって少ないんです。水しか使えないとバーベキューで使った油まみれの食器や網の油が落ち切らず、家に帰ってから洗い直すことに…。

春先や晩秋、冬のキャンプ時は冷たい水に悶絶しながら食器を洗うんです。でも、ココなら温かいお湯でスッキリ油分を洗い流し、寒い時期は快適に後片付けができる。なんてステキなことでしょう!後片付けもストレスフリー!

⑤音源が一切禁止

これまで我が家はキャンプに、ポータブルスピーカーを持って行っていました。ささやかな音量ですが、日中はお気に入りの音楽をかけて過ごしていたのです。しかし、ココは音源が一切禁止。初めはちょっと寂しい気がしたのですが、自然の音がとってもよく聞こえるのです。

鳥の声、風の音、川のせせらぎ……もう人工の音なんていらない!近隣の音楽がうるさくて落ち着かない、なんてことも起きないのです。

⑥テント泊はちょっと……ならトレーラーサイトやコテージ!

・「キャンプに興味はあるけどテントは持ってない」
・「子どもが小さいのでテント泊は避けたい」
・「テントじゃ落ち着いて眠れない」

そんな人におススメしたいのが、トレーラーサイトやコテージ。

トレーラーサイト:アメリカから持ってきたというキャンピングトレーラー(定員4名)で、室内にシャワーやベッドが装備されています。トレーラーの脇にテントを張ったり、バーベキューや焚き火もできるのも嬉しいポイント。

コテージ:5人用・7人用2階建て、7人用平屋があり、バリアフリータイプも用意されているようなので、車いすの方や年配の方でも安心ですね。ただし、コテージの室内外では、炭火・焚き火などは使用できないため、火を使って楽しみたい方は別途オートキャンプサイトを予約しましょう。

このほか、キャラバンサイト(トレーラーやキャンピングカー対応の広いサイト)もあります。また、キャンプ用品のレンタルもあるので、装備がまだ揃っていないという方は問い合わせてみては。(2020年7月時点では、新型コロナウィルス感染拡大防止のため、貸し出しを一部休止しているようです)

⑦子ども連れファミリーが多い!

温泉施設があったり、トイレがきれいだったり初心者キャンパーにも優しい施設のため、子ども連れファミリーが多い気がします。(もちろん、ソロキャンパーや大人だけのグループもたくさんいます)グループサイト近くの「キッズパーク」には遊具が設置されており、子どもたちがそれぞれのサイトから集まっていつの間にか一緒に遊んでいる! なんてことも。

⑧夜9時に消灯、10時以降は静粛タイム

焚き火やライトを消して静かに過ごします。普段ならまだまだテレビや電気のついた部屋でにぎやかに過ごしている時間ですが、ココは森の中。自然の音に耳をすましたり、満天の星空を眺めたりしていると、日々の疲れがリセットされるような気がします。静かな時間を楽しみましょう。

⑨管理者の巡回頻度が高く、なんだか安心

施設内を車で巡回しつつ、落ちているゴミを拾ったり、利用者に声がけをしたり。回数を数えていないため確かなことはわかりませんが、個人的な感覚としては他のキャンプ場に比べて巡回の頻度が高いような気がします。
キャンプ場でトラブルになったことはありませんが、安心感がありますよ!

⑩とにかく、森! 森! 森!

フォレストパークあだたら10の魅力
施設名がフォレストパーク、というだけあって森の中のキャンプ場です。さまざまな木がそれぞれの姿で枝葉を広げ、鳥がさえずり、虫が活動しています。

木の名前を調べたり、鳴き声から鳥の名前を当てたり、虫の活動を観察したり。森の中で、自然の中で、人間がちょこっと遊ばせてもらっているのです。なんて贅沢な時間!

3.まとめ。

フォレストパークあだたらでキャンプ四国から福島に引っ越してきて、初めて行ったキャンプ場が「フォレストパークあだたら」でした。私たち夫婦はキャンプがとにかく好きで、できることなら毎週末キャンプ場で過ごしたいと思っています。(さすがに無理)

そんな私たち史上ナンバーワンがこのキャンプ場。もちろん、まだ行ったことのないステキなキャンプ場は他にもあるでしょう。四国にも魅力的な、快適なキャンプ場はたくさんあります。
それでも、(暫定)ナンバーワンなのです。

また、冬場はクローズのキャンプ場が多いなか、こちらは通年営業。雪中キャンプをする人もいるようです。今の我が家の装備では難しいですが、夫が転勤で福島を離れてしまうまでに一度は体験したい!

私のキャンプ愛はさておき、フォレストパークあだたらの魅力がひとりでも多くの人に届きますように。ただし、すでにとても人気のあるキャンプ場なので予約は必須です。


■施設概要

ふくしま県民の森フォレストパークあだたら
住所:〒969-1302 福島県安達郡大玉村玉井字長久保68
電話:0243-48-2040(電話受付/9:00〜17:00)
FAX:0243-68-2060
URL:http://www.fpadatara.com
アクセス:東北自動車道:本宮ICより車で 20分/二本松ICより車で 20分
予約方法:電話またはインターネット(聴覚障害の方はFAXも可)
料金:基本料金(大人660円、小中学生330円、幼児無料)※基本料金に温泉代含む
上記に施設利用料・環境保全費・消費税・入湯税などを合計したもの
その他:ペット同伴不可、直火禁止、化学合成洗剤の使用禁止、音の出るもの使用禁止
動植物の採取禁止、発電機の使用・長時間のアイドリング禁止 など
※2020年7月現在、新型コロナウイルス感染拡大防止措置に伴い、施設の一部が休止している場合があります。詳しくは、キャンプ場にご確認ください。
また、共用施設(炊事棟やトイレ、温泉など)ではマスクの着用が求められることがあります。キャンプ場の指示に従ってご利用ください。


一般社団法人tentenの運営するメディア『tenten fukushima』では、他にも福島に移住・転入した人による魅力的な情報がまだまだ! 気になる人はプロフィール欄からcheckしてみて!

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