どれだけ雪が積もったのか?春に向けての除雪機での雪飛ばし!もう雪は降らない!?

昭和村にも春の兆し!?除雪機で本格的に敷地内を除雪!

3月に入りもうドカ雪は降らないだろう!とのことで、大きな除雪機を使って敷地内の主要箇所を除雪してもらいます!これまでの除雪してはドカ雪のイタチごっこに終止符は打てるのか?!

1.3月に訪れる気温の大きな体感変化

除雪機を使った除雪作業3月、福島県昭和村もいよいよ日中の最高気温が10度前後にも達するようになってきました。最低気温はまだまだ−5℃などの氷点下にはなりますが、日中の過ごしやすさはまさに春。さすがにもうピーク時のような大量積雪はないだろうとのことで、今まで手作業で行っていた母屋までの除雪と、封鎖していた離れの主要玄関を開放したいと思います。

今年は除雪機の購入が間に合わなかったので、同じ集落の方にご協力頂き、大型除雪機で一気に道を開拓します!

2.除雪機で母屋への道を切り開く

シェアベースの古民家の雪シェアベースの古民家の雪ピークの時には母屋の玄関が見えなくなる程に雪が積もっていました。改修作業のために、人1人が通れる程の道をほとんど手作業で作りながらこの冬を越えていったのでした。それでも手作業には限界があって、通る道は通常の地面の高さから約50cm以上高い状態でキープしているような状態だったんです。今回は除雪機で地面すれすれまで雪の高さを下げ、幅を広げて頂きます!
除雪作業気温の変化もあり、地面に近い所の雪はほとんど氷の状態。除雪機が上手に働けないので、高さの目安になる所までつるはしやスコップで叩き割りながら、除雪機のスタート地点を確保します!
除雪作業除雪作業いよいよ除雪機が動き始めます。高さを調節しながら何往復もして理想の高さまで雪を飛ばしていく、青空に飛んでいく雪が綺麗でした。。。入り口に近い所は手作業で雪を崩しながら雪を飛ばしていきます。

大型の除雪機とは言えど、およそ25m程の距離、幅は2mとちょっと位でしょうか?準備から初めて2時間ちょっとくらいかけて母屋までの道は完成です。

3.積もっていた雪の高さは?

除雪後のSHARE BASE除雪後のSHARE BASE屋根から落ちた雪がみるみる積もり、母屋の入り口付近は2m以上の雪が積もっていました。。。もちろん最近は暖かくなって雪よりも雨が降る様になったので、周辺の雪はだんだんと低くなっています。冬の間は屋根が目の前にあるような高さで歩いていましたが、除雪してみると目線の位置が変わって逆に新鮮。

さて、次は冬期封鎖していた離れの主要玄関までを開拓していきます!

4.離れまでの入り口を開拓!

SHARE BASEの離れSHARE BASEの離れへの除雪作業本来の主要玄関は、屋根から落ちて来る雪が危険なため、冬期は道路沿いにある玄関を使っていました。離れは元診療所だったので、診療所入り口としての玄関があったのが幸いです。母屋への道から分岐して、離れの玄関までの道を開拓します!
SHARE BASEの離れへの除雪作業SHARE BASEの離れへの除雪作業離れまでは2m弱程の幅で20m程、ここが開拓されれば改修に向かう母屋までも楽に行き来できます!

5.春に向けての除雪が完了!

share baseの古民家share baseの離れ除雪した田舎の民家除雪機での除雪が完了!母屋への道も完全に開かれ、離れの主要玄関も12月ぶりに使えるようになりました!除雪機があれば、コンスタントにこのレベルかそれ以上の範囲を除雪することが可能ということもよくわかりました。雪の壁の中を歩く感覚はまだワクワクします、今度の冬は除雪機を駆使しながら、もっと雪でできる面白い事を発掘していきたいですね。

あとは雪が溶けるのを待つばかり!雪かきがいらないので、母屋の改修もスピードがあがりそうです!

masaki umino
masaki umino
茨城県出身。大学卒業後、企業での営業経験を経て株式会社SATORUの創業メンバーとして参画。2017年に福島県昭和村へ移住後、地域活性化プロジェクト「SHARE BASE Project」で自社サービスの開発・運営・管理や各種ディレクション、webライティングを行っている。