広いキッチンスペースはどう使う?古民家の広いキッチンスペースのDIYリフォームに挑戦!
大広間、居間の改装が落ち着き、いよいよキッチンスペースの改装に入ります!DIYでできる範囲でどんな手順でどこを変えていくのか、Before→Afterが1番変わるであろう場所に期待です!
1.キッチンスペースの場所と状態
キッチンスペースは、図面右手側になります。建築当初から150年以上経ちますが、水回りはリフォームも施されていて比較的新しい場所です。
このキッチンスペースは、2017年の夏頃に、一度大掃除をして使える状態にまで修復していきました!それからはキッチンを再利用したりしながらまぁ使えない状態ではなかったんですが、内装のデザインを一新するべく、本格的にキッチンスペースのDIYに着手します。キッチン自体は木製、作業台のステンレスはまだ状態はいいものの、引き出しや開き扉の中は腐食やこびりついた汚れで老朽化しています。
夏頃に行った片付けの様子はこちらでご紹介しています。
▶古民家キッチンの片付け開始!予想以上の大苦戦はゴミの分別
2.どんな風に変えていくか?
さて、今回のキッチンスペースのDIY作業はこんな感じで進めて行きたいと思います!
①既存のキッチン、荷物の移動と掃除
②壁をクロスで一新!(天井もクロスが貼れれば・・・)
③床に新しいクッションフロアを敷く
④新しくキッチンをレイアウト
文字にすると一瞬に見えますがなかなか骨の折れる道のりです。。。恐らく一番腰が重いのが既存のキッチンの解体や荷物の移動ではないでしょうか?まずはキッチンスペースを空っぽ(ほぼ)にする、そんな作業から始めていきます。
3.荷物の場所移動
一段落した大広間の広いスペースに一時的に荷物を移動させます!キッチンて気づいたら色々物が増えているものですよね。ブルーシートはこんな時にも役に立ちます。壁に吊られていた戸棚、食器棚、ガス台などテトリスのように並べて行きます。
意外とキッチンが簡単に外れたのでいつの間にやらスペースも広くなって来ました!
ここのキッチンは流し台タイプ、システムキッチンとは違ってガスコンロや水栓が組み込まれていないタイプなので、解体が比較的楽なんですね。並べてある台を外していくだけです。意外に背面やキャビネット自体がビス止めされていなかったので、ドライバー1つ使わずに取り外せました!流し台はこの日使って湿っていたので、日を置いて取り外したいと思います。
4.レンジフードの取り外し
正直な所一番おっくうだったのがこのレンジフードの取り外し。空き家になっていた間に油にホコリがこびりついて、取り付けられていたビスも見えないくらいになっていました。。。よく見てみるとこの浅型のレンジフードは背面の壁に長い釘で固定されているだけ。釘抜きを使って外して行きます。急に落ちて来ると危ないので、2人で作業するといいですね!
レンジフードを取り外しが完了して、ぽっかりと四角い穴だけが残りました!並列していた照明も取り外して、1番おっくうだった場所もやっつけて一安心。
さて、壁紙を貼る予定の場所はある程度荷物をどけることができました。
5.汚れを落として壁紙を貼る準備
さて、多少の物はありますが壁紙を貼るのに支障は無い程度なので、壁の下地を整えていきます。沿わせてある電気やテレビアンテナを増設したときのケーブルを外していきます。壁紙の張り替えは一度離れの家で練習済みですが、今回貼るのは化粧された石膏ボード。条件が異なりますが、まずは壁紙を貼った後にヤニ汚れなどが浮き上がってこないよう、表面を磨いて掃除しておきます。
ひとまずレンジフードの穴は段ボールと養生で塞いでおきました。手間や時間がかかりそうですが、1つ1つステップをご紹介しながら進めていきたいと思います!
●壁編はこちらかから
▶古民家再生DIY!キッチンスペースのDIYリフォームへの道〜壁編① 壁紙(クロス)を”貼る前にしておく”大切なこと〜
●床編はこちらから
▶古民家再生DIY!キッチンスペースのDIYリフォームへの道〜床編① キッチンの床は何にする?〜