幻の青ばと豆腐を求めて!奥会津の玉梨とうふ茶屋へ

こだわりの豆腐は奥会津で!気になっていた玉梨とうふ茶屋へ

会津川口駅から車で昭和村方面へ向かうこと10分、大きな看板と茅葺きの屋根、赤いのれんが目印の「玉梨とうふ茶屋」があります。こだわりの水と豆からできた豆腐を食べられるのはもちろんのこと、豆腐だけにとどまらない驚きを秘めたスポットと出会いました。

1.青ばと豆腐の「青ばと」とは?

青ばととは、奥会津金山町玉梨地区の方言で「枝豆」のことを言います。案外身近にあるものかと思ったら大間違い、大自然の中で育ち厳選された「秘伝」という品種を使っているそうです。それだけではなく、豆腐の70%を占めると言われる水も、およそ百年の年月をかけて流れつくと言われる奥会津百年水を使用した豆腐なんです。

さて、早速お店の目印、赤いのれんをくぐってみましょう。

2.店内は驚きの別空間!

玉梨とうふ茶屋玉梨とうふ茶屋の内観赤いのれんをくぐり戸を開くと、まるでそこは別世界!少し暗めで独特の雰囲気のある店内は、行き着いた客をワクワクさせてくれます。
いろりを囲む様に座る客席からは、豆腐作りを生で見る事ができますよ。客席は店内奥の小上がりにもテーブルが3つ、2階に上る階段もありました。

驚いたのはこの小上がり席。靴を脱いで上がるとまさかの光景が広がっています。

3.小上がり席の下には・・・?

玉梨とうふ茶屋のチョウザメ小上がり席の下にはなんと大きなチョウザメ!大きな水槽になっていて、チョウザメが飼育されているんです。なんとキャビアを採るためだとか。豆腐屋にキャビア、店内の作りにも発想にも心が踊らされます。

4.待ちに待った青ばと豆腐

玉梨とうふ茶屋のおからドーナツ幻の青ばと豆腐玉梨とうふ茶屋のジャンボ生揚げこの日は5人で来店、それぞれ雪花菜(おから)ドーナツと、幻の青ばと豆腐とジャンボ生揚げを注文。豆腐が丸ごと1丁、4種類の薬味で楽しめます。薬味のこうじ辛子はコクがあっておいしい!しっかりしたボリュームで食べ応えのある豆腐で、遅い朝ご飯のつもりがしっかりと満腹になりました。

玉梨とうふ茶屋のメニュー玉梨とうふ茶屋のメニューメニューは豆腐だけではなく、豆腐を使ったアイスやソフトクリーム、ドーナツや納豆など種類も豊富です。どれも食べてみたいですが、なかなか食べ応えのあったこの日はまたのお楽しみにとっておくことに。

5.奥会津に来たら1度は立ち寄るべき!

玉梨とうふ茶屋の外観県外にも常連客を持つ玉梨とうふ茶屋。週末には人だかりや撮影などで賑やかな様子を何度か見かけましたが、なぜこんな近所で今まで行っていなかったのか・・・と不思議になる程。一般的な豆腐に比べればちょっと高めですが、素材を知れば納得の青ばと豆腐。店内ではその豆腐を作る事になった裏話なども知る事ができます。「ただの豆腐やさん」ではない話題性に富んだ玉梨とうふ茶屋、是非1度立ち寄って頂きたいと思います。

6.アクセス

・会津川口駅から車で約10分

 

masaki umino
masaki umino
茨城県出身。大学卒業後、企業での営業経験を経て株式会社SATORUの創業メンバーとして参画。2017年に福島県昭和村へ移住後、地域活性化プロジェクト「SHARE BASE Project」で自社サービスの開発・運営・管理や各種ディレクション、webライティングを行っている。