DIYにOSB合板を使ってみて気づいた特徴や注意点6選。

OSB合板をDIYで使いたい! どんな特徴や注意点がある?

これまで様々なDIYを記録して来ましたが、その中でもよく使う材料の一つが「OSB合板」。優れたデザイン性を持ち、塗装や仕上げ材をしなくて良い上に強度も十分。もちろん価格もお手頃ときたもんだから、DIYする人にとっては強い味方!

今回はそんなOSB合板をDIYで使うときに気づいた、特徴や注意点を6点まとめてピックアップ! これからOSB合板を使ってみようと思っている人も、ちょっとだけ参考になるかも?

1.DIYにOSB合板を使ってみて気づいたことや注意すること6選。


DIYにOSB合板を使ってみて気づいたことや注意すること6選。OSB合板は「Oriented Strand Board」(オリエント・ストランド・ボード)の略で、破片状にした木材を重ねて作られたものです。 ご覧の通りで、特別な塗装などをしなくてもデザイン性が高く、そのまま内装材として使われたりもします。

そのままでもなんとなくカッコイイ。そんなお手軽な上、ホームセンターなどで手軽に手に入るから、DIYをする人たちからも愛されている材料です。ボクらも例外なく、このOSB合板をある程度まとめて買っておいて、いろんなDIYに活用しているOSB合板ラバーのひとり。

今回は、そんなOSB合板を使っていて気づいた特徴や注意点をまとめてみましたので、ぜひ参考にしてみてくださいね!

これまでOSB合板を使ったDIYには下記のようなものがあります。

▼OSB合板を使ったDIYはこちら。
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2.①構造用?内装用?どれを使えば良いか?


構造用?内装用?どれを使えば良いか?OSB合板は、主に構造用として用いられる材料。建物の構造に使うためにちゃんと規格を満たしたものが販売されています。対して内装用のOSB合板はあるのか? という疑問を持ったため探してみましたが、ホームセンターでは見つからず。

いろいろな情報を参考にしてみると、内装用には構造用のOSB合板の表面をさらにサンダーなどで滑らかに仕上げたり、「内装として使うために綺麗に仕上げが施されているもの」が販売されていました。構造用だけど、内装材としても使えるよ! という感覚なのかもしれないですね。僕らのDIYでは全て構造用という規格を満たしたOSB合板を使用しています。

3.②表と裏がある? 数枚使うときは表裏に注意!


表と裏がある? OSB合板を数枚使うときは表裏に注意!OSB合板は表も裏も同じような模様になっていますが、どちらを使うのが正解なのでしょうか? 大きくは、品質表示のスタンプが押されている側、押されていない側、の違いです。

DIYで使う場合の答えは「好み」です。大工さんに聞いてみたところ、建物の構造用として使う場合にはその品質が確認できるようにスタンプが押されている方を見えるように使うようですね。

インダストリアルな雰囲気に見せたい場合はスタンプ側を見えるように使ってみたり、好みによって使い分けると良いと思います。あとは若干手触りなんかも違ったりするので、触った感触で選んでみてもイイかも?

4.③丸ノコでカットするときは飛び散る破片に注意!


丸ノコでカットするときは飛び散る破片に注意!次は加工をするときの注意点! 木材をカットするときは丸ノコを使うという方もいると思います。そんな時に注意が必要なのは、OSB合板を丸ノコでカットするときは、飛び散る破片に注意が必要というところ。合板の性質上、丸ノコでカットするとめちゃめちゃ破片が飛んで顔に当たるとイタイです。。。目に入ってしまうとしばらくゴロゴロして作業にならないことも。。。

丸ノコを使うときは、ゴーグルなどをして目を保護するのをオススメします。(顔はピシピシ当たっちゃうけど)

5.④カットした時の小口に注意! 取扱いには手袋や軍手がオススメ。


カットした時の小口に注意! 取扱いには手袋や軍手がオススメ。丸ノコでカットしたり、ジグソーでカットした後の「小口」にも要注意です。うっかり素手で触ってしまうと、木片のトゲが刺さってしまったり、手を切ってしまうこともあります。扱う際には、軍手や作業用の手袋を使うとケガのリスクが減るのでオススメです。

また、サンダーで加工した表面を整えてあげると仕上がりも綺麗になります。

6.⑤意外と重い。。。しっかりしたビスを使うのが◎。


意外と重い。。。しっかりしたビスを使うのが◎そしてOSB合板は見た目よりも重いです。。。9mm、12mm、24mmとありますが、9mmのOSB合板でもなかなかの重さ。壁の内装材としては良いですが、天井に使うとなると相当な腕力とかなり頑丈な取り付けが必要です。(そもそも天井に使うことはないとも。。。)

壁に取り付ける際には、しっかり下地と一緒に固定できるような長さのビスを選定するのも大切です。

7.⑥水には弱い。DIYで使うなら内装に!


水には弱い。DIYで使うなら内装に!こちらは実践したわけではないのですが、見た目のカッコ良さから最初はウッドデッキの足場材として使おうと検討していました。そんなことを大工さんに話してみると、「OSB合板は水に弱いから雨ざらしになるところには向いていない」とのお達しが。

成形するときの糊やそもそもの材料の木片の特徴でしょうか、水に濡れる場所には施工しないのがオススメです。

8.材料の特徴を知って、安全で楽しいDIYを!


一度使ってみればその特徴やクセがわかってくるOSB合板。優れたデザイン性や値段、扱いやすさから人気の材料ですが、上手に扱うための注意点や適した場所があるので、材料の特徴を知って安全で楽しくDIYしていきましょうー!

masaki umino
masaki umino
茨城県出身。大学卒業後、企業での営業経験を経て株式会社SATORUの創業メンバーとして参画。2017年に福島県昭和村へ移住後、地域活性化プロジェクト「SHARE BASE Project」で自社サービスの開発・運営・管理や各種ディレクション、webライティングを行っている。