初公開となる古民家(母屋)の間取りをご紹介させていただきます。
経年劣化による大きな障害
水道管の破損
移住してはや3ヶ月が経過し、約20年間人が住んでいない母屋は経年劣化が多くあり、改装・改修の大きな足かせとなっております。特にその中でもひどいのが水道管の破損です。原因は豪雪地帯のなか、水道管が地面に埋めておらず地上に組まれていることで、長年の雪に圧迫されて折れてしまったことにあります。水道管の破損のため家屋に水が通らず、トイレや水をつかった掃除ができずに苦戦しております。水道管の破損の修理は、水道管周りのコンクリートを壊し地面を掘り返し、水道管をみつけること。その後、各水回りにつながるように新たに配管を組んで地面の中にうめていくこと、作業手順は把握しております。
家の傾き
続いて、経年劣化として多くの家屋を悩ます、家の傾きです。計測すると、傾きは1度〜3度程度。ただし立っていても傾きを感じてしまうほどで、一部の扉は傾きによって閉まらなくなっております。原因は、家屋をコンクリートで囲んだことで、通気性の悪化からくる木材の腐敗です。修理には、ジャキアップという手法で家全体を少しずつ持ち上げて腐敗した木材を新たに入れ替える必要があるとのこと、この修理はどうしても大きな機材が必要になりますので、専門家の力を借りなければいけない部分になりそうです。その他細かなところは床の劣化などもちらほらあると言う感じです。
改修の今後
ということで、今後は経年劣化からくる障害に立ち向かっていかなければなりません。現在、お財布と相談しながら、自分たちで修理する部分(できる部分)、業者さんに依頼する必要がある部分。またその見積もりやその順番など詳細を確認している状況です。
その後、外装・内装というフェーズに入りますので今後、乞うご期待ください。