BBQもおまかせの、幅広く活用できるガゼボ (東屋)をDIY設置するために。
山の天気はとても変わりやすい。カンカン照りの真夏日、庭で気持ちよくBBQをしていても、突然の雨に見舞われる事も珍しくありません。そんな時に、雨をしのげる場所があると便利ですよね! 今回は古民家の裏庭に屋根付きのBBQもできるスペースをDIYで作りたいと思います! まずは土台となるウッドデッキ作りからスタート!!
1.外で過ごす時間を快適にする、コストコの「ガゼボ」とは?
「ガゼボ」と聞いてピンと来る人は少ないのでは? ガゼボは、公園などでみられる「東屋(あずまや)」のこと。スペースがある人は、自宅の庭に設置している方もいますね。
実はこのガゼボ、あの会員制倉庫型店舗「COSTCO(コストコ)」で販売されているんです!
画像引用:コストコ
食材の調達にコストコに行ったところ、展示されているガゼボと運命の出会いを果たしてしまったのです。会議の末ほど無くして、外で過ごす時間を快適にするこのアイテムを、ボクらの運営する古民家民泊 SHARE BASE 昭和村にお迎えする事になりました。
今回DIYで組み立てるのは、古民家の裏庭のこちら。以前ウッドデッキをDIYした場所の隣です。様々なアクティビティが楽しめるように裏庭を拡張させて行きたいと思います。
ウッドデッキをDIYした時の記事はこちらでご紹介しています。
▶『費用を抑えて簡単に!庭にウッドデッキをDIY!』の記事はこちらから。
2.本体だけじゃ×! ガゼボを設置する前の大切な事。
さて、設置すると言っても、平らではない場所に設置しても安定感、強度共に本来の力が発揮できないというもの。今回はウッドデッキをDIYして水平を取り、そこにガゼボを設置する計画になりました。
まずは材料の調達。横幅4,5m、縦幅3.6m程のウッドデッキを作るため、峠を超えて2×4材12フィートを60本、束石を30個、コンクリート平板を30個仕入れて来ました。
3.整地開始! 大三角形の正体は?!
まずはウッドデッキを作る場所の整地から始まります! 計画した範囲の中には、朽ち果てた3m程の木や、雪の重みで垂れ下がった栗の木の枝など、DIYの邪魔になるだけじゃなく、景観を乱しているものがあります。
こちらをチェーンソーや草刈り機などで整備し、開けた状態にしていきます。
こちらが木を切り草を刈り、更地となった状態。頭の中のイメージだけだったものが、改めてリアルになって来ます。製作する場所をしっかりと確認! 後悔のないように場所を決めておかないと、後でやり直すのは大変です。
一番大切なのは、しっかりとした水平の土台を作る事。以前のウッドデッキDIYでは、水平器のみで必死に少しずつ水平を取っていましたが、今回は土台の上にガゼボが乗るため、本格的な水平のウッドデッキを作る必要があります。
専門の知識を持った村の方に協力して頂き、本格的かつ簡易的な『丁張り』の作業を行なっていきます。木をナタで削って杭を作り、大きな三角定規のようなものを準備! この正体は一体なんなのか?! ガゼボDIYヘの道はまだ始まったばかりです。
▶「コストコのガゼボ(東屋)を設置するために。土台のウッドデッキをDIY!! #2〜位置と水平を測る丁張り(遣り方)〜」