川遊びも楽しめる!! 福島県昭和村の『玉川渓谷(たまがわけいこく)』は自然を学べるアクティブスポット。

玉川渓谷は手付かずの大自然が溢れる冒険スポット!

小さな頃、川で遊んだ記憶はありますか? 川は、自然の水の流れから作られた不思議な岩壁や石の形が見れたり、子供が大好きな虫や魚と触れ合えるほか、滑りやすい場所や日常に潜む危険も知ることができる学びのスポット。

そんな川遊びにもピッタリな、福島県昭和村の玉川渓谷に行ってきました。

1.手付かずの自然が残る玉川渓谷。

昭和村から南会津町へ行く、「鳥居峠」の途中にあるのが「玉川渓谷(たまがわけいこく)」。約18kmに及ぶ渓谷の源流は、国の天然記念物に指定されている「駒止湿原」となっています。
玉川渓谷の入り口
ここが玉川渓谷の入り口。玉川渓谷をまたぐ橋の手前あたりにあるので、比較的わかりやすい場所にあるというのも◎。川へ降りるには少し急な場所を降りていきます。

東北の避暑地
東北の避暑地
玉川渓谷は、秋の紅葉の景色が素晴らしいことでも有名なんです。川を挟む木々が深く色づく紅葉の季節にも、ぜひ訪れたい場所。

流れは比較的穏やかで、冷たく透き通った水と、あたりに響く虫の声が夏の訪れを感じさせてくれますよ。玉川渓谷の周辺には、ほかにも涼しさを感じられるスポットがあります。
福島県昭和村の銘水『冷湖の霊泉(ひゃっこのれいせん)』は、暑い夏にピッタリの避暑スポット!!

2.冒険感覚で渓流を練り歩く、自然の遊び場!

福島県の避暑地
福島県で川遊び
沢に降りてみると、冒険心をそそる自然の景色が目の前に広がります! ダイナミックな倒木も、人工的ではない自然の力を感じずにはいられません。

川では休んでいる蝶々も発見。ゴーグルを持って川の中を覗いたり、冷たい水に濡れながら沢を歩いたり、川の遊び方は無限大!
連れてきて頂いた村の方に聞けば、昔は魚を突いて取っては、持ってきたサバ缶を食べた後の油で焚き火をして魚を焼いたりして遊んでいたそう。都会では体感できない、アウトドアな遊び方をしていたんですね。

川遊びができるスポット
クロサンショウウオの卵

沢は滑りやすいので歩くときは注意が必要です。トングサンダルやシャワーサンダルだと脱げてしまったりと歩きにくいので、ウォーターシューズ がスポーツサンダル(ストラップサンダル)などを履くと動きやすいですね。

「ここは滑りやすい」ところということを学んで、そういう場所を避けて通るようになったり、不規則な自然の中を歩いてバランス感覚を養ったり、川遊びは子供が成長するのにもってこいの場所なんです。

3. 子供も大興奮間違いなしの洞穴。

福島の子供と川遊びできるスポット
川遊びができる川
沢をぐんぐん歩いていくと、何やら怪しげな洞窟を発見! 中を覗いてみるとコウモリも2匹発見。自分が子供の時だったらきっと大はしゃぎで、秘密基地なんていって色々ものを持ち込んじゃいそうです。。。

キャニオニングができる福島の川
夏の暑さも忘れる、涼しくて水の冷たさが気持ち良い昭和村の川遊びスポット。大人も訪れては、「ウルイ」などの山菜も採れるそう。川でたっぷり遊んだ後は、昭和温泉にのんびり浸かるのも良いですね。

※川遊びの注意点

遊んでいる場所は穏やかなようでも、上流で天候が悪化している場合があります。鉄砲水など、川の流れが変わるのはあっという間! 水量が増えたと思ったら、すぐに川遊びを中止するのが最善です。
また、水が濁ってくるのも上流で変化が起こったというサイン。山は天気が変わりやすいので、十分に注意して遊んでくださいね。

◆玉川渓谷(たまがわけいこく)

●〒968-0214 福島県大沼郡昭和村大芦

masaki umino
masaki umino
茨城県出身。大学卒業後、企業での営業経験を経て株式会社SATORUの創業メンバーとして参画。2017年に福島県昭和村へ移住後、地域活性化プロジェクト「SHARE BASE Project」で自社サービスの開発・運営・管理や各種ディレクション、webライティングを行っている。