からむし織体験生の集大成! 『第25期 からむし織体験生・研修生 作品展』は2019年3月8日(金)〜3月11日(日)開催。

奥会津昭和村に暮らし、からむし織に触れて感じたものとは?

これまでも度々ご紹介してきた昭和村のからむし織ですが、1年間を通して技術を学ぶからむし織体験生の成果、そして体験生を経た研修生の技術を見られる貴重な機会『からむし織体験生・研修生 作品展』が3月8日(金)〜11日(月)で開催されます!

1.からむし織体験生とは?

「からむし織体験生」は、奥会津昭和村に伝わる伝統織物『からむし織』の畑〜織りまでの一連の工程を学びながら、山村生活を通じて生活文化を知る事を目的に、1994年から始まった約1年の体験プログラムに従事する方です。
昭和村のからむし織
福島県の伝統工芸
体験した方の志望動機はさまざまですが、修了した多くの方がからむし織の技術だけでなく、村での生活の中で出会ったご飯、昔からの暮らしの知恵や村の人々、昭和村に残る手つかずの自然に魅力を感じたとに耳することも。

体験生を終えてからも村に残り、ここで魅力を感じた事に向き合いながら暮らし続ける方もいる事から、からむし織、そして昭和村との出会いはそれまでの生活と自分を見つめる大きなきっかけにもなっているような印象を受けます。

第25期 からむし織体験生・研修生 作品展
25年続くこのからむし織体験生『織姫・彦星』制度。四半世紀つづくこの制度に応募する人たちの世代は移り変わりますが、本質的なところは変わらないのではないでしょうか?

そんなからむし織体験生の実施期間も残すところあとわずか! 体験生はどんな1年を過ごせたのでしょうか? 作品展を通して、そんな背景も垣間見えるかもしれません。

2.『からむし織体験生・研修生 作品展』開催概要

第25期 からむし織体験生・研修生 作品展
■『からむし織体験生・研修生 作品展』
日程:3月8日(金)〜11日(月)
会場:道の駅 からむし織の里しょうわ(福島県大沼郡昭和村大字佐倉字上ノ原1)
出展者:体験生▶︎早尾 絵理  佐原 一葉  瀧 睦子  荒尾 綾子
    研修生▶︎加藤 萌絵  古谷 志乃  秋山 恵美子  田嶋 紀佳
お問い合わせ:昭和村役場 からむし振興室
tel:0241-57-2116

masaki umino
masaki umino
茨城県出身。大学卒業後、企業での営業経験を経て株式会社SATORUの創業メンバーとして参画。2017年に福島県昭和村へ移住後、地域活性化プロジェクト「SHARE BASE Project」で自社サービスの開発・運営・管理や各種ディレクション、webライティングを行っている。