根太はどうやって取り付ければ良い?床を張る前に根太を増設!
床がどのように人の体重を支えているのか?根太張り工法では、フローリングや畳の力だけではなく、構造にある大引、根太(ねだ)という構造が支えているんです。古民家の床を張り直す為の1工程、敷居と共に外した根太を新しく入れ直したいと思います。
1.根太張り工法での根太の重要性
シロアリ被害でボロボロになった、大きな木材の敷居と土台を取り外し、綺麗な敷居が設置されました!これで玄関側の床板が設置できると思いきや、1つ大切な工程を忘れていました。”根太”が一本不足しているんです。
敷居と玄関側の床板は段差が出るようになっています。敷居の手前部分の根太は取り外してしまっていたので、床を敷いてもその部分は体重を支えきれません。
敷居に根太を寄せるように大引の上に根太を乗せて設置します。仮に材料を置いてみましたが、運良く他の根太との水平もほぼ取れるような大きさのものだったので、早速取り付けてみたいと思います!
根太を取り付けるのは初めての作業、どんな風に取り付ければいいのでしょうか?
2.大引と根太を固定する方法はビスの打ち方がポイント
根太を取り付けるとは言っても初めての作業、敷居を直して頂いた大工さんに教えて頂いて、根太の取り付け方法を教わってみました!
・コーススレッドを大引に向けて斜めに打ち込む
斜めにビスを打つインパクトドライバーの使い方は初めてでしたが、他の材料で練習をしてから本番!うまくできたかと・・・。思いのほかかなり強めに固定されます。
3.両端部を補強する
両端部を補強するために、重ねるように根太を設置しておきました。意外と慣れると簡単で面白いですね。古民家の場合、既存の釘が木に埋まっていたり、釘が錆びて抜けにくくなっていたり、手順はわかってもその下処理に時間がかかることが多い。
4.同じ被害をなるべく防ぐ為に、床下にひと手間
今回大きな改修の要因となったシロアリ被害。入れ替えた土台とその周辺には対策のための薬を塗ってもらいましたが、念には念を。シロアリ対策として粒剤を散布しておきました!割と強い薬なので、手袋、長袖、マスクは必須。また白い彼らの標的とならないように願いを込めて、いよいよ床張りに入ります!
▶古民家再生DIY!玄関の床板と敷居の改修!⑤〜玄関の床板張りをDIY!〜
5.ご支援、仲間を募集中!
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