キッチンの床はどんな素材が最適なのか?機能性と施工性で選ぶ水回りの床!
壁紙を貼り終えてほっと一息をつく間もなく、次はキッチンスペースの床を貼って行きます。床そのものは状態も悪くないので、なるべく簡単に施工できて機能性も高いものが良いし、もちろんデザインにもこだわりたい。どんな床材が最適なのでしょうか?
1.水回りスペースの床の現状
ようやくキッチンの流し台を外し終え、床に乗っている物も全て撤去する事ができました。毎度ながらですが、まずは変えたい所の物をなくすことから始まります。どかした物のスペースも確保しなければならないので、これがなかなかリフォームしようと思っても腰が重い原因だったりするのではないでしょうか。。。
年季を感じるパターンデザインの床。実はこの床、床材の合板の表面がビニールになっている床材のようです。イメージしているデザインとはかけ離れているので、壁の次は水回りの床を簡単にDIYしたいと思います!
2.機能性と施工性から選んだ床の素材
比較的水回りスペースは他の部屋に比べると新しくなっている(建物自体は築150年を越えています)ので表面のデザインだけ変えていこうということになったのですが、既存の床材からビニールは剥がれません。希望としてはこんな感じです。
●施工性
①廃材が出ないようにしたい
②貼るのが簡単
③古民家特有の出隅、入隅の多い壁でも調整が容易
●機能性
①水に濡れても強い素材
②木目のデザインが良い
③なるべく価格は抑えたい
その希望の中から選ばれたのがクッションフロアです。
クッションフロアのメリットは、
①水回りに強い
②施工が簡単
③費用が安い
④掃除が簡単
木のフローリングよりも圧倒的に水分に強く、費用が安いのが最大の特徴ですね。キッチンやトイレなどの水回りスペースによく用いいられるのは、その耐水性からと言えます。施工面ではハサミやカッターで切れる程度の物なので、DIYにも最適なフロア材として注目されています。
相反して、重たい物を長時間置いておくと、へこんで跡がついてしまうというデメリットがありますが、使う場所を考えればクッションフロアはやっぱり水回りやDIYに最適な床材と言えるでしょう。早速広げて仮置きしてみます!
ちなみに、以前トイレのクッションフロアを貼り替えた時の施工方法はこちらでご紹介しています。▶超簡単!トイレ床、クッションフロアの張り替えをDIY
3.フロアを広げて仮置きする
まずはクッションフロアを仮置きしてイメージ通りか確認!それと同時にまずは長さをある程度余分に確保してカットしておきます。今回クッションフロアを購入したのは、壁紙でおなじみの「壁紙屋本舗」さんです。壁紙だけでなくクッションフロアや施工に関わる道具など、様々な商品の取り扱いがあるDIYの強い味方です。
●今回使用するクッションフロアはこちら!▶壁紙屋本舗 住宅用クッションフロア/ダークウッド ダークな木目 SE-3015
イメージができたら、障害物を確認しておきます。
4.イメージができたら障害物を確認
クッションフロアを貼る箇所に障害物がないかを確認します!キッチンのクッションフロアを貼る際に、おそらく多くの人がぶつかるであろう難題「床下収納庫」があります。。。本来であれば枠を外してフロアを入れ込んで収めるのがセオリーのようですが、このアルミ枠が一向に取れず頭を抱えた所で、今回の作業は一旦終了です。
古民家でのDIYリフォームは、当たり前が当たり前でない色々な越えるべき壁が用意されています。知恵を絞って乗り越えて行きたいと思います!
▶古民家再生DIY!キッチンスペースのDIYリフォームへの道〜床編② クッションフロアは何で貼るか?慎重にやりたい木目柄の合わせ方〜