これさえあれば大丈夫!初心者でも簡単に釘打ち機を扱えるオススメのセットをご紹介!
DIYでも時間短縮、作業効率化に一役買う便利な釘打ち機。使ってみたいと思っても、高そう、どれを選べばいいかわからない、どうやって使えばいいかわからないという方のために、「これを揃えればすぐに使える」、2万円以下で揃えられる釘打ち機(フィニッシュネイラー)をご紹介したいと思います。床の張り替えなど、初めての方は是非参考にしてみてくださいね。
目次
1.釘打ち機(フィニッシュネイラー)はどんな工具?
釘打ち機は、釘を木材に打つ為の機械。釘を高速で発射するので、カナヅチで叩いたりする必要がなく、作業の時間短縮や効率化に役立つ便利な道具なんです。空気の力を使ったものはエアタッカー、エア釘打ち機、ネイルガンなどとも呼ばれ、住宅の工事現場などでよく聞くバシュッ、バシュッと音を立てている工具がそれです。。
そうは言っても高速で釘が発射される道具、初心者が扱うには少し怖い気もしますし、どれを選べばいいかなどわからないことがたくさんありますね。今回は、床の張り替えなどに使える釘打ち機を、初心者でも簡単に使えるオススメ例をご紹介していきたいと思います。
2.2万円以下で揃えるならこれ!
①釘打ち機(フィニッシュネイラー)本体
②フィニッシュネイル
③エアコンプレッサー「FT-35P」
④バッテリー「HITACHI 40B19L」
⑤エアーホース 10m
これら全てAmazonで揃います!バッテリーは車用のモノですが、これに限らなくてももちろん良いと思います。(自家用車にも使えるのでこれを選んでいます。。。)エアホースは20mのものもありますが、バッテリーとエアコンプレッサーを持ち運べばいいだけなので、DIYで使う分にはそこまで長さは必要ないかと思います。
WEBで釘打ち機を検索すると、ほとんど釘打ち機単体での販売や紹介ばかりですが、使う為に必要な道具の接続方法等がわからないといったことはありませんか?準備から使い始めまでを追ってみましょう。
3.釘打ち機を使う準備①-それぞれの繋ぎ方-
①バッテリーとエアコンプレッサーを繋ぐ
まずはエアコンプレッサーの動力源となるバッテリーと接続します。ここでは、+と−の接続を間違えないようにするのが最大のポイントです。赤=+、黒=−が正解です。まだエアコンプレッサーの電源を入れるのは待ちましょう!
②エアコンプレッサーとエアホースを繋ぐ
バッテリーとエアコンプレッサーがつながったら、次はエアホースを繋ぎます。写真のように、ホース側が凸のようになっている方をエアコンプレッサーに差し込みます。しっかり奥まで差し込みましょう。
③釘打ち機にオイルをさしておく
次にエアホースと釘打ち機を接続するのですが、その前に釘打ち機にオイルをさしておきます。オイルをさすのは、釘打ち機側のエア注入口です。数滴たらす程度で良いそうですよ。
ちなみにこのフィニッシュネイラーに同梱されているオイル、初めてオイルを使う時はスポイト部が中に入っているので、一度分解してからスポイト部を差し替えて使います。
④エアコンプレッサーと釘打ち機を繋ぐ
最後に釘打ち機とエアコンプレッサーを接続します。ぐっと奥まで差し込まないと、空気の圧力でエアホースが飛び抜けてしまうので、しっかり奥まで差し込みましょう。
4.釘打ち機を使う準備②-釘打ち機本体の準備-
接続が終わったら、フィニッシュネイラー本体を使う準備に入ります。
①釘をセットする
まずは本体に釘をセットします。写真のように黒いストッパーをぐっと押すと、釘を装填するスペースが現れます。釘の向きに注意して装填しましょう!
②釘装填後の閉じ方
釘をセットして閉じるのですが、使ってみたらすこしわかりづらかったので補足しておきます。連結した釘の下部に、釘打ち機の黒くはみ出した部分が見えると思いますが、この部分で釘を固定しています。装填後に閉じるときは、上側のシルバーのケースをスライドさせてカチッと固定されるまで上げていきます。
これで釘打ち機を使うまでの準備が整いました!いよいよエアコンプレッサーの電源を入れてみましょう!
5.釘打ち機の使い方
早速バシバシ釘を打っていきたい所ですが、エアコンプレッサーの準備が整うまでは少しお待ちください!
①エアコンプレッサーの準備
電源を入れた後、このメモリが600〜700に達するまで待ちます。(必要圧力になると自動的に止まります。)
②釘を打つ対象に向けて打つ準備!
釘打ち機は、ネイルガンとも言われるように、トリガーをひくことで釘が発射されます。ほとんどのフィニッシュネイラーは、安全のため先端を対象に押し付けないと釘が発射されないようになっています。(一部の製品では、連続発射できるようにその安全装置を切る事もできるようです。)とは言っても、絶対に人に向けないようにしましょう。写真ではカメラの方に向けていますが、釘を装填していない状態です。
③先端を押当ててトリガーを引く
バシュッという音とともに空圧により釘が対象に向けて放たれます。始めは使わない板などに打つ練習をすると良いですね。装填している釘よりも薄い材料だと、釘が飛び出るのでご注意。最初は驚きますが、慣れると気持ち良いくらい順調に釘打ちできるようになります。
何事も慣れて来た頃が危ないと言いますが、便利な分使い方を誤ると危険です。
6.使用時の注意!
便利な釘打ち機ですが、以下のことに注意して使いましょう!
①人に向けない
②使わない時、移動する時はトリガーから指を離す
③連射装置がついている釘打ち機は、慣れないうちには連射機能を使わない
釘打ち機は便利ですが、ものによっては簡単に人の皮膚や骨を貫通するほどのパワーを持ちます。子供は特にこういった派手な音などに興味を持ちますので、近くにいるときには使わないなど、十分に安全面に配慮して使うことをオススメします。
今回は初心者でも簡単に使い始められるような流れをご紹介しました。というのも、実際に使いたいと思ってこの釘打ち機を購入したものの、英語の薄い取り扱い説明書しか同梱されておらず、使い始めまでに苦労したという経緯があります。エアコンプレッサーにはコンセント式のものもありますが、安価で小さく使いやすいものとしてオススメさせて頂きました。是非、同じ様に使い方がわからなくて困っている方のご参考になればと思います。