0.番外編 福島県昭和村のあれこれ

雪国の強い味方!消雪パイプの仕組みとは?

雪国の暮らしに欠かせない!消雪パイプについて調べてみる

雪国では馴染みの深い消雪パイプ。散水して道路の雪を溶かすという画期的な雪国アイテム!今回は自宅前の道路で消雪パイプの点検が行われていたので調べてみると、意外と知らなかった(雪国では当たり前!?)発見も・・・。

1.消雪パイプとは

消雪パイプは、道路に散水して雪を溶かし、冬でも夏と変わらない路面状況をつくってくれる雪国の強い味方です。雪をどかす場所のない所や、広い道路でも活躍し、文字の通り「雪を消す」という画期的な効果をもたらしてくれます。

雪とは縁のない場所から移住してきた人にとっては、スキー・スノーボードで来たときくらいしか馴染みの無い消雪パイプですが、意外に知らなかった仕組みが多くありました。(雪国育ちの方からすれば当たり前のことかもしれませんが・・・)

2.消雪パイプの仕組みは?

画像引用:デジカメ日報
この画期的な消雪パイプは、地下水から組み上げられた水を使用して消雪します。地下水は冬期でも雪の温度より高いため、温度差で雪を消す事ができます。地下水の採取が困難な地域では、河川の水を温泉熱を利用して温めたり、トンネル湧水を使う場所もあるそうですね!

さらにこの消雪パイプは、現在ではほとんどが自動制御になっているそうです!雪が降っていることを感知して、自動的に散水しているため、真夜中の突然の大雪にも対応できるそうです。

3.消雪パイプの発祥は?

消雪パイプは、昭和36年、新潟県の長岡市が発祥と言われています。柿の種の元祖!浪花屋製菓の創業者「今井與三郎」氏が、地下水が漏れた場所の雪が無いことに気づき、その仕組みを発見したという話があります。これも知らなかったまさかの情報ですね。

4.消雪パイプのデメリットは?

地下水タイプの消雪パイプの場合、地下水の組み上げ過ぎによる地盤沈下も懸念されているそうです。これには、上に挙げたような水量を自動的に調整する制御によって地下水を使う量を下げることができたようです。

画像:昭和村野尻地区の消雪パイプ点検の様子
また、継続的なメンテナンスをしないと、正常な消雪機能がなされないという点もあります。正常な動作をするため、現在は消雪パイプのノズル点検を1個1個作業員の手作業で実施しています。写真は点検時の様子です。今後の安全のための作業、作業中の通行は、安全にゆっくりと走行するようにしたいですね!

5.消雪パイプのDIYをする人も!

画像引用:Do it yourself!
雪をどかすという概念ではなく、溶かして無くすという消雪パイプ。自宅でDIYしている人もいるそうです。雪かきをする体力や労力を考えると、いいのかもしれませんね。

いろいろな仕組みやメリット、デメリットもあるようですが、消雪パイプが自宅前の道路にも設置されているという安心感。作業員の方に感謝して、お世話になりたいと思います。

masaki umino

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茨城県水戸市出身。大学卒業後、営業職を経て2017年に株式会社SATORUへ。「地域活性化SHARE BASE プロジェクト」全般を担当。webライター、webディレクター兼任。

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