小上がりはメリット盛り沢山!DIYで洋室に小上がりをつくる!#2〜小上がりの土台完成と勾配の修正〜

安定感は抜群?小上がり土台が完成!勾配の修正はどうするか?

小上がりを組む根太を仕上げ、捨て張り工法を参考に下地合板を乗せていきます。大体の形が見えた所で最大のポイント、「床の勾配」を修正するためのを対処を施していきたいと思います。

1.一定間隔で根太を枠に固定する


小上がりの土台作り
枠の内側の寸法に合わせてカットした2×3材を、枠に固定していきます。床が若干傾斜しているので、ここで重要としたのは枠の高さに合わせて根太を固定する所です。

2×3材も真っすぐにカットされていない場合もあるので、木のクセと傾斜の相性を見ながら根太を枠に打っていきます。

小上がりの根太組み工法
根太の間隔は、上に捨て張りする下地合板のサイズに合わせて等間隔に打っています。

今回は1820×830にカットした12mmの下地合板を縦に4枚、1630×680にカットした合板を2枚横に使ってみます。

2.下地合板を置いてサイズを確認


小上がりをDIYで作る

小上がりをDIYで作る
まずは縦置きする分の下地合板を丸ノコでカットして仮置きしてみます!大体根太の間隔は45cm程ですが、合板の厚みは12mmあるのでかなり頑丈。もう上に乗っても大丈夫です。

上に乗って頑丈さを確かめていると、やはり気になる床の勾配。土台の根太は平行に作ったので、入り口に向かって下がる様に傾斜しているこの部屋では、根太組みした土台がガタガタとシーソーのように動きます。

3.勾配は端材の木材を挟んで調整


小上がりの傾斜の調整

小上がりの傾斜の調整
小上がりの前面左右は、中心が1番高く左右に傾斜しています。上の写真が左側ですが、3cm近く床の方が下がっています。。。これを調整しないことには小上がりを作った意味がないので、木材を挟み固定して調整したいと思います。

ちなみに、下の写真は右側ですが、壁とスキマが空いているのは寸法を間違ったためです。。。ここを間違ったままにすると畳が入らなくなってしまうので、壁と小上がり枠の間に木材を挟み込んで固定し、なんとかアクシデントをカバー。

小上がりの傾斜の調整
小上がりの土台を作った端材を利用して、土台の下に挟み込んでみました。同様に右側にも木材を挟み込めば安定感抜群!

十分安定感を確かめた後に捨て張りの合板を根太にとめていきます。

4.下地合板をビスで固定すれば8割完成!


小上がりをDIY

小上がりをDIY
インパクトドライバーで根太に下地合板を打ち付ければ小上がりの形はほぼ完成です!根太や枠にしっかりビスを打ち込まないと、ギシギシと音がしたり合板に遊びが出来てしまうので、少し面倒でもしっかりとめていきました。

根太に使う木材には、なるべく曲がりの少ないものを選び、床が傾斜してしまっている所には端材を固定して水平を取る事で、下地合板の段差ができないように作る事ができました。

本来は水糸などを使って本格的に水平を取る所ですが、意外と水平器で違和感のないレベルが取れました。小上がりを追加して改めて水平を取る、付け焼き刃のような対処法ですが、従来のフローリングの傾斜角度は違和感を感じずにはいられなかったので、方法としては良かったのかと思います。

さて、この後は枠を付けていよいよ畳を置きたいと思います!

▶小上がりはメリット盛り沢山!DIYで洋室に小上がりをつくる!#3〜小上がりにユニット畳(置き畳)をセット、そのメリットは?〜

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