古民家の外観に美しさを取り戻す!DIYでサビたトタン屋根塗装開始!
外壁の塗装を終えると同時に、玄関にかかるサビたトタン屋根が目立つようになってきました。これはちょっとカッコ悪いので、高所作業に腰が引けながらもトライしていきます!
1.瓦の屋根とトタン屋根の現状
この写真は、2017年の夏頃にドローンで空撮した屋根の写真です。瓦になっている部分とトタンになっている部分がありますが、瓦の部分は比較的新しく、玄関部にかかるトタンの部分は劣化が激しくサビが目立つ状態になっています。
もう少し近づいて見てみましょう。
冬場は瓦の大屋根から落ちて来た雪がこの部分に落ちて来ます。今回は、外壁を塗り終えた後に余計に目立ってしまうトタンの部分を塗装していきます。傾斜とトタンという素材のおかげで雪が落ちやすくなっていますが、その分屋根は滑りやすく、傾斜もあるので少々危険。。。1人の作業だと危ないので、2人組になって作業開始です。
2.下を見ると足がすくむ・・・屋根に乗って下地を整える
塗装のペンキを塗る前に、トタン屋根のおおまかな汚れや剥がれを取り除いていきます。塗装が剥がれている所を整えたり、サビている部分の表面を整えるように削るなどして塗装の下準備に入ります。
意外と使えたのがデッキブラシ、柄も長いので使いやすく、塗装の微妙な剥がれ部分も傷を付けることなく下地を掃除できました。
3.トタン屋根塗装、サビの上から塗っても大丈夫?
用意したのはこちらのペンキ。油性の「アクリルトタンα」です。ここ最近は内装や外壁など木材に対する塗装が多かったので、水性の塗装材料を使う事が多かったのですが、久しぶりの油性塗料の出番です。
心配していたサビの上からの塗装ですが、「サビの上からでも塗れる!」というお墨付きの商品、仕上がりが楽しみです!
油性塗料は粘度が高く密着性も良いのですが、そのままの状態で使うと初心者には少し塗りづらい程粘り気の強い塗装剤です。事前に買ってあった「ペイント薄め液」を使って、ペンキの粘度を薄くして使うと俄然塗りやすくなります。
今回は約6kgの缶(塗れる面積は約42~65㎡ タタミ25~39枚分)を1缶用意して臨みます。狭い範囲をハケで塗ってから、広い面積を一気にローラーで塗る、そんな定石に則って進めていくと驚くほど簡単です。ローラーで塗るときの伸びの良さといったら何とも言えない気持ち良さがあります。
4.程よい輝きが美しいトタン屋根へ
清掃から塗装完了まで約5時間程度で完了!粘度も高くしっかり色も乗ったので、1度塗りで十分ですし、適度なツヤが出てサビも全く顔を出さなくなりました。高所作業は徐々に慣れていきましたが、そんな時こそ油断は禁物、気を張りっぱなしだったので精神的にもどっと疲れる作業でした。。。
油性塗料は密着性が高く乾くのも早いので、ハケやローラーから垂れて放置してしまった部分は若干ムラになりやすいので注意ですね。これで外壁、屋根とある程度格好が付いたかと思います!