改築の歴史も見えて来る、既存の造り付けの棚を取り外して見えたものは?
古民家の各部屋の使い方の検討を重ねた結果、一度造り付けの棚を撤去することにしました!リフォームを重ねて後から追加されたであろう造り付けの棚を撤去してみると、元の構造や今後のイメージも膨らんできます!
1.造り付けの棚の撤去前
今回作業したのは、玄関に入って正面の和室、ここでは人が集まり、お茶のみなどをしていたリビングのような場所であったとのこと。その通り、部屋にあった棚にはたくさんの食器が並べられていました。
まずは何も無い状態にと、食器を片付け掃除をした段階で終えていましたが、よく見てみるとその棚は造り付けになっていて、柱の間にはめ込んであるだけの構造でした。
この棚を外すとどんな風に見えるだろう?と半分興味本位もありながら、もともとあったものに囚われないため外してみる事に!
2.造り付けの棚を外す
特にビスで打たれたり固定されているわけではなかったので、上段と下段に分かれている棚を順番に抜いて行くという簡単な工程で完了!やっぱり見えていない場所は汚れがひどい。。。見た事無い色のホコリやホコリのカタマリがごろごろ。何年分のホコリなんだろうこれは。気を取り直してお掃除です!
3.棚を外して見えて来た事
棚を取り外すと、もともとの構造がなんとなく見えて来ました。薄いベニヤだけで間仕切りされていた空間や、中2階へ続く階段の構造。この古民家に入った時の既存のものは、建築当初からあったものでなく、様々なリフォームやその時代に合わせた改築がなされてきたことなど、歴史が垣間見えます!
4.広々とした空間
改めて部屋を見渡してみると、意外と構造は単純で、現代の家に比べると間仕切り壁も少ない広い空間があることが見えて来ました!今まで既存の物に囚われて柔軟なアイディアが浮かばなかったようにも思えます!まずは僕らのアイディアでここを新しくしていきたいと思います。
5.ご支援、仲間を募集中!
SHARE BASEでは、開放前にご支援、仲間を募集中です。知識は少ないながらも人が集えるような場所にと取り組んでいます。メッセージなどもお気軽に頂ければと思います。引き続き、宜しくお願い致します!
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