古民家の一部屋を漫画喫茶のようにPCと本を置けるスペースをDIYで作っていきます。もともとの構造を生かして自由な発想を盛り込んでいきたいと思います。
目次
1.まずは解体!タンスは巧みに埋め込まれていた!?
まずは使わなくなった洋服ダンスを外します。中身は事前に片付けを済ましていたので、1人でも動かせる程の重さです。
外してみると、タンスの高さまで化粧合板が貼られていました。下の部分は古民家の古い建材が見えて来ます。
よく見てみると、タンスが置かれていた場所にはふすまや障子を走らせるようなミゾがある敷居になっています。従来はふすまや障子などの引き戸がここにあったのでしょうか?タンスは巧みにこのスペースに埋め込まれるように置かれていたのでした。
このままでは味気ないので、タンスが置かれていたくぼみの部分を模様替えして、本棚を作っていきたいと思います。まずはプリント合板を貼っていきます!
2.下地を調整してプリント合板を貼る
背面と床面にプリント合板を貼っていきます。背面は従来の化粧ベニヤ板がタンスの高さまで貼られていたので、下地を平らにするために薄めのベニヤ板を貼って表面を調整しました。
プリント合板をカットして貼るとのは両面テープでもできますが、ボンド、さらにフィニッシュネイラーなどで固定すると安心度が高いと思います。白いプリント合板を使う場合には、ネイラーの頭が白いものを使うと目立ちにくいですね。
さて、場面は変わってこちらの本棚側の向かい側では、PCスペースの作成に取掛かっています。
3.PCスペースは木目が落ち着く杉板を
本棚スペースの向かい側には、階段下のスペースを生かしたPCスペースを作っています。ここには階段の傾斜の角度で作られた壁に、杉板を取り付けて木目が落ち着く壁を作り始めています。寸法、角度を測り、杉板を取り付けていきます。
杉板は、玄関や廊下をDIYで補修した時の余りの材料を有効活用!当初は2×4材、1×4材の端材をタイルの様に貼る案もありましたが、木目と部屋全体の一体感を重視してこの方法に。材料自体も大きいので作業効率もUPしました。
4.イメージを形にしていくのがおもしろい!
古民家を自由に、使いたい用途に向けて改造していく古民家再生DIY。完成した後の楽しさを考えながら作業していると、不思議と疲れも半減します。暑い夏も過ぎて作業もしやすくなって来ました!まだまだ続きます。
▶古民家がマンガ喫茶になる?!プレイスペースをDIY!〜③DIYの本棚を設置するまで〜
5.SHARE BASE 昭和村 ご予約はこちらから
SHARE BASE 昭和村は、福島県奥会津の昭和村野尻地区にあります。歴史ある築150年を越える古民家を、「皆で共有できる秘密基地へ」をコンセプトにした素泊まりの古民家再生ゲストハウスです。
SHARE BASE 昭和村の古民家や庭、蔵など、手つかずの部分がまだまだ残されています。歴史を紡ぐ古民家を、皆の手で工夫しながら残していくという考えのもと、進化し続けることがSHARE BASEプロジェクトの特徴です。是非、昭和村へお越し下さい。
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