古民家の共有スペース、まだまだ進化していきます!
シェアベースの1階には、共有スペースでありながらまだコンセプトに沿ったDIY改造ができていない場所がありました。もっと滞在する人が自由に、そしてリラックスして過ごせる様に、古民家再生の秘密基地づくり、まだまだ続きます。
1.1階のプレイスペースはどんな空間にする?
満を持してとりかかるのが、シェアベースの1階平面図の真ん中あたり、広い大広間の上に接する6畳程の和室です。
古民家のホームシアターのために設置したスクリーンの裏側に位置しています。(スクリーンは手動で上げ下ろし可能。)従来は引き戸で仕切られていましたが、空間を広く使うために引き戸は取り払っていました。従来は特に何が置かれていた、というわけではないのですが、洋服ダンスや多数の人形の置物などがあり、居間や大広間よりはプライベートな空間だったのが伺えます。
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そこには漫画や本、パソコンや麻雀卓などを置いて、いろんな遊びができるまるで漫喫のような空間にしてみようかと考えています。さて、例によって天井、壁の模様替えから入ります。
2.まずは天井から作業開始!
冬の間に、ある程度不用品の整理から洋服ダンスなどの処分、移動を行っていました。
この部屋も、キッチン同様、昭和の頃に流行った模様の入った石膏ボードの天井になっていました。他の部屋と統一感を持たせるために天井の模様替えから始めていきます!
キッチンとは異なる木目の化粧ベニヤ板を使って天井に張り巡らせていきます。もともとの天井の回り縁(まわりぶち)を取っておく事によって、化粧ベニヤ板を貼った後も回り縁で荒い部分を隠す事ができます。
3.1階プレイスペースの構想
まずはこの洋服ダンスを撤去していきます。するとちょうど良く部屋の中にくぼみのあるスペースが生まれます。ここにはDIYで新たに棚を作り、リラックススペースに必須のマンガ本を常設したいと思います。畳でゴロゴロしながらマンガを読む、至福のひと時を。。。マンガだけではなく、雑誌や本、静かな古民家でのんびり過ごせるものを置いていきたいと思います。
マンガ棚の向かい側にある棚には、デスクトップPCを置く想定です。2階に通じる階段の下にあたるため、階段の傾斜を生かしたちょうど良い空間が階段の下に生まれています。高さもちょうど良くカウンターのようになっているので、隠れ家的PCスペースに生まれ変わらせていく構想です。奥会津のスポットや歴史を探るも良し、保存された数々の写真を見るもよし、Bluetoothを利用して、好きなBGMを大広間のスピーカーへ飛ばすことも可能になります。
訪れた人が、それぞれ思い思いに過ごすことができ、思いついたことを行動に移せる。そんな秘密基地のような空間を目指して、オープンした後もシェアベースは発展していきます。
4.SHARE BASE 昭和村 ご予約はこちらから
SHARE BASE 昭和村は、福島県奥会津の昭和村野尻地区にあります。歴史ある築150年を越える古民家を、「皆で共有できる秘密基地へ」をコンセプトにした素泊まりの古民家再生ゲストハウスです。
SHARE BASE 昭和村の古民家や庭、蔵など、手つかずの部分がまだまだ残されています。歴史を紡ぐ古民家を、皆の手で工夫しながら残していくという考えのもと、進化し続けることがSHARE BASEプロジェクトの特徴です。是非、昭和村へお越し下さい。
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