古民家【大広間】の床の貼り替えに挑戦!#3〜床材を貼る前の合板下地張り〜

床材を張る前の下準備!根太に合板の下地材を並べ打ち付けていきます!

古い床を剥がしてほっと息を付くのも束の間、落とし穴だらけになった板の間に床材を張っていくため、まずは合板の下地を張り巡らせて行きます。エア釘打ち機などを使った新しい作業に挑戦していきます。

1.床を張る準備へ

床の下地張り
既存の床の解体を終え、飛び出た釘や接着剤の跡などを綺麗にメンテナンスしていきました。いよいよ新しい床を貼る準備に入っていきます!今回は、
①根太に下地を張る
②断熱シートを敷く
③新しい床材を設置!

という手順で行って行きます。断熱にはスタイロフォームなどの厚みのある断熱材を使用する方法もありますが、今回は施工上や費用上の関係から、材料も余っている断熱シートを使ってみることにしました!古い床材を剥がしてみると、畳の間との敷居は根太から15mmの厚さになっているので、その厚みに合う様に合板と床材を選びました!

さて、購入しておいた新しい道具の出番もやって来ます!

2.合板下地張りに使う道具

ブラックアンドデッカーの電動ノコギリ
合板をカットするための電動ノコギリです。今まであんまり出番がなかったのですが、細かな部分を切り取るのには、丸ノコよりも便利なので出番がやってきました。フィニッシュネイラーとエアコンプレッサー
下地合板を根太に固定するためのフィニッシュネイラー(エア釘打ち機)です。そしてそれを駆動させるためのエアコンプレッサー、そしてバッテリーを準備しています。エアコンプレッサーは物によって、コンセントでの電源供給のものもあります。パシュッ!という音で釘が打たれるのは、始めは怖いですが綺麗に刺さるので快感です。

3.飛び出た部分の施工

古民家の床を剥がす
広い面の部分は、根太に合わせて合板を張って行けばいいのですが、たまにこういった柱が飛び出した部分があります。そのまま合板を差し込むと大きなスキマが出来てしまうので、電動ノコギリを使ってうまくはめ込めるように工作していきます!
電動ノコギリでベニヤをカット
床の貼り替えをDIY
柱の飛び出た分と柱の幅の寸法を計り、電動ノコギリでカットします。少し見えにくい場所の寸法を取るので、端材を使いながら工夫しましたよ。こういう部分は丸ノコだと初心者はあまりうまく切り取れないので、電動ノコギリが便利です!気持ちよくハマりました。

4.フィニッシュネイラーで固定

床の下地張り大体の合板の枚数と張り方を確認したら、フィニッシュネイラーを使って細い釘でバシバシ固定していきます!エア系の道具は便利ですが、使い方を間違うと本当に危険!釘の出る部分を打ち込む場所に押し付けないと、釘が出るトリガーを引けない仕組みになっています。根太の位置をしっかりと把握して打ち込まないと無駄打ちになってしまうので、根太の位置の印などを付けておくと良いと思います。(この時はやってませんが・・・。)床の下地張り下地のサイズが合わない場所は電動ノコギリでカットしていきます。まっすぐ切るだけのがなかなか難しいんですが、多少曲がっているのもDIYのご愛嬌です!

5.合板下地張り完成!

床の下地張り工具にも慣れて来たので、意外と綺麗に下地張り完了です!際の方など難しい箇所は、若干のスキマもできてしまいましたが、床板を張ることには問題ないのでよしとしています。奥の方の色が違っている部分は、DIYならではの採寸ミスがあったので、合板を裏返して臨機応変な対応をした結果です。。。床材を張るまでは強度的にはまだ完全とは言えないので、早めに床材を張る作業に移行していきたいと思います!
▶古民家【大広間】の床の貼り替えに挑戦!#4〜仮置きで完成をイメージ!〜

6.ご支援、仲間を募集中!

SHARE BASEは、築150年以上の古民家を再生し、皆が自由に楽しめる秘密基地を提供することから始まるプロジェクトです。

SHARE BASEでは、開放に向けてのご支援、仲間を募集中です。改修はまだまだ進行中、メッセージなどもお気軽に頂ければと思います。会員費は現在改修の予算に充てさせて頂いております。先行会員の方にはプレゼントもご用意しておりますので、引き続き宜しくお願い致します!
▶What's SHARE BASE PROJECT

masaki umino
masaki umino
茨城県出身。大学卒業後、企業での営業経験を経て株式会社SATORUの創業メンバーとして参画。2017年に福島県昭和村へ移住後、地域活性化プロジェクト「SHARE BASE Project」で自社サービスの開発・運営・管理や各種ディレクション、webライティングを行っている。