昭和村のシンボル、木造校舎の「旧喰丸小学校」が存続!改修予定とその利活用の方法は?
昭和12年に建築された木造校舎の旧喰丸小学校は、昭和55年に廃校となった小学校。坪川拓史監督による西島秀俊主演の映画【ハーメルン】のロケで使用されたこともあり、秋には燃えるようなイチョウの木が多くのファンをこの地に呼んでいます。
映画「ハーメルン」で使用された木造小学校
旧喰丸小学校:工事中正面
フォトジェニックなスポットとしてインスタ映え間違い無しの木造校舎!改修が決定し、2017年の6月より改修工事が開始されています。既に投票は締め切っていますが「Re:旧喰丸小学校」という特設プロジェクトで、公募により施設名称を募集し、今週末の「からむし織の里フェア」で投票結果が発表されます!
▶Re:旧喰丸小学校ホームページはこちら
▶からむし織の里フェアに関する記事はこちら
改修後の活用方法は?
現在、工事は1階部分の解体工事が行われており、ほぼ躯体が見えたスケルトンの状態になっています。2階建ての校舎には、集会室の他カフェスペースを予定していて、カフェを運営する民間事業者へのテナント貸しを募集するそうです!行政として「移住・定住相談窓口」を設ける予定もあるようです。昔の教室の雰囲気を残しながら、映画のシーンを再現したスペースも作るそう。木造校舎の風合いが残されているようであれば、僕達の世代からすれば物珍しい印象もあり、都内でも普及している古民家カフェ、インスタグラムファン層からのフォトジェニックなスポットとして今後さらに話題になるのではと期待は大!
村民のアイディアや想いが詰まった校舎の改修
旧喰丸小学校:工事中背面
校舎の改修に当たっては、多くの村民のアンケートも実施されたそうです。建物内外の活用方法や、改修に当たってどこまで状態を保存するのか等、村民のアイディアも募っていたそうです。費用等の面もあり、そもそも改修をすべきかどうか、取り壊しをする話もあったそうですが、個人的にはアイディアを詰めて再活用したスポットができることは楽しみに感じています。
工事完了は2018年の3月
工事完了は来年の3月の予定だそう。旧喰丸小学校だけではない見所満載の昭和村は、新しい観光スポット、遊び場としてしっかりcheckしておきましょうね!