壁紙を貼る下地が整ったら、いよいよ壁紙張りへ!どんな壁紙を、どこから貼る?
古民家の広いキッチンスペースに壁紙を貼っていきます!一度壁紙の張り替えはした事がありますが、場所によって条件は異なるもの。貼り始める場所はどこからがいいのか?素朴な疑問とぶつかりながら進めていきます。
1.壁紙を貼る下地の最終確認
前回下地調整をした化粧石膏ボードの表面の確認をします。ミゾを埋める為のパテ塗りをした箇所は、サンダーで滑らかに整えてあります!サンダーをかけた後の表面の削り粉は、壁紙の粘着性を弱めてしまうので事前に拭き取っておきます。下地の調整はこちらの記事でご紹介しています。
▶壁紙(クロス)を「貼る前にしておく」大切なこと!化粧石膏ボード下地に壁紙(クロス)をDIYで張る!
上の記事ではご紹介していない、ちょっとした細かい所や応用はこちらで補足してみます。
クッションフロアや漆喰塗りの時もそうですが、何か上に塗ったり貼ったりするときには、表面のホコリや汚れを取り、整えておくというのが基本ですね!さて、今回もお世話になります「壁紙屋本舗」さんの壁紙です。
2.使う壁紙はこちら!
移住当初に離れの壁紙を貼り替えた時にも使いました、「壁紙屋本舗」さんの壁紙です。今回も白の無地のものを選定しました!
壁紙屋本舗ののり付き壁紙は、貼付ける工程が少なくて非常に楽。一度貼って曲がっていたりしても、のりが乾く前に早めに修正すれば貼り直せます。そして、のりを保護しているフィルムには、10cm単位でのマスメモリがふってあるので、大きさを測る時の目安になります。もちろんカットもハサミで十分です。
壁紙の貼り方の基本は、以前の離れの壁紙の張り替えで学んでいるので、ここでは貼り方については割愛させて頂きます。
▶だれでも簡単にできる?!壁紙の張り替えをDIYでやってみた!
上の記事ではご紹介していない、ちょっとした細かい所や応用はこちらで触れてみたいと思います。
3.壁紙はどこからが貼り始め?
いざ貼り始めよう!と思った時に、ふと立ち止まります。
「どこから貼り始めればいいのか」
離れの壁紙を貼り替えたときは、貼り替える壁のほとんどの面が全て柱で区切られていたので、どこから貼り始めても一緒だったんです。が、今回は壁の範囲が広く、壁紙同士を継ぎ合わせる工程も多くなります。とりあえず広い所から貼ればいいかと思いましたが、基本的には「右利きの人は部屋の右側から貼り始める」というのが基本のようですね。
ということで最初の面を決めてから、右隅から貼り始めていきます。
4.無地壁紙の場合は端材を上手に使って・・・
無地の壁紙の場合は、方向や柄をあまり気にしなくても良いので、切り離した壁紙の端材を使って楽に施工することもできます。写真では手前の戸の上の部分、およそ5cmほどの狭いスキマですが、ここは広い面の壁紙を貼った時の端材を使って張り込んでいます。
上端、下端は生のりが付着しやすいので、適宜拭き取りながら作業をしていくとのりが固まらずに綺麗に仕上がると思います。拭き取る時は、スポンジを使うとふきんよりも圧倒的にラクです。
5.コンセント周りは雑になっても大丈夫?
キッチンスペースということもあって、壁面にコンセントが多く付いています。コンセント周りはカバーを外して器具の周りをくりぬく様に取って行きますが、最後にカバーをするので多少雑になっても問題なし!(※コンセントプレートで隠れる範囲より広く切らないようにだけ気をつけましょう!)
6.あんまり見ないけどこんな場所も・・・
あまり見かけないかもしれませんが、古民家の場合、後から増設した電気配線類がいきなり壁から飛び出ている所があったりします。これがあまり参考になるサイトがなかったのですが、何となく十字に壁紙を割いて抜き出してみました。他にもコード類は壁内配線になっておらず、柱を這わせる様にして収めているケースが多々あります。
下地10年、貼り5年と言われる通り、初めてシールパテを使って下地調整をして壁紙を貼りましたが、後日見てみるとやはりパテを塗った部分はうっすらと跡になって出て来てしまっていました。。。難しいですが、DIYレベルなら良しとしておきます!漆喰塗りよりは何倍も楽かな・・・?