茨城県で登山初心者でも安心の低山ハイク! 城里町にある鶏足山の見どころは?

低山でも十分登山を味わえる!茨城県城里町の「鶏足山(けいそくさん)」は、首都圏に住むファミリーにもオススメ!

キャンプに海水浴など、自然を生かしたアウトドアスポットが数多くある茨城県。筑波山などの有名な山の注目度が高いですが、初心者にもウレシイ里山の低山ハイクももちろん選択肢の一つ! 今回は、そんな初心者向けの低山スポットをお探しの人必見の、茨城県城里町の鶏足山(けいそくさん)の見どころをご紹介!

茨城県で登山初心者でも安心の低山ハイク! 城里町にある鶏足山(けいそくさん)。


茨城県で登山初心者でも安心の低山ハイク! 城里町にある鶏足山(けいそくさん)。

茨城県城里町にある鶏足山は、標高430mの低山。(一般的に標高1,000m以下が低山と呼ばれている。)茨城県と栃木県の県境にある山で、周辺はかつての弘法大師の修業の場として知られています。

低山と侮ることなかれ。空気の澄んだ日には、東に太平洋、西に日光男体山・釈迦ヶ岳、南に加波山・筑波山、北に那須連山・大子男体山が見える上、条件さえ揃えば富士山や浅間山まで見える絶景が楽しめるんです!

茨城県で登山初心者でも安心の低山ハイク! 城里町にある鶏足山(けいそくさん)。

登山口の付近には広々とした駐車場があり、トイレも備え付けられています。大人の足なら往復で3時間とかからないので、行きでトイレを済ませておけば安心です。

駐車場付近には、地元の人たちが営む野菜の直売所もある。
駐車場付近には、地元の人たちが営む野菜の直売所もある。

登り始めは緩やかで足場も良い。


登り始めは緩やかで足場も良い。

山へと向かうと、お茶の畑がずらりと目に入ります。実はここ城里町はお茶の産地。水戸黄門がお気に召されたという薫り高いお茶「古内茶」が生産されています。季節によっては、その手入れの様子が見れるかもしれませんね。

登り始めは緩やかで足場も良い。

鶏足山の登り始めは、整備された砂利の道で、比較的緩やかなためウォーミングアップとして最適! 標高が高くなるにつれて登山道が急斜面になり、険しくなっていくのが特徴なので、最初が楽だからと言ってペースを上げてしまうと、あとあと後悔しかねません。。

低山でも本格的な登山道が楽しめる!


低山でも本格的な登山道が楽しめる!

登山道も中腹に入ると、ゴツゴツとした石や枯れ木、小川などが流れ本格的な登山道を楽しむことができます。低山とはいえ、トレッキングシューズや服のレイヤーなど、しっかりと装備をして臨むのが◎! トレッキングポールがあるとより楽になりますね。

低山でも本格的な登山道が楽しめる!

頂上が近づいてくると、斜面がみるみる急になっていきます。ついつい先を急いでしまいがちですが、こまめに休憩を挟んで登るのがポイント。下手すると大人よりも体力がある小学生以上の子供なら、頂上までは意外とスイスイ登っていけちゃいます。

山頂は見晴らし最高!ビギナーでも安心の低山ハイクは鶏足山(けいそくさん)で。


山頂は見晴らし最高!ビギナーでも安心の低山ハイクは鶏足山(けいそくさん)で。

山頂へは子連れで約1時間半〜2時間程度。視界が開け、ベンチとテーブルが備え付けられています。ここでお昼ご飯を食べたりコーヒーを飲んで、頂上まできた喜びを噛み締めます!

山頂にはノートがあるので、登山の思い出に一言書いておくと、今度来るのが楽しみになる。
山頂にはノートがあるので、登山の思い出に一言書いておくと、今度来るのが楽しみになる。

そして、山頂から250mほど歩いたところには、さらに視界が開けた見晴台があります。ここでのご飯やコーヒーは最高! しばらく景色を楽しんでいたいスポットです。

晴れた日は展望が素晴らしい。低山とはいえ本格的な山の景色が拝めるのが嬉しい。
晴れた日は展望が素晴らしい。低山とはいえ本格的な山の景色が拝めるのが嬉しい。(写真は春頃に訪れた時のもの)

山頂は見晴らし最高!ビギナーでも安心の低山ハイクは鶏足山(けいそくさん)で。
茨城には登りたい山が数多くあるものの、まだまだ低い山から練習していきたい、家族と一緒に登山がしたいという時には、鶏足山のような低山ハイクにチャレンジしてみるのも良いかもしれません。レベルに合わせた山で、気持ちよく登山できれば最高ですね!

近くにはホロルの湯などの温泉施設もあるので、登山で汗を流した後はお風呂に浸かって帰るというのもオススメ! ぜひ初心者向けの低山スポットをお探しの方は、チャレンジしてみて!

【鶏足山(けいそくさん)スポット情報】

〈駐車場〉〒311-4405 茨城県東茨城郡城里町上赤沢265-1番地


masaki umino
masaki umino
茨城県出身。大学卒業後、企業での営業経験を経て株式会社SATORUの創業メンバーとして参画。2017年に福島県昭和村へ移住後、地域活性化プロジェクト「SHARE BASE Project」で自社サービスの開発・運営・管理や各種ディレクション、webライティングを行っている。