木工の綺麗な仕上げに便利!ダボ埋めのやり方とコツは?
いろいろなDIYに挑戦しているシェアベースですが、木工でのダボ埋めについての紹介をしていなかったので、教わった方法を記録すると共にご紹介したいと思います。
1.ダボ埋めってなに?
この木材同士、ビスが無いのにどうやってつながってるんだろう?と思った時はありませんか?綺麗に仕上がった木工製品は、ビスが目立たない様にダボ埋めされているものがほとんど。
インパクトドライバーも上手に使ってビスが打てるようになったけど、ビスが目立って仕上がりがイマイチ・・・という時に、仕上がりをワンランクアップさせてくれるのがダボ埋めです。今回は村の元大工さんに教わったダボ埋めの方法をご紹介していきたいと思います。
ちょっと一手間加えるだけで、こなれた感じにもなるので、覚えておいてソンはないと思いますよ。
2.ダボ埋めのやり方とポイント
用意するものは、
・インパクトドライバー
・ダボ錐(直径10mm)
・ダボ用木材(直径10mmの丸棒)
・木工用ボンド
・カナヅチ
・片刃ノコギリ
アイテムが準備できたら早速やってみましょう!
①ダボ穴を空けてビスを打つ
まず、インパクトドライバーにダボ錐を取り付けて、接合したい木材にダボ穴を空けます。木材の厚みに対して深すぎると強度が弱くなってしまうので注意。(今回は深さ1cm程になるダボ錐を利用)穴に向けてビスを打ち、木材を接合します。
②ダボ穴にボンドを入れる
ビスを打った穴に、溢れない程度の木工用ボンドを入れておきます。
③ダボを入れる
ダボ穴にダボを入れていきます。今回は10mmの丸棒を入れていきますが、販売されているもの、ダボを作るための工具もあります。
当初は穴と同じ分の深さに木材をカットしておいてから入れるものと勘違いしていましたが、ある程度長さがあるまま穴にカナヅチで叩いて入れていきます。この時、先端を丸めたりしておくと曲がらずに入りやすいようです。ダボにする丸棒は、写真よりも短めにカットしておいた方がやりやすいと思います。
④ダボをカット
ダボが入ったら、余りの部分をカットしていきます。この時のポイントは、片刃ノコギリを使うところ。写真のように木にあてがう様にしてカットするので、両刃のノコギリだと他の部分を傷つけてしまう恐れが有ります。
刃を水平にしてカットしますが、最後にダボが折れてしまわないように注意。
⑤ヤスリで表面を整える
カットができたらヤスリで表面を整えて完成!自分で木材からダボを切り出すと、木目の方向などを合わせることができて、より綺麗に仕上がるそうですよ。
3.ダボ埋めをマスターして1ランク上のDIY!
ビスだけで打つより手間はかかりますが、安定してビスも打てて仕上がりも綺麗になります。最初はインパクトでビスを打つだけでも木工製品は完成しますが、こういった仕上がりの綺麗さ、使う人がビス頭に衣服をひっかけないようになど、使い勝手の面を考えても大切な一手間になると思います。思った以上に簡単なので、何かを作る機会があればチャレンジしてみましょう!
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